岡田育「AO入試どうこうよりも卒業を厳しくすることが大切」

岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

タイムラインがお盛んなので一度だけ書いてみるけど、この国でここまでAO入試が叩かれやすいのって「受験勉強をせずに有名大学に入れてしまう」から、というのは、昔から変わっていないのかなー。私は大学はもっと「卒業する大変さ（在学中に課せられるものの厳しさ）」で評価されるべきだと思うが。

岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

続）断っておきますと、私は黎明期に「進学塾の論文指導は無意味」「いくら輝かしい活動実績があっても面接官の印象次第では評価されない」「いわゆる優等生タイプには不利」などとさんざん脅された挙句、記念受験の感覚でAO入試受けて進学した者ですので、近年の対策予備校のことは全然知らんです。

岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

続）当時、同じ大学の別学部の推薦入試枠を狙っていた子たちに「そっちの学部にはそんな受験方法もあったなんて！　ズルい！」と言われることもあって驚いたのだけど、驚いたのは彼らが、志望や専攻や教授の顔ぶれなどいっさい抜きに「その大学に入れれば何でもいい」って発想なんだなー、ということ。

岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

続）そんなこんなで進学した自分の出身校について私が今もなんとなく引け目を感じているのはとにかく「卒業がラク」だったからですよ。入学方法じゃなくてね。あんな楽勝科目ばかり履修してた奴でも同じ学歴かよ、と思うことあったし、別の人からは私もそう思われているはずだ。大人になって痛感する。

岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

続）「舌先三寸で大学受験を終えた」ことは今も引け目に感じないし、テレビのオーディション番組なんかは大好きで観てる連中が何言ってんの、筆記試験だって真の実力なんか測れっこないだろ、と思うけど、「卒業がラク」のほうは気にしてるね。海外の研究職の人と話すとき目が合わせられない程度には。

岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

続）いやしかし本当「ちっちゃな頃から高学歴だが、敷かれたレールの上を走るのが嫌で、けものみち的才能もまぁ無くは無いけど、厳しめの現実と対峙するとなると力不足で、二十歳過ぎたらなぜか喫茶店でバイト（程度の時給で暮ら）してる」って人材が……多いよね……ええはい、私のことですけど……。