報道「子の血液検査 心身の負担懸念 - 福島(大岩ゆり記者)」 (2014.12.8) 関連ツイートまとめ

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リンク www.asahi.com 朝日新聞デジタル:子の血液検査 心身の負担懸念 - 福島 - 地域 朝日新聞デジタル:記事「子の血液検査 心身の負担懸念」
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

朝日新聞デジタル:子の血液検査 心身の負担懸念 - 福島 - 地域 t.asahi.com/gnve ●菊池信太郎・小児科医/継続の是非を検討し緊張ほぐす対応必要 (福島版の紙面には聞き手の名前が書いてあるのに) pic.twitter.com/jPYaPSQoXE

2014-12-08 21:14:52
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:東京電力福島第一原発事故に伴う県民健康調査にどう関わっているのか? 菊地医師:県から委託を受け、避難指示区域などの、事故当時15歳以下だった子どもを対象にした健康診査をしている。今年6月からは県の認定を受け、甲状腺検査も行うようになった。

2014-12-08 21:15:42
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:健康診査では何を調べるのか? 菊地医師:0歳児から中学3年生まで共通しているのは身長と体重の測定だ。調べる内容は異なるが、血液検査も全年齢で実施している。また、小学1年生以上は血圧も測定している。

2014-12-08 21:16:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:なぜ子どもに血液検査をするのか? 菊地医師:白血球を調べる検査などでは、貧血や白血病の有無などがわかる。事故直後は住民の被曝実態がまだよくわからなかったが、今は、白血病が増えるほど被曝した人はいないだろうとわかってきた。(続)

2014-12-08 21:17:08
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菊地医師(続):正直に言うと近ごろ私は、検査を受ける子どもや保護者に血液検査の目的を、あまりきちんと説明できずに悩んでいる。大多数の子は何も異常が無いので、医師から「異常ありません」と言われることで、不安の解消に寄与しているのだろうか……。

2014-12-08 21:17:23
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:小学生以上はさらに血液検査の項目が増える。 菊地医師:肝臓や腎臓の働きや、糖尿病やメタボの傾向などをみる血液検査もしている。原爆やチェルノブイリ事故では、被曝の直接的な影響で肝臓や腎臓の働きが悪化したり、糖尿病などの生活習慣病が増えたりという報告は無いので、(え?)

2014-12-08 21:18:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

菊地医師(続):被曝の影響をみるというより、避難生活による運動量の減少など生活習慣の変化の影響を調べるのが目的だろう。

2014-12-08 21:18:40
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:血液検査にはどんな不利益があるのか? 菊地医師:針を刺して血を抜くことは、子どもには非常に大きな心身の負担になる。特に小さな子どもは泣き叫んで嫌がる子がほとんど。無理やり採血すれば、恐怖体験として心の傷となる。(続)

2014-12-08 21:19:35
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

菊地医師(続):親にとっても、子どもが泣き叫ぶ様子をみるのは大きなストレスだ。小児科では通常、なるべく子どもに負担がかからないように配慮し、どうしても必要だと判断した場合にしか血液検査はしない。 (んー・・平時じゃなくて被ばくしてるんだから・・)

2014-12-08 21:20:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:今後、県民健康調査の子どもの血液検査はどうするべきか? 菊地医師:検査は、得られる利益が検査で生じる不利益を上回らなければするべきではない。心身の負担が大きい子どもの血液検査は、どんな利益があるのかをよく検討し、継続の是非や、検査項目の検討が必要だろう。

2014-12-08 21:20:44
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

菊地医師(続):たとえば、生活の変化による影響をみるなら、体重や腹囲を定期的に測るだけで十分だと思う。また、同じ血液検査でも、子どもにはほとんど異常が無い肝臓や腎臓の働きより、保護者が心配する甲状腺の働きを調べる方が不安解消には役立つかもしれない。

2014-12-08 21:21:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:子どもにより負担の少ない検査などへの代替など検討した方がいいか? 菊地医師:保護者が、かかりつけの医師らにしっかり相談し、子どもが嫌がっても血液検査をするのか、それとも別の検査で代替するのかなど健診項目を選べるようにしたらいいのではないかと考える。

2014-12-08 21:21:34
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

菊地医師(続):また、不安を解消するためのカウンセリングを、かかりつけの医療機関で気軽に受けられる態勢も整えるべきだと思う。

2014-12-08 21:21:46
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大岩記者:今年度から、菊池さんの医院など約10機関でも甲状腺検査が始まった。 菊地医師:検査の場所が増え、県民には多少は便利になると思う。多くの医師が負担を分担することで今より検査に時間をかけられるようになれば、子どもや保護者の緊張や不安の軽減にもつながるのではないだろうか。

2014-12-08 21:22:33
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

菊地医師(続):重要なのは、小さな子どもの検査に対する不安を減らす工夫だ。私のところでは、検査室に入る前に遊具などで少し遊ばせながら検査について説明し、看護師らが積極的に声をかけて子どもの緊張をほぐすように努めている。

2014-12-08 21:22:57
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

◆きくち・しんたろう 1996年、東京慈恵会医科大卒業。2010年、郡山市の菊池医院副院長、14年、同院長。震災が子どもに与える影響にいち早く警鐘を鳴らし、子どもの健康を守るために活動している

2014-12-08 21:23:14
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(この医師は、避難区域の子どもたちしか健康診査をしていない。福島市や郡山市などの避難区域外や近隣県での線量とかご存知なのだろうか・・?大岩記者の記事の目的は何なのだろう、といつも考えざるを得ないけど、この記事だと、避難区域外も近隣県も眼中にないし・・)

2014-12-08 21:25:55
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

@hamemen 「注射針は痛いし、必要でないのならなぜ検査する?」と思いますよね、読み手は。親はもちろん子どもが泣き叫ぶ姿を見たくないけど、「被ばく」という事実があるのだから、ベースライン把握は重要だと思うのですけどね。全然そういう話が出ませんね、この方からは。

2014-12-08 21:31:27
オカノリ @okanori75

@YuriHiranuma 山下俊一大先生も「敬愛」する菊池辰男・新太郎医師親子の「郡山物語」←山下氏ご推薦。 www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/drms/prof/2014… 「国の復興推進委員」に任命された菊池信太郎医師インタビュー記事とか。。。 hoikujyouhou.com/html/news-deta…

2014-12-08 22:42:06
@tigercatver2

.@uchida_kawasaki さんの「報道「子の血液検査 心身の負担懸念 - 福島(大岩ゆり記者)」 (2014.12.8) YuriHiranumaさんのツイートまとめ」をお気に入りにしました。↓中島論文読む.. togetter.com/li/755330

2014-12-08 23:56:11

過去の似た事例

@tigercatver2

【資料】森永ヒ素ミルク中毒事件50年目の課題 中島貴子(社会技術研究論文集 Vol.3, 90-101, Nov. 2005 ) shakai-gijutsu.org/vol3/3_90.pdf

2014-12-08 23:55:10
@tigercatver2

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2014-12-08 23:59:16
@tigercatver2

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2014-12-08 23:59:56