若者ホームレスの増加〜セーフティネットの崩壊〜
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工藤啓さんの東洋大学での就労支援サービス論、本日の講義のゲストは有限会社ビッグイシュー日本東京事務所長の佐野未来さん(Sano Miku)です。文責は全て私に属します。bigissue.jp #Toyo_Kudo
2014-12-04 10:44:17ビッグイシューはホームレスの方にしかできない仕事を作り、自力でホームレス状態から脱却することを目的としている。#Toyo_Kudo
2014-12-04 10:46:15本日の東洋大学のゲストは日本ビッグイシュー東京代表の佐野未来さんにお越しいただいております。雑誌ビッグイシューを知っている学生はほぼ100%も、購入経験者は少なかったです。 #Toyo_kudo facebook.com/photo.php?fbid…
2014-12-04 10:47:06イギリスのビッグイシューを見て日本に導入した。社会的企業は、利益も追求するが、その利益を社会問題解決に再投資する。#Toyo_Kudo
2014-12-04 10:48:56日本のホームレスの定義は居住がない人。ホームレスはネットカフェ難民は含まれていないが、広い意味ではホームレスといえる。倉庫や貸しオフィスなどに住む人もいるが、同じくホームレスとは別枠で考えられている。 #Toyo_Kudo
2014-12-04 10:56:18ホームレスの数は7508人で、平均年齢は59.3歳。期間が5年以上が46.2%で、仕事をしている人は60.4%(廃品回収が77.7%で最多)。数字は厚生労働省「ホームレス」の実態に関する全国調査(2014年)のもの。 #Toyo_Kudo
2014-12-04 11:00:42調査は全国市町村において目視による概数調査で「らしき人」がいたらカウントする。なので、リーマンショック以降に若い人が増えたので、見かけで判断できない場合もある。#Toyo_Kudo
2014-12-04 11:07:23日雇いや派遣では、携帯電話が必須になってくる。なので、食事よりも携帯代や身なり関連に使うという。今までカウントされていた人とは見た目が違うので、どう把握するかという問題がある。 #Toyo_Kudo
2014-12-04 11:10:53【イギリス】占有する宿泊施設を持たない、同居する者から暴力の恐怖にさらされている、緊急事態のための施設に住んでいる、別々に暮らさざるを得ない、28日以内に居住を失う者。(2007年/38万人) イギリスでは、日本の定義はラフスリーパーに近い。#Toyo_Kudo
2014-12-04 11:23:25【アメリカ】夜間に住居がない、一時宿泊施設に宿泊している者。(2007年/74万人) アメリカはシェルターが多く、そこから数を出している。アメリカでは、日本の定義は44%になる。#Toyo_Kudo
2014-12-04 11:26:15どうしてホームレスになるのか。鬱状態になったり、介護をしたり、寮を出されたり、様々な理由があっても、共通するのは「まさか自分が」という考え。カフカの階段(段々と失っていくことで野宿になり、戻る時は一気に高いハードルが立ちはだかる)で安易には抜け出せない。#Toyo_Kudo
2014-12-04 11:34:27ビッグイシュー販売によって1割強が路上生活を抜け出した。失業者のうち失業保険を受けていない人は77%(ILO2009調査)なことや、生活保護申請のハードルの高さなど、脆弱な日本のセーフティネットが強く広くなるような仕組みがもっと増えると良い。 #Toyo_Kudo
2014-12-04 11:47:29若者ホームレスの増加。これまでセーフティネットの役割を担っていた「企業福祉」「家族」が不況により崩壊。若者ホームレス特有の問題として、成功体験の欠如から自己を過小評価している、いじめや家庭環境から自己コントロール、自己肯定が困難であることが挙げられる。。#Toyo_Kudo
2014-12-04 11:55:50本日の講義終了。ホームレス支援に必要なことを教えてくださいました。日本ではまだ不十分な支援だが、今後に繋がる活動だと思いました。 #Toyo_Kudo
2014-12-04 12:00:38