2014年度第4回JTFセミナー

「あなたの翻訳は大丈夫? ~翻訳者による品質保証を考える~」
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高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

JTFセミナー、テリーさんの巻。フリーランスより会社の人のほうが多い感じ? #jtfterry

2014-12-18 13:54:02
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

本日のセミナー「あなたの翻訳は大丈夫? 〜翻訳者による品質保証を考える〜」 #jtfterry

2014-12-18 13:56:16
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

当初の予定では翻訳者が多いと想定していたが、集まってみたらエージェントが圧倒的に多かったので、ここ数日で内容を少し変更した。#jtfterry

2014-12-18 14:02:09
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

テリー氏のポリシー、「個人活動のときは会社名を出さない」ので、今日は「某」精密機器製造メーカーの社内通訳・翻訳者として登場。#jtfterry

2014-12-18 14:04:00
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

参加者の内訳。個人が40%、法人が60%。法人向けのメッセージは「余談」として扱う予定。#jtfterry

2014-12-18 14:06:14
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

基本。翻訳者は翻訳の「職人」であれ。翻訳会社は「商人」として翻訳のプロであれ。#jtfterry

2014-12-18 14:07:10
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

品質の定義を翻訳で考えると「翻訳物の質」、「翻訳物のよしあし」。質とは特製・条件であり、よしあしとは基準。品質管理では、特製と条件を洗い出し、それぞれに基準を決める。#jtfterry

2014-12-18 14:09:31
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

Fishbone chartなど → 翻訳ではなじみがない。5W1Hで考えた方が分かりやすい。翻訳評価の条件マトリックス(資料)。5W1Hを細分化する。例: Who → 翻訳会社のチェッカー、クライアントの担当者、最終読者。#jtfterry

2014-12-18 14:13:48
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

「良い品質」は誰のためか? 1. 最終読者が求めるもの 2. 翻訳の購入者=発注者が求めるもの このふたつが一致していないのではないか。 #jtfterry

2014-12-18 14:21:13
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

翻訳者としては、最終読者が誰かを発注者に確認するしかない。 どんな項目をどんなレベルで求められているのか、までは翻訳会社でも把握できていないのではないか。 #jtfterry

2014-12-18 14:22:27
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

翻訳物の品質チェックの項目は2つに大別できる。 1. 翻訳文の質チェック 2. 作業チェック=ヒューマンエラー 前者は主観が入り、基準を設定できない。数値化できない。 #jtfterry

2014-12-18 14:25:37
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

1. で考えられるひとつの方法 → 修正にかかった時間をパラメーターにする。講師自身が職場で試行中。 #jtfterry

2014-12-18 14:27:45
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

ということで、今日の重点は2. の作業チェック=ヒューマンエラーの話が中心となる。「ヒューマンエラーはしかたがない」はNG 。職人として「不良ゼロ」が当たり前という前提。翻訳会社=商人は、出てしまったエラーを迅速にたリカバリーする。 #jtfterry

2014-12-18 14:32:23
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

顧客が翻訳を知らない場合もあるが、ヒューマンエラーは素人でも見ればわかる。 よって、どんなにた訳がよくても、ヒューマンエラーが多ければ「品質悪い」ということになる。 #jtfterry

2014-12-18 14:35:55
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

事前アンケート「翻訳物の品質を向上/保証するために何をしていますか」→ ヒューマンエラー回避のための努力という回答はゼロだった → ヒューマンエラーについては、翻訳そのものについてほど意識されていないのではないか。 #jtfterry

2014-12-18 14:40:59
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

ヒューマンエラーについては、最初から発生を防ぐというのが基本的なスタンス。ヒューマンエラーを出さないための鍛錬も必要。ミスを発見した場合は、その原因を究明し、対策を立てなければならない。 #jtfterry

2014-12-18 14:43:57
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

次の4段階で考える。 ・翻訳環境: 発生しにくい環境 ・翻訳前: 事前準備 ・翻訳前中 ・翻訳後: 検出しやすくする 知覚をフルに動員する。視覚、聴覚、触覚。パターン認識。色認識。身体で覚える。 #jtfterry

2014-12-18 14:47:31
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

1. 環境: ミスが出にくい環境を考える ・モニターの大型化、2画面化 ・眼鏡 ・キーボード ・単語帳 ・フィードバック情報の整理 ・英語は発音しながらタイピング → 身体で覚える #jtfterry

2014-12-18 14:51:29
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

2. 事前準備 ・資料、スタイルガイドの事前チェック ・関連情報の確認 ・原稿からゴミをとりのぞく 3. 翻訳中 ・コピぺを多用 ・Wordの校正機能 ・訳文の音読 4. 翻訳後 ・集中すべき箇所を絞り、チェック精度を上げる #jtfterry

2014-12-18 14:56:55
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

3. 翻訳後 ・チェックする項目を絞って精度を上げる ・チェックポイントを多くしすぎない ・人間の補完能力、類推能力が邪魔をしてしまうことがある causal relationshipをcasual relationshipと書いてあっても気づかない #jtfterry

2014-12-18 15:18:52
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

ヒューマンエラーについて、製造業などではいろいろな研究とそれに基づく書籍がある。 ・認知ミス ・判断ミス ・動作ミス これに基づいて翻訳におけるヒューマンエラーをカテゴライズしてみる #jtfterry

2014-12-18 15:20:32
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

「ポカミス、うっかりミス」とは何か。翻訳でいうと、忘れ、勘違い。 どうすればなくせるか ・「なし」で済ます ・やり方/手順を変える ・道具を変える ・やり直しがきくようにする ・致命傷にならないための備えを講じる ・問題を逆手にとる 応用できるか? #jtfterry

2014-12-18 15:24:00
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

↓ に基づいてポカミス対策の可能性を模索してみる。次に、対策強度順に並べる。 #jtfterry

2014-12-18 15:28:04
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

・「きをつける」これは対策ではない。再発する ・コピぺ、上書き ・セルフWチェック。同じフィルターをかけるだけで効果は薄い ・Easy to Notice。集中チェック。セルフ単純チェックより効果は大 ・他者Wチェック ・機械化 #jtfterry

2014-12-18 15:32:09
高橋聡/禿頭帽子屋@『ハッキング思考』10/16発売 @baldhatter

具体的なチェック方法 ・チェックリスト → 弊害多い ・寝かせてからチェック → 客観性の確保 ・印刷してからチェック → 客観性の確保 ・訳文の音読 ・機械読み上げチェック ポイントは、自分のモードを切り替えること、五感を総動員すること、 #jtfterry

2014-12-18 15:37:41