第186回ku-librarians勉強会:構造映画『The Flicker』(1966年)のデジタル再現について―デジタルとアナログのあいだから―とニューヨーク公共図書館での16mmフィルム閲覧について

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本日です!リマインダ遅くなり申し訳ありません…。第186回ku-librarians勉強会:構造映画『The Flicker』(1966年)のデジタル再現について―デジタルとアナログのあいだから…kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/2…#kul186

2014-12-16 12:13:08
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雨で足元が悪いですが、多くの方のご参加をお待ちしております。お気をつけて、お越しください! #kul186

2014-12-16 12:14:15
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本日は稲美町文化会館(稲美町コスモホール)の南家識子さんのご発表です。#kul186

2014-12-16 18:34:46
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以前京都情報図書館学学習会でご発表されたものの再演になります。kyotolibrarian.web.fc2.com/kiroku/211.html #kul186

2014-12-16 18:36:22
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NYへ行った目的。トニー・コンラッドに会いたい!#kul186

2014-12-16 18:36:56
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トニー・コンラッドさんはアメリカの作曲家。まだまだ現役。#kul186

2014-12-16 18:37:23
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代表作は構造映画「The Flicker」明滅、フリッカーのみで構成された実験映像。フィルムの構造は1秒24コマ(フレーム)から構築された映像です。#kul186

2014-12-16 18:38:29
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1秒24コマ、つまり1/24秒の世界で、音も映像もないのに、音楽や像が見えるような気になる実験映像。#kul186

2014-12-16 18:39:32
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「The Flicker」の解析の話に進みます。冒頭クレジット、白黒フリッカー部分、最終クレジットの3部構成です。#kul186

2014-12-16 18:40:37
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解析対象はメインとなるフリッカーのみとする。#kul186

2014-12-16 18:41:21
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16mmフィルムをリワインダーを使用して、1コマづつ解析。全体の42.882%が黒フレームとなっている。#kul186

2014-12-16 18:42:30
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例えば、1秒目は最初の1コマに黒がきて、2秒目は1コマ目と真ん中に黒来る。3秒目はちょっとイレギュラーで、コンラッドはここでリズム調整をしたのではないか。#kul186

2014-12-16 18:45:03
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そこからどんどんリズムが複雑化。8分59秒からリズムが変化し、いままでの白と黒の反転のみではなく、より複雑な動きになっていく。#kul186

2014-12-16 18:46:14
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リズムだけではなく、時間にもコンラッドは気を配っており、例えば気持ち良いリズムは偶数で、気持ち悪いリズムは奇数にするなど… #kul186

2014-12-16 18:47:54
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17分22秒より連続フレームが増えていく。白黒フレームの割合自体は変わらないものの、2つ、3つ、4つ…と連続が増えていくにつれ、スローモーションがかかったように見える。 #kul186

2014-12-16 18:49:44
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Staccatoという独特の短いリズムが挟まれていく。#kul186

2014-12-16 18:50:48
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実際に解析表を見ながらリズムを解説していただきました。#kul186

2014-12-16 18:51:26
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「The Flicker」をデジタル化した場合。30分のフィルムをデジタル化するとボリュームは変わらないものの、フィルムをまたぐことになり、そこで視聴者に違和感を与える。 #kul186

2014-12-16 18:54:14
ku-librarians @kulibrarians

「The Flicker」は作曲家による作品なので、コンラッドは楽譜に書くような気持ちで映像を作ったかもしれない。#kul186

2014-12-16 18:55:23
ku-librarians @kulibrarians

デジタルアーカイブの現状。フィルムは映写機、設備がないと再生できない。劣化しても修復できるし、長期保存可能。デジタルは手軽に再生できる。しかし、停電や自己などにより一瞬で膨大なデータが消滅する危険性や、脆弱性を持つ。#kul186

2014-12-16 18:56:48
ku-librarians @kulibrarians

「The Flicker」のデジタル再現について。You tubeで途中まで公開されているが、やはりフィルムで見るのとでは全く違う。それはデジタル変換の際の違いや、映画館の映写機で見ていないからだと思う。#kul186

2014-12-16 18:58:20
ku-librarians @kulibrarians

「The Flicker」のデジタル再現について、南家さんはデジタルで完璧に再現することは、不可能だとする。構造映画からの問いかけは、「膨大なデジタルに、十把一からげに飲み込んでよいのか」「デジタルのアナログのは違い」… #kul186

2014-12-16 19:00:05
ku-librarians @kulibrarians

この発表を行った際にコンラッドの友人の方にお会いすることができ、その方からコンラッドに会えるように連絡してみたら、と勧められた。コンラッドに会い、作品をみるために渡米の準備。#kul186

2014-12-16 19:01:40
ku-librarians @kulibrarians

しかし、急遽連絡がつかなくなり、会えないばかりか作品も見られないかもしれないという事態に。どこかで他の作品が見られるところはないのか…#kul186

2014-12-16 19:02:33