カイテッカ鎮守府との邂逅――サイコパス鎮守府外伝
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カイテッカ氏。用事で鎮守府に出かけた時、内部はヌメヌメの粘膜に覆わた肉塊だった。どのようにしてそれを成し遂げたかを問うと、灰色の角を持つ艦娘――悍ましい姿だったを指し「この娘の云う通りやればできた」と応えた。私はそそくさと立ち去ったが、その後彼の鎮守府は拡大し、世界を(原稿汚損)
2014-11-30 01:28:25@KurusuSakuya 分解されてもここにいるよ、そこにいるよ、原子と原子の隙間に神はいるよ、分子と分子の交わりにいるよ、へけへけへk(消滅
2014-11-30 01:35:24@Kaigoat XKクラス世界壊滅シナリオに至らなかった財団日本支部はシビュラの支配を受けるようになったのだ。だが何者にも抜け道はある。私が潜在犯でありながらシビュラの走狗であるように。しかし財団の規律はそれより厳しい。君はketerオブジェクトだ。破壊不能の、収容不能の。
2014-11-30 01:51:38@Kaigoat イマジナリー太鳳でないのかね? 私の鎮守府の大鳳は提督に適する「ふるまい」を備える技術適化要員――「たましい」のない「モノ」なのだが。大鳳に自身の欲望を投影していないかね?
2014-11-30 01:59:08@KurusuSakuya (表情が切り替わる。吸収された知性体の表出か?)適切なアーキテクチャの動作とその主体性こそ、〈我々〉が隣人に求める知性の形だ。彼女らは独立した認知を備え、物質的身体を〈我々〉が付与した。聖書を信じあひゃー、あれがみんなのかえるばしょ
2014-11-30 02:08:02サイボーグ化を極めて泊地そのものになった提督やKeterオブジェクト化した提督まで用いているこのご時世、私はまだ正気の範疇に入るのだと個人的に自負しているが、シビュラの目は私を潜在犯と認識しているらしい。
2014-11-30 02:08:23@Kaigoat インタビュー中止(ドミネーター・デコンポーザーモードで破壊)――だが、有益な知見は得られた。彼を中心とするオブジェクト群は、独自の任地を保有しているらしい。破壊は対象が理性を失ったための非常措置であったが、復活するため再度のインタビューは可能だ。
2014-11-30 02:12:25@KurusuSakuya "――つまるところ、その合理性ゆえにあなたは、しびゅらに容認されているのだ。有用性、道具への評価の形"粘膜で覆われた肉壁が盛り上がり、文字を表現する。退出する男は無言、ちらりと文字列を見やって通り過ぎた……
2014-11-30 02:18:37@Kaigoat 「ふむ……私もシビュラにとっては技術適化要員……モノということか。そのあたりがまあ、無難な居場所だろう」私はひとりつぶやき、粘膜を踏みしめ、肉塊と化した鎮守府を去った。戻るは半ば刑務所めいた鎮守府。だがそこに正気を感じるだけ私の感性は人間に近く。だがモノ扱いだ。
2014-11-30 02:22:25人ともモノともつかぬ肉塊と粘膜の塊と、人の形をしている私。シビュラにとっては同様に異物だが、「使える」ということで一致している。酷く雑で、合理的な判断だ。その合理性が何に立起しているのか、私はふと疑問を覚えた。
2014-11-30 02:26:09@KurusuSakuya 夕張が深海棲艦をわんこそばにして提督に食わせながら制圧した、元ハイヴあとの鎮守府ですよ???
2014-11-30 02:31:55