渡邊芳之先生ynabe39の「オーディオは生演奏の再現ではないしそんなこと目指していない，というのも基本的に理解されないことだ。自分はホールで聴く生演奏よりレコードの音の方がずっと好きである。」

トデス子'\ @todesking

なぜ二重盲検のような手法が必要になるかというと先入観によって結果に差が出るからで、つまり先入観によって音は変わるのでピュアオーディオ理論のほうが正しいのではないか。

渡邊芳之 @ynabe39

もう全くそういうことです。「科学が排除しようとするものの方を楽しむ」から「趣味」なの。

渡邊芳之 @ynabe39

主観的音質には機器の外観やデザインが大きく影響するのもある意味常識だし。

渡邊芳之 @ynabe39

その上で、ノイズだらけでレンジも8000HzくらいまでしかないSP盤にもすごく音のいいのがあるよね、というのもオーディオ趣味なのです。

渡邊芳之 @ynabe39

「音がいい」とは何か、を考えるのがオーディオ趣味。

渡邊芳之 @ynabe39

スーラは好きだけどシニャックはそれほどでもないという話やこの壺も本物だったら1億円みたいな話に「二重盲検法で」と言う人はいないのにオーディオについては常に言われるのは対象が工業製品だからだろう。

渡邊芳之 @ynabe39

ピカソを見分けるハトみたいにマランツの音とクォードの音を聴き分けるハトでも訓練したらどうか。

渡邊芳之 @ynabe39

カメラのレンズの味を見分けるハト。「アンジェニュー乙なものですなポッポッポ」。

渡邊芳之 @ynabe39

やったらきっとできちゃうんですよ。ただ聴いてるポイントは人間とは違うでしょうね。 “@ant_onion: @ynabe39 ぜひデジタル接続でDACより前の音を聞き分ける鳩を希望！”

渡邊芳之 @ynabe39

「美術品の鑑定ももっと科学的にやれ」。

渡邊芳之 @ynabe39

車だって機能だけ求めるなら全部軽でいいし外車などいらないし。

渡邊芳之 @ynabe39

株価だってプラセボで乱高下するんだし。

渡邊芳之 @ynabe39

ギブソン的に考えても「われわれが聴いているもの」は物理現象としての音ではなく「環境の情報としての音」なんだよね。

渡邊芳之 @ynabe39

ギブソニアンがいう「これまでの視覚研究で錯覚や主観、誤差として排除されていたもののほうが視覚の本質に近い」のとおなじことは聴覚でもあるだろう。

渡邊芳之 @ynabe39

視覚システムが光の明暗や色彩などの物理現象の測定器ではないのと同様に、聴覚システムも音の大きさや波形の測定器ではない。

渡邊芳之 @ynabe39

薬ではないのに「心理的要因により実際に薬効が生じること」をプラセボというのです。「実際に薬効が生じる」というのが大事。

渡邊芳之 @ynabe39

そういう意味では心理療法とはシステム化されたプラセボです。

渡邊芳之 @ynabe39

副作用の強い薬なんかで意図的にプラセボを使って薬効だけ持続させるようなことは心身医学でもやるそうです。

渡邊芳之 @ynabe39

Aで騙される人を笑う人がBではもっと簡単に騙されている、というのがないと大半の商売は成り立たなくなります。

渡邊芳之 @ynabe39

オーディオでは「安いケーブルのほうが音がいい」「ホームセンターで100円のACコードがいい」「イーサネットケーブルが一番いい」などの逆プラセボも楽しめます。

渡邊芳之 @ynabe39

いずれにしても現状は「２万円のUSBケーブルしか売っていない」のではなくて「同じ機能のケーブルが300円でも買えてそっちが欲しい人はそれを自由に買える」のであるから２万円のが存在することやそれを買う人がいることにとくに文句を言う必要はないと思う。

渡邊芳之 @ynabe39

まあ昔からたとえば外車を買う人に「国産車のほうが優秀なのに高い金を出して外車を買うのはバカ」と文句を言う人はいたので。

渡邊芳之 @ynabe39

中古カメラなんて相場が安くなってしまったら品物自体の魅力も低下してしまって買う人が減ってますます値段が下がっての悪循環である。