2014年11月29日

フトマニ2014.11月 本覚なんかしてる場合か?

フトマニは私的メモです。Favからで文脈が切断状態です。話題ごとに整理していないので、何のことかさっぱりかも(^-^)/ 11月は主に、日本の戦後が「英語調」に、他者やリビドーや経済といった「物自体」を「換言」しようとさせたが、そんな「本覚」は可能だったのか、という話をしようとしていたようです。 24日のハイデガーシンポの話題も、前期ハイデガーの「翻訳の解釈学」が構想させた『存在と時間』という「事柄の換言」を、いわば英語調が日本語に換言的翻訳をさせてしまった、という話になっていました。シンポ聴講録は別のまとめへhttp://togetter.com/li/749961
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ツイートまとめ@FB(^-^)/ 転回後から語りだすザラデルでは、ハイデガーは朝の爽やかさだ。facebook.com/kaoru.ohmoto/p…

2014-11-30 10:29:13
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ところで、夜は転回前、朝は転回後で、より生活感のある気分になると冒頭に語ったのだが、当然、わたしは昼夜逆転が日常なので、転倒して転回前の夜が主題になったりしているらしい。しかし、転回後から語りだすザラデルは朝の爽やかさだ。

2014-11-30 10:21:09
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ザラデルはリクールのハイデガーが無視したヘブライというテーゼからハイデガーの外部化に言及していくのだろうが、存在論から転回後に形而上学の歴史に拡張され解消される螺旋の中で、ギリシャ語よりドイツ語という動態への着目はなかなか面白かった。 pic.twitter.com/fZvYJ6VaW0

2014-11-30 10:14:50
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

斎藤元基氏がシンポで発表した「翻訳の解釈学」とは、解釈学が言語から事柄を取り出す換言を見出す、といったものだったのだが、しかし事柄はそれだけでは記憶できない。そこで登場するのがザラデルが螺旋として取り出すハイデガーの転回なのだろう。換言は記憶の対立項だったのだ。

2014-11-30 09:59:32
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

高田珠樹氏がハイデガーが強いる換言的和訳が、村上春樹と似ていると語っていたが、村上春樹の作風は、自分の作品史に自己言及する螺旋のようになる。つまり自分で書いた文(章)を反芻するのが主題となるのだが、ハイデガーの転回はこうした螺旋が見事なのだろう。

2014-11-30 09:47:54
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ザラデルは、転回の複合性を論じている。しかし、簡単な話で、プラトンによる発明とは一言一句を覚えられないから、文字や書物にするというものだ。文章どころか、一文ですら書き留めなければならない。名前以外は覚えられない。非常に身近な話なのだ。 pic.twitter.com/TkTfeNoJ0r

2014-11-30 09:44:13
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

もちろん、転回後からハイデガーを煩悶のように見下してしまうからというよりは、ハイデガーが存在論から転回後の形而上学の拡張によって迫った追想を、喩の動態として明確に取り出すから爽やかだ、ということなのだが。 pic.twitter.com/Xotn639jHi

2014-11-30 09:26:08
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

復習すると、先日の高田珠樹氏のシンポは、ゾルゲどころか転回を踏まえて、ハイデガーが志向した換言を和訳で成就する、という問題提起だったのだが、ザラデルは転回以降の話ばかりになり、和訳により換言を果たした『存在と時間』より、はるかに身近に感じられる。

2014-11-30 09:16:14
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ハイデガーは本来、かなり身近だ。しかし転回前のハイデガー、つまり『存在と時間』の乱立する和訳と、和訳による換言によって転回の先取り、という話ばかりだと、たとえ身近でも、どこか遠くの話に思えてしまう。斎藤元基さんの前期ハイデガーの立論も私には夜の読書向き。

2014-11-30 09:07:37
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

本は同時並行に数冊の癖があって、最近は夜間は転回前のハイデガー関連、深夜はなぜか経済学、そして朝にマルレーヌザラデル『ハイデガーとヘブライの遺産』amzn.to/127H8oz で爽やかな気分になっている。この本、いかに転回後のハイデガーが身近かを実感させてくれる。

2014-11-30 09:05:39
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

おなじ予型論もどきなら、まだザラデル『ハイデガーとヘブライの遺産』のハイデガーには第二の転回がある、という予型論twitter.com/sunamajiri/sta… の方が、柄谷のような起源論より有効に見える。結局、人と人だけの囚人のジレンマ理論は、予型論にもならない。

2014-11-29 04:16:54
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

おそらく、アメリカンリベラルアーツの悪徳というのは、柄谷行人がうるうるしてしまうような、預言的プラグマティズムfacebook.com/kaoru.ohmoto/p… だが、そんな頽落、千坂さんが端的にカルトtwitter.com/sunamajiri/sta… と言ったものに、意味があるのかね?

2014-11-29 04:11:38
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

変動相場制を囚人のジレンマ、つまりゲーム理論金融として捉えると、なぜか浜田宏一のような神話語りに陥り、ハイデガリアンのいう語りの頽落の必然性から存在が喪失されるということのようだが、浜田の吸収した悪しきアメリカンリベラルアーツって、浜田にゲーム理論しか授けなかったの?

2014-11-29 04:01:11
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

この、解釈=換言の永続性というのは、まるでユダヤ教のラビみたいで、その点、この本のように、ヘブライの遺産に沈黙したハイデガーは、まるでユダヤ教のラビみたいだ、という解釈が出てきたりするのだ。twitter.com/sunamajiri/sta… @bezokuGon

2014-11-27 15:05:55
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

それと同じで、翻訳=換言も機械的にという人ほど、国語テストの換言で反応しかできなくなってしまう。どうやら、形式化というより、芋っぽいハイデガーが言うように、事柄自体が常にアップデートされながら言い換えられなければならないものらしい。(続)@bezokuGon

2014-11-27 15:01:19
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

音楽ではジャズのアドリブは、意味脳の働かない統語脳的な活動twitter.com/sunamajiri/sta… なんだそうだが、そのアドリブを修得するときに、安易にジャズ理論というと手も足も出なくなる。(続)@bezokuGon

2014-11-27 14:59:21
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

その点で、翻訳の実践理論は英米から来たほうが、日本語が軽くなるらしい。ただ、循環というのは形式のことだけど、機械的に形式化して人生が分かるわけでもないように、理論だけではなかなかな、言い換えとしての翻訳になっていかないものらしい。(続)@bezokuGon

2014-11-27 14:57:44
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ハイデガーなんてドイツ人の中で一番芋臭い文を書く人だ。ルター聖書が重たすぎるのか、ライプニッツがギリシャの単語だけしか受け取れず、代数学しかできなくなったり、洗練させようとするとニーチェのニヒリズムになったり、どうも日本語には馴染まない。(続)@bezokuGon

2014-11-27 14:57:25
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

先日のハイデガー翻訳のシンポも、雑感facebook.com/kaoru.ohmoto/p… で強調したが、英米的感覚がハイデガー翻訳に流れてこそ、英米以上に日本語でハイデガーの言い換えが成功した、ということなんだと言えそうだしね。(続)@bezokuGon

2014-11-27 14:56:42
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

その本いいよね。翻訳実践自体というならその姉妹編の柴田元幸もいいよ→ amzn.to/1xUTtZ7 ぶっちゃけ芋臭いドイツ人やねちっこいフランス人より、英米から翻案する方が、漱石でも春樹でも日本語を軽くするのだ。(続)@bezokuGon

2014-11-27 14:56:24
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

その『存在と時間』へ至る、ハイデガー自身の「翻訳の解釈学」では、ライプニッツの逐語訳では、あれじゃ多義語に陥り、言い換えでもしなければ何言ってるかわからないじゃないか、ということもあるようだが、それによる途轍もない勘違いってニヒリズムだったりしそうだからね。@bezokuGon

2014-11-27 12:42:53
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

どうもハイデガーはラテン語の文法学やライプニッツの単語訳が、何か途轍もない勘違いを引き起こすから、アリストテレスがニコマコス倫理学で言う「半分一寸直感が合っていたら」それで言い換え続ける、という「翻訳の解釈学」を実践してたみたいね。先日のシンポの主題だったよ。@bezokuGon

2014-11-27 12:33:13
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

デニーズの店員さんが何を熱心に読んでるんですか?というので、なぜか今哲学書の新翻訳ブームで、この四半世紀ぐらいで無教養が世の中に浸透したが、その間考えられたことを読み取れるか試してる。その間に安倍さんみたいのが出てきたでしょと言ったら、やっぱりそうなんですね~、と妙に納得された。

2014-11-27 07:42:11
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

それは、ハイデガーが存在論として、翻訳の解釈学を遂行する途上も、すべてゾルゲを踏まえているとしなければ、日本語に換言できない問題として高田珠樹氏により提出された点なのだが、村上春樹にまたしても戻らなければならないのが、私は辛い。ww

2014-11-27 04:26:54
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

高田珠樹氏の講演では、『存在と時間』の新たな換言的翻訳という新地平には、村上春樹(は好きでないとおっしゃっていたが)の近作では、より具体的にこれが展開されている、という比較文学になっていたのが最も興味深かったのだが、じつは私は春樹の近作を回避してハイデガーをよんでいたのだ。

2014-11-27 04:25:21
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