ハイデガーシンポ 『存在と時間』その翻訳を巡って聴講録

 個人的には英米なので、ハイデガーは門外漢だが、素読に対する換言でテストする現代文教育では、ハイデガーから翻案された思想表現が極めて肝要。  そこで今年は『存在と時間』の少なくとも5つの和訳文(辻村、細谷、桑木、熊野、高田)を比較対照していたのだが、高田珠樹訳(作品社)が、従来訳にはない、明らかに文意を汲んだ素直な日本語訳文となっていて、日本のハイデガー受容の新たな歴史を感じさせた。  ちょうど読み込んでいた『存在の解釈学』の斎藤元基氏、池田喬氏と、訳者の高田珠樹氏がシンポをされるということで聴講。  あえて一文で要約すると、〈ハイデガーにより《換言》させられた翻訳〉といった内容であった。実況ツイートをはじめ、関連ツイートをまとめておく。 続きを読む
人文 哲学 存在と時間 現象学 翻訳 ハイデガー
7
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ということで、支度ができたから、そろそろ東京へ。英米の門外漢の私が日本の現代ゲルマニストたちの会話についていけるかは未知数facebook.com/kaoru.ohmoto/p… なのであるが。早めに出るので新宿でステーキをたべるか、神保町のいもやの天ぷらをたべるか迷い中(^-^)/
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ゲルマニストの聖域についた笑(^-^)/ pic.twitter.com/Dce1MPpPoL
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
シンポ会場のドイツセンターの図書館についた。よい感じの大きさね(^-^)/ pic.twitter.com/FoxI2dIQGL
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
配られた資料レビュー中。最近こればかりやっていた、ハイデガーの邦訳文例の比較集になっているようだ。 pic.twitter.com/VreCRax6lw
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
存在の解釈学の斎藤元紀氏の「翻訳の解釈学」も資料にあった。 pic.twitter.com/goVDbalSzw
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ハイデガー翻訳シンポ始まった(^-^)/ pic.twitter.com/iYoOpT9DEt
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ハイデガーが日本だけ翻訳が乱立したのは、じつは敗戦国優遇で日本だけ版権がフリーなためという話をされている。 pic.twitter.com/60CsBCDb4s
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ドイツ語の授業のようだとおっしゃりながら、訳文比較の話。現存在は単なる存在者とは異なる、という長い分。熊野訳では現前といれて現代哲学を挑発する訳語だが、多くのハイデガー研究者が違和感を表明している。 pic.twitter.com/9mPlBWXg2x
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
現存在の対立語である存在者という訳語だが、高田さんはどうも好きにならない、という。
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
今度は高田訳の特長、存在相上という訳語。斎藤さんから今回質問された。オントロギッシュの対語のオンティシュだが、存在してる限りといったことだが~、最初は面と考えた。存在的と有的がしっくりこない、会場爆笑。 pic.twitter.com/e3T1Vdk38s
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ゾルゲに言及する前の文意もゾルゲが踏まえられてると訳すと日本語がすっきりした。これは村上春樹の近作で取り入れられてる観点と似てるという。 pic.twitter.com/N7Vp0b3uyU
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
自分があることが気になる、不安だが、まだ存在論にいたらない。だから和訳では端的になるという部分、話が濃すぎて時間超過中(^-^)/ pic.twitter.com/Hr9XD6Z4HQ
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
時間超過してるが第二例文の翻訳比較。この翻訳比較、いくら時間があっても足らなくなるのよ、わたしなんか数日で一文、翻訳比較したりするから。 pic.twitter.com/YXqct31Bdb
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
熊野訳は、~は、すなわち~が少なくなったが、~ということであるが多い、バカボンのパパみたいに何でもであるにする、会場爆笑(^-^)/ pic.twitter.com/udAM9wYHOF
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
松尾訳の、のぼせよう、というルビはいいよね、と。 pic.twitter.com/cMljNYMSUO
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
目配りが届く範囲の箇所の旧訳語の比較。 pic.twitter.com/FVAR4grG2M
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
20分オーバーしてるのでまとめ中。最近は学部生が原文にあたらず訳文で話すようになった。それを意識したパラフレーズを多用した。 pic.twitter.com/QAyJXbUbk5
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
司会者によるまとめ、翻訳は説明である、日本語としてイメージのわく訳文にする云々。休憩タイム。 pic.twitter.com/AqKAXuEpcp
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
池田喬さんのハイデガーを日本語に翻訳するとは、というセッションスタート。哲学の翻訳をテーマに研究されている。 pic.twitter.com/A5mOiam2w2
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
翻訳論、翻訳の哲学からハイデガーの新訳を検討するとのこと。 pic.twitter.com/EMNd1X82bz
拡大
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ハイデガー自体はアレテイヤなどギリシャ語を、ブラトニズムである意味訳ではなく、逐語訳でプラトンを拒否してるのではないか。
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
意味訳の代表はキケロ、逐語訳の代表はヘルダーリンである。 pic.twitter.com/ywGtFCKTDx
拡大
残りを読む(94)

コメント

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri 2014年11月26日
リード文を加筆しました。
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri 2014年11月27日
リード文を推敲しました。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする