アドヴェント(クリスマス前)の風習とお菓子の話

クリスマス前の約1ヵ月間「アドヴェント」の風習と、アドヴェント&クリスマスにまつわるヨーロッパの伝統的なお菓子のお話…すいちゃん(スイーツたん)とカレン(教会暦たん)のコラボです♪
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メルヒェンさんのアドヴェントのお話

教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

#SoundHorizon#メルヒェン さんことHerr Friedhof先生 @Sh_Marchen が、 #アドヴェント について解説していらっしゃいますねΣ(*・◡・*) 私は用済み…

2014-12-01 17:26:31
メルヒェン @Sh_Marchen

アドベントとは、クリスマスの前に行われる準備期間のような物でね。クリスマス前の四週前から始まる。ギリシア等、地域や宗派によっては六週前から始まるところもあるが、これは元々、アドベントが六週前から始まっていた名残でね。そちらの方はあまり知らないから、四週の方だけ説明させてもらうよ

2014-12-01 16:00:19
メルヒェン @Sh_Marchen

では、アドベントとは具体的に何をするのか。以前説明した物だと、一番分かり易いのはアドベントキャンドルだね。紫が3本、ピンクが一本の全四本の蝋燭でね。

2014-12-01 16:10:52
メルヒェン @Sh_Marchen

基本的にアドベントクランツ……。君達にわかり易く言うとクリスマスリースにキャンドルを付けたものと言った方が分かり易いかな。そういった形で綺麗に飾った物を使うのが主流だね。

2014-12-01 16:12:48
メルヒェン @Sh_Marchen

蝋燭を付けるなら、当然そこに火を灯す。では、何時灯すのか

2014-12-01 16:15:46
メルヒェン @Sh_Marchen

実はこの四本の蝋燭。付けるタイミングがそれぞれ違くてね。アドベントの期間中に4回訪れる日曜日に、一本づつ火を灯す蝋燭を増やしていくのさ。例えば、アドベントの始まりである昨日は一本。来週の日曜日には、昨日灯した蝋燭と、新たに灯した蝋燭の二本。再来週は三本と言う感じでね

2014-12-01 16:20:38
メルヒェン @Sh_Marchen

先程の説明で気付いた子も居るだろうが、蝋燭はずっと灯しているわけではない。教会では礼拝の間のみ灯され。家庭では、食事の時や、祈りを捧げる時、来客があった時など、違いがあったりするね。この結果、蝋燭は一番初めに灯した蝋燭が短く、最後に灯した蝋燭が長いという階段式になるのさ

2014-12-01 16:28:18
メルヒェン @Sh_Marchen

アドベントキャンドルには、紫が三本に、ピンクが一本と言ったね。当然、色と灯すのタイミングが違えば、それぞれの蝋燭には一つ一つ意味と呼び名が発生する

2014-12-01 16:37:44
メルヒェン @Sh_Marchen

何故紫なのか、まずはそれを説明しようかな

2014-12-01 16:41:22
メルヒェン @Sh_Marchen

クリスマスの準備期間。こういうと、君達には楽しくワクワクするものに感じると思うが。実は、アドベントとは断食と悔改めを行う期間でね。君達の想像する物とは少々違うのさ。そもそも、クリスマスの概念が違うからね。君達のクリスマスも、僕は嫌いではないよ

2014-12-01 16:49:09
メルヒェン @Sh_Marchen

この断食と悔改めの期間。教会でも祭服や祭壇布が紫色へと変わる。蝋燭と一緒だね。これは、紫が悔い改めの意を表す色だからさ。他にも、嘗て紫の着色が難しく、高価な色とされていたからと言う考えもあるようだ。高価な物を捧げる……これは何処にでも見られる事だね

2014-12-01 16:58:03
メルヒェン @Sh_Marchen

では、ピンクは何か。これも単純で、ピンクの使う日が断食が終わる日だからさ。紫ではなく薔薇を意味したピンクを。カーニバルの薔薇の水曜日と似た感じだね。

2014-12-01 17:02:10
メルヒェン @Sh_Marchen

色の説明はこれで終わりだね。次は、キャンドルの意味を説明しようか

2014-12-01 17:04:59
メルヒェン @Sh_Marchen

まずは、昨日灯された第一の紫色の蝋燭。 これは「預言のキャンドル」と呼ばれていてね。意味は希望。預言で希望が生まれる云々のアレだね。

2014-12-01 17:15:20
メルヒェン @Sh_Marchen

来週灯される、第二の紫の蝋燭。これは 「天使のキャンドル」と呼ばれ、平和の意味がある。キリストの降誕を告げ云々とやらだ。気付いた子も居るだろうが、アドベントキャンドルの名前や意味は、キリストが生まれるまでの大雑把な物だね

2014-12-01 17:20:09
メルヒェン @Sh_Marchen

再来週に灯される、第三のピンクの蝋燭。実は、断食が終わるのは最後では無くてね。三本目がピンク色のものになる。 呼び名は「羊飼いのキャンドル」で、意味は喜び。最初にキリストの降誕を告げられたのが羊飼いさ

2014-12-01 17:25:06
メルヒェン @Sh_Marchen

そして、最後の第四の紫の蝋燭。 「ベツレヘムのキャンドル」。意味は愛。ベツレヘムはキリストの生まれた地だね。このベツレヘム。ユダヤの地にあるのだが、此処では日が沈むと、次の日とされていてね。それ故に、24日の日没後は25日とされ、基本的に25日の夜より、24日の日没後に祝われる

2014-12-01 17:33:34
メルヒェン @Sh_Marchen

余談だが、アドベントキャンドルに四本の蝋燭の他に、白い蝋燭が追加されて五本になっている事がある。この白い蝋燭は、キリストの生誕日。主の日に灯す物でね。24日の日没後に灯されるのさ

2014-12-01 17:38:58
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

Guten Abend, Herr Friedhof, Grüß Gott! 素晴らしい解説をありがとうございます(*・◡・*)♪ @Sh_Marchen

2014-12-01 17:50:53
メルヒェン @Sh_Marchen

ちなみに、クリスマスと言う言葉は、 Christのmass。キリストのミサと言う意味からなる。某クソ生意気な後輩のあのあだ名。クリス・マスオは案外区切り方は間違っていないのかもしれないね?ふふふ

2014-12-01 17:50:18
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

ノエルさんですね…(*・◡・;) RT @Sh_Marchen 某クソ生意気な後輩のあのあだ名。

2014-12-01 17:55:23
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

クリスマスは、仏語ではノエル、イタリア語ではナターレ…これはラテン語のnatalis(形容詞「誕生の」)から来ています。ドイツ語ではヴァイナハテン、聖なる夜という意味ですが、何故か複数形になっています。北欧諸語ではユールといい、ゲルマン神話時代の祭の名前が残っています。

2014-12-01 18:03:30

スイーツたんのアドヴェント&クリスマスお菓子のお話

スイーツたん @sweeeets_tan

今晩辺りカレンちゃん(@kalen_kirche )からのパスを受け取って、アドヴェントとスイーツの話を少しするよ(*`・ω・´) お楽しみに(ºωº) #クリスマス #アドヴェント

2014-12-01 09:42:52