パリ在住の朝日特別編集委員が『日本に一時帰国して思い出したこと』４７つ

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

おはようございます。日本に帰ってきたことを実感する朝。惜しいのは風景に介在する電線の多さです。お陰で電気が来てるわけですけど… pic.twitter.com/Ax6OBOzDSu

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冨永 格（たぬちん） @tanutinn

まず歯科に図書館。すぐに思い出したこと ①道が清潔(住宅街では枯葉しか落ちていない) ②交通マナーよし(帰国24時間でクラクション１回も聞かず) ③歩行者が信号を守る ④自転車が歩道を走る ⑤電車内の静寂(パリは携帯通話野放し) ⑥駅エスカレーターの右空け(パリは大阪流の左空け)

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

１年ぶりの日本ですぐに思い出したことの続き ⑦スーパーにBGMがある ⑧レジの女性の笑顔(マニュアル通りだとしても快感) ⑨街に看板が多い(しかも色はバラバラ) ⑩選挙カー&連呼というものの存在。さて午後は私用で静岡にとんぼ返り、快晴なので新幹線から見る富士山が楽しみです。

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

１年ぶりの日本ですぐに思い出したこと続き ⑪歩きタバコを見かけない(パリでは歩行者の2-3割が発煙中) ⑫冬なのに空が青い ⑬新宿駅ではほとんど全員が急いでいる ⑭東京駅ではネクタイ姿が多い ⑮新幹線の車内清掃がテキパキしている ⑯白人が少ない(黒人はもっと少ない)

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

１年ぶりの日本ですぐに思い出したことの続き ⑰東京駅ホームで「足元にご注意下さい」がエンドレスで流れている ⑱電車内で足を組んでいる人がほとんどいない ⑲軽自動車がやたらに多い。総じて、日本はデジタルで無味無臭のイメージです。最低限のルールを覚えれば異邦人には暮らしやすいかも。

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

日本で思い出したこと(続き) ⑳大江戸線六本木駅(日本最深)の長いエスカレーターにはそれに乗るための長い列ができる ㉑エスカレーターの右列を駆け上る女性が臀部をバッグで押さえている ㉒体がぶつかっても無言で先を急ぐ人がいる ㉓「東京詳しくないんで」と謝るタクシー乗務員が存在する。

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

帰国して思い出したこと(続き) ㉔朝の民放はどこも似た番組 ㉕そして星座や血液型ごとに順位をつけて視聴者全員の運勢を発表する ㉖それが終わったあたりで「行ってらっしゃい」と家から追い出す ㉗歯科の受付は情報通(つぶやきに反応された) ㉘朝が晴れている日はだいたい昼まで傘が要らない

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

帰国して思い出したこと(続き) ㉙電車もタクシーもドアが勝手に開く ㉚23区内にも多くの踏切が残存している ㉛日中の住宅街を走る車のほとんどは宅配かデイサービス ㉜高齢者が多い(ベビーカーが少ない) ㉝マスクを堂々と着用できる ㉞カラスが人慣れしている(というか人間をナメている)

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

帰国して思い出したこと(続き) ㉟皆さん服装がこざっぱりしている=外見の格差が小さい(パリは装いで貧富の推定可能) ㊱外食はチップ不要(逃げるように店を出なくてすむ) ㊲自動小銃を携えた迷彩服の部隊が巡回しておらず、警察官のプレゼンスも控えめ ㊳言葉がもう面白いように通じる

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

帰国して思い出したこと(続き) ㊴１円玉の出番が意外に多い ㊵四字語が多用される。きょう印象に残ったのは当日宅配、迷惑行為、家族挙式、脱毛学割など ㊶物乞いがいない(可視化されない)。パリでは小銭や煙草をねだる人たちがいっぱい。貧困が見えにくい日本ですが、それも限界に近いような。

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

帰国して思い出したこと(完) ㊷白いクルマ多し ㊸冬なのに光がいっぱい ㊹だから隅田川の川面が青い(冬のセーヌは鉛色) ㊺湾岸からの眺望が未来的、とりわけスカイライン ㊻空港職員もエアライン地上職も免税店員さんも私語が少ない(某国は私語の合間に仕事) ㊼まだ捨てたもんじゃない日本

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

新幹線から望む霊峰。帰ったぞーの感慨！絵はがきとは違う絵をと思い、製紙工場群と電線を入れてみました。たまたま隣り合わせたアメリカ人のご家族が総出で写真を撮りまくっていました。この自然遺産は大切にしたい。さらに近くで観ても美しいように。 pic.twitter.com/RAum7ltaIu

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午前の雑用をすませて築地にＧＯ。なにしろ日本が１年ぶりですので、本社に行くのも１年ぶり。５件ほどの打ち合わせと資料探しをしてきます。

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

築地の本社なう。１年ぶりに再会した社員たちの第一声で多いのは「いつも見てるよツイッター」「美味しそうなケーキを楽しみにしてまーす」みたいなの。まずい、コラム書きとしての存在感がどんどん薄れ、スイーツ記者になりかけてる(ノe\)。実際きょうもパリの菓子をあちこちに配り歩いてるし。

冨永 格（たぬちん） @tanutinn

路上の小さな命(日本編)。京王線沿線にて。マンホールの形状は違っても、植物が「考える」ことはパリも東京も同じだねえと苦笑しました。わずかな土さえあれば芽吹くチャンス。運がいいとそこに落ち葉が飛んできて、ささやかな畑の地力が上がります。 pic.twitter.com/sLIbBYzgcD

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冨永 格（たぬちん） @tanutinn

人間ドック終了。クリニックの会計でいただいた食事券で近くのＦ寿司。わずか24時間とはいえ絶食後のご馳走。さっき女医さんに診てもらったばかりの五臓六腑に沁みるよお。「今夜はお酒を控えて下さいネ」という彼女の助言に従い冷酒は二合で終わり。 pic.twitter.com/4Tk5aEKLyC

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冨永 格（たぬちん） @tanutinn

にわかに健康づいて日本橋から銀座まで歩きました。これは京橋あたり。日本のイルミネーションは華美に走らず洗練されています。抑えが効いてる。 pic.twitter.com/0JkuGpuiO0

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きょうのデザート① 日本橋の高島屋地下にて。ん？見覚えのある塔だと思えばヨーロッパコーナーでした。右はドイツのチョコレート。これで中身がチェリーでなかったら怒るで。 pic.twitter.com/EA9LA1ycmq

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冨永 格（たぬちん） @tanutinn

きょうのデザート② デパ地下のマカロン。色彩はおしゃれだし、味だって欧州のものと変わらないでしょう。お菓子のレベルは高いです、この国。 pic.twitter.com/huJAlwgVC2

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冨永 格（たぬちん） @tanutinn

きょうのデザート③ クリスマス・シフォンケーキと各種カット。１人分の鋭角ぶりにご注目。あちらではお子様用のハーフサイズということになります。 pic.twitter.com/mLfJbw3LR7

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冨永 格（たぬちん） @tanutinn

きょうのデザート④完 銀座の豆大福。全校集会の子供のように整列しています。 pic.twitter.com/0zpSaNuNem

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冨永 格（たぬちん） @tanutinn

ＮＹで1＄＝121円台前半。当方、収支ともユーロの生活で「日本出張中」ですから歓迎すべき話ではあります。でも異常な相場だね。ドル高の要因は米国の雇用改善らしいけど、衆院選での与党圧勝＝アベノミクス継続を当て込んでもいる。日米の株価もそう。株や外貨預金で運用する層は笑いが止まらん。