お金による説得はまず間違いなく通じる代わり、そこにかかわる全員を敗者にしてしまう

「全部やろうとするとこれだけのお金がかかります」からあきらめましょうとか、やってもいいですがコストがこれだけかかりますとか、お金による説得はまず間違いなく通じる代わり、そこにかかわる全員を敗者にしてしまう
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medtoolz @medtoolz

「全部やろうとするとこれだけのお金がかかります」からあきらめましょうとか、やってもいいですがコストがこれだけかかりますとか、お金による説得はまず間違いなく通じる代わり、そこにかかわる全員を敗者にしてしまう

2014-10-14 12:40:55
medtoolz @medtoolz

信頼による、言葉による説得というのはある意味飾りだし、お金を使った説得に比べれば効果も不確実なのだけど、説得の両側に存在する人たちを何かの勝者にできる可能性がある。そういうのが言葉の可能性というもので

2014-10-14 12:42:24
medtoolz @medtoolz

「言葉なんてそんな遠回りなことしないで値札ぶら下げなよ、お金で解決すればいいじゃん」という言説には、説得の成功確率という意味では全く反論できないのだけれど、やっぱり負けるより勝った方がいい。それはごまかしではなく実感として。

2014-10-14 12:44:09
medtoolz @medtoolz

たとえば相手に花束を押し付け、恐縮する相手に寄付を迫るような、返報性のルールに基づいた説得は本によく書いてあるんだけれど、詐欺師はむしろ、たとえば最初は相手に落とした財布を拾ってもらい、自ら恐縮してお礼を述べてみせ、そこで作った関係を踏み台に侵入を試みるんじゃないかと思う

2014-10-14 12:47:22
medtoolz @medtoolz

印象論でしかないのだけれど、最初に相手に恩を売るよりも、むしろ相手に何かを手伝ってもらう、こちらが恩を受ける状況をまず作り出して、いわば「下から攻める」やりかたでいったほうが、誰かを陥れるときにはガードが下がるんじゃないかと思う。

2014-10-14 12:48:48
モタスポ・生物アカ @rikamamaedgy

@medtoolz こんにちは。わざと借りを作ることで相手と接しやすくするその手法は、既にありますよ。東京の下町の「味噌醤油を借りる仲」は、単に貧しさから生まれたのではなく、近所付き合いを築くため、自宅に持ってても借りに行くものだったそうです。

2014-10-14 15:59:21
medtoolz @medtoolz

@rikamamaedgy たしかにわざと借りを作るやりかたは、日本の基本と言えば、基本ですもんね。。ありがとうございました。

2014-10-14 16:46:44