クイーンサウンドの求心力と音楽業界のこれからを直感的に考察したもの(2014年)
ふと、レコード業界やレーベルの枠組みが崩壊してるから、今後ライブが最重要になってくるんだろうな。後は耳の肥えたリスナー対象であれば、音がよければ、曲単位でWEB(youtubeとか)で拡散する。アルバムという概念はなくなっていくのかな。。
2014-12-20 05:58:05ただ、やはり大手のレコード会社の方が“お金”をかけれるのでサウンドがリッチになり“それっぽく”なる。ハリボテのサウンドで幾らでも売れてしまう。だから“それらしく”できるプロデューサーやエンジニアが重宝する。自分の中から出る歌詞・メロディを武器にしないといけない。
2014-12-20 06:10:55誰が作るのかは知らないが、流行のサウンドというのが存在する。テクノロジーや録音機材の進化なんだろうけれど、一度売れたサウンドは二匹目の泥鰌が出現する。(QUEENも流行をパクったし相当パクられた)。人間は最先端を追う動物なので、これがイケてると思うとひたすら持ち上げる。
2014-12-20 06:19:23QUEENの面白いところはQUEENのようなサウンドは彼ら以前でも幾らでも作られているのに、何故かQUEENだけが爆発的に諸外国でも売れて後年に至るまで支持され、英国を代表する存在になっていると言う点。“QUEENはオリジネイター”ではないのに、求心力が続いている点だ。
2014-12-20 06:28:42QUEENは結局、流行やサウンドではなく、フレディ・マーキュリーという存在感と、彼らの中から生み出された歌詞とメロディが不変性を保っている。しかし彼らほど、“時代遅れ”を恐れたバンドも少ない。時代の空気を読み取りながらも自身のスタイルとコミットさせていく努力をし続けた結果だ。
2014-12-20 06:47:44しっかりと、時代の空気を掴みながらも普遍的で美しいポップミュージックは、例え売れなくとも、後年の心あるリスナーの元にきちんと届く。しかし贋物を売りさばいているミュージックビジネスの波に、本物が流されてしまうのは口惜しい。
2014-12-20 07:07:41QUEENはマニアックな個性と時代の媒体者としてのフィルターが、機能していた。アーティストシップとマネージメントとしての大衆性が内在していたという事だ。レノン=マッカートニー、マイクラブ=ブライアンウィルソンしかり。
2014-12-20 07:13:18昔はレコードやCDでしかアーティストとリスナーの接点がなかったから、その間を取り持つモノに大枚が舞い込んだ。マディウォーターズを現地録音したチェスレコードのやり方がずっと続いてるんだ。でも、もうそれは終わりにしてもいい。アーティストとリスナーが直接手を結んでいいんだ。
2014-12-20 07:24:57その為には、アーティストはマネージメントの力を培わなくてはならないし、リスナーは本当に良い音楽、自分が欲しているサウンドに貪欲にならないといけないんだろうけれど。
2014-12-20 07:35:38