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科学者コミュニティの倫理性

科学者共同体の倫理性について 「科学者のもつ徳目は、暴力ではなく説得によること、同僚の意見を尊敬すること、新たなデータやアイデアに好奇心と熱意をもつことの習慣に限られる。かかる道徳性な徳を超え、その上に位置する『合理性』のごとき知的な徳があるとは考えられない。科学が範型であること唯一の意味は、それが連帯のモデルだ、ということなのだ」 という意見もございますが。
社会学 科学者共同体 原発問題 stap問題 科学倫理 小保方さん STS ディオバン事件
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1.あららさん、平川さん、林さんたちの会話
あらら @A_laragi
STAP問題につきましては(とりわけSTSの方々は)、ディオバン事件、あるいは原発問題(最近の非科学的な再稼働議論含む)等ではまともに自浄作用が働かなかった科学コミュニティが、なぜ「小保方さん」問題において突然、科学倫理の徒に変身したのかを、批判的に議論すべきでしょう。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi その場合の「科学者コミュニティ」というのは、それぞれの問題のガバナンスに直接関与しうる(関与する責任のある)專門分野内のものと、分野を超えた科学者コミュニティ一般のどちらを意味してますか?どちらもそれぞれ問題化できますが。
あらら @A_laragi
STAP問題については、総じて自浄作用が働いていないのではなく、客観的に見れば、異例ともいうべき熱意で働いているのであって、問題はなぜ普段これができないか、将来、別種の問題が起きた時にもできないのではないか、ということなわけです。
OKUMURA, Akira(奥村 曉) @AkiraOkumura
@A_laragi 単純な話で、登場人物が少ないため背景が理解しやすく、見るべき論文数も少ないので、誰でも簡単に乗っかれるからでは
あらら @A_laragi
@hirakawah その二つは不可欠に連動していて、今回は、後者が活発化することで前者が動いた、というケースだったと思います。ただ、事の性格上、周辺ないし他分野からのチェック機能というのは欠かせないと思います。
あらら @A_laragi
@AkiraOkumura そういう側面もあるでしょうね。それこそ、D論が絡んでいると、研究者なら誰もが心情的に他人事でなくなるとか。ただまあ、そういうことでしか倫理性が発揮されないとなると、やはり空しいかなと。
林 衛 @SciCom_hayashi
@A_laragi @hirakawah 分子生物学会、関連研究者たち、つまりより専門に近い側が動いたのが大きいのでは。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi 連動、そのとおりですね。当該分野は諸々の利害関係もあって、時に動きが鈍くなるので、事情がわかりうる周辺・他分野からのチェックがないと動かないという傾向はありますしね。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi ちなみにSTAPの件では、一番最初は実験が再現できないといった同業分野からの声が国際的に目立ち始めたあたりから、周辺さらにバイオ以外の他分野からチェックが入り始め、それが同業分野と所属機関(理研)の対応をプッシュしたという相互的な連動だったように思います。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi そしてこの一連の動きは、要所要所で理研の対応が煮え切らない手ぬるいものだったりしてるのですが、全体としては、あららさんいうように、事後的ではあれ、自浄作用がまさに働いている例だと思います。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi そのうえでこれをディオバン事件や原子力と比べたときに何が言えるか。背景事情の違いがあるので、安易に比較はできませんが、前提として確認すべきは、STAPの自浄作用の発動は実は例外的かもしれないということではないかと考えます。
あらら @A_laragi
@hirakawah @SciCom_hayashi 最初はPubPeerで、その後はKnoepfler氏、11次元氏等のサイトを中心に、非プロパーも含め検証や議論が連動していく中で、理研内部からも、という感じでしたからね…逆に言うとそれだけの圧力が無ければ動かなかったという。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi つまり、STAPに対して同業だけでなく周辺・他分野からも早々にチェックが入ったのは、STAP細胞という実在すればiPSに匹敵もしくは凌ぐ発見である上に、リケジョ全面広報で、笹井さんという超有能ベテランの後ろ盾という「話題性」故だったのではないかと。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi ですね。いま書いたように、この動きをもたらしたのはやはり話題性の大きさなのではないかと思います。話題性があったから、周辺・他分野、さらにはそれに反応したメディアも動いて、動きの鈍い同業分野を動かざるをえなかった。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi これがもし話題性のない研究成果であれば、誰もその妥当性に特段の関心を持つこともなく、ジャーナルのバックナンバーの中に埋没し、検証にもっと時間がかかるか、そもそも検証されることもなく忘れ去られていたのではないかと思います。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi それと比較するとディオバン事件などは、たくさんの治験の一つで、同業分野にとってさえ、特段に注目を浴びる(そのため批判的な目も向けられやすい)のものではないルーティン的なもので、恐らくは他にも同様の不正はゴロゴロしてる中、たまたま
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi たまたま発覚しただけのようにも思うのですよね。ピアレヴュー含め、研究コミュニティの品質管理の性能なんて、実はその程度がデフォルトで、偶発的にエラーが発覚するか、話題性故に周辺・他分野まで反応して早期発覚となるだけではないかと。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi 他方、原子力となると別の事情として、やはり権力の問題があると思います。周辺・他分野、世間含めてチェックは散々あっても、当該分野集団は反応しないでも許される構造、答責性を免除された権力構造です。治験もある程度そうかもしれません。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi それと、最初のあららさんのツイートで思ったのは、同業と周辺・他分野の連動性に着目した今の話ではなく、周辺・他分野の反応のみを見た場合のケースごとの違いの要因とは何か、でした。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi 話題性ということもあるのかもしれませんが、それで言ったら、ディオバンも原子力も、社会的影響力の点では、基礎科学にすぎないSTAPを凌ぐ話題性というか論議すべき重要性の高い話題でしたが、STAPほどの反応はなかったように見えます。
あらら @A_laragi
@hirakawah @SciCom_hayashi 「話題性」は条件の一つだと思うのですが、STAP問題には多くの人が「動きやすい」構造があったようにも思います。例えば片方にiPSという臨床の段階に入りつつある確立した分野があり、それに対しSTAPはまだ…とか。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi なので、あららさんの当初の疑問は、この「話題性もしくは問題としての重大性と批判的反応の規模のアンバランスさはいったい何なの?」ということだと受け止めてたのですが、それでよいでしょうか?
あらら @A_laragi
@hirakawah @SciCom_hayashi たしかに「科学倫理」がいわば偶然的に、スキャンダラスな背景をもってしか機能しないということと、例えば「冷静」「中立」イデオロギーの整合性は? みたいな思いはあります。ただ、それ以上に、何か構造的な問題を考察する機会かなとも。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
@A_laragi @SciCom_hayashi その場合、iPSとSTAPの「動きやすさ」の違いは何によるものだと考えますか?後者は、様々な現実社会の利害や期待、資本、政策・政治と絡み合っていて、批判に対する耐性が強い(批判する側の挙証責任のハードルが吊上がってる)とか?
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コメント

もうれつ先生 @discusao 2014年12月20日
まとめを更新しました。「あららさん、牧野さんのやりとり」延長分を追加
てつぺー @fish_pei 2014年12月21日
世界像どうこうより、事実に立脚した話をしないことが一番の不毛だな。(ちなみに、牧野さんの方が事実に近い認識だと思っている。)
すんか @sunka_ 2014年12月21日
ちょっと笑ってしまいました。あららさんと平川さんは根本的な部分で資質がないからアカデミック辞めたほうがいいんじゃないでしょうか。ディオバンの件、全く理解せず語ってますね、それか学部からやり直したほうがいいです。
すんか @sunka_ 2014年12月21日
ディオバンのはまず治験じゃなくて医師主導臨床試験で、ガイドラインにもエビデンスとして使用される極めて有名な試験です。しかも科学内から疑問が出て、検証がなされ、学会や雑誌、そして社会が動いていった、典型的な「自浄」が働いた案件です。科学的根拠どころか事実関係の調査すら行わず持論を語りだすとか学部レベルですよ。お話にならない。科学とかSTSとか以前の問題。
すんか @sunka_ 2014年12月21日
「ディオバン事件〜ではまともに自浄作用が働かなかった」→ まず Wikipedia の「ディオバン事件」でも読んでくださいね^^
すんか @sunka_ 2014年12月21日
「たくさんの治験の一つで、同業分野にとってさえ、特段に注目を浴びるのものではないルーティン的なもので」→ものすごく有名な臨床試験(≠治験)で高圧治療に関わってる医師、医療従事者なら大部分が知っている試験です。ガイドラインでも使用されていたため、大きな影響が出ました。
すんか @sunka_ 2014年12月21日
事実や科学の状況について全く知らず、調べすらせずに持論を展開した結果、STAPの自浄が特殊であったとか、他では見られないかもとか、すっごく恥ずかしい。ゼミで学部生がこんな話したら、まず先生方以前に先輩方にふくろだたきにされて、しばらく立ち直れなくなっちゃうレベルの議論です。
すんか @sunka_ 2014年12月21日
この人たち、科学で検討されてる範囲のことをものすごく軽視してあまり理解せずに議論していると思ってたけど、それ以前に事実関係の確認すら怠っていて、自分の主張したいことを話してる。科学とか人文系とかでなく、学問としてすら致命的。それは学問でなく、イデオロギーです。この状態でSTSとか言わないでくださいね、科学、理解してないでしょ?
Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2014年12月21日
STSって自浄作用とは対極で動いてた気がしますが(目立つ人が、というべきか)
海老 @evil_empire1982 2015年1月5日
簡単な整理さえ諦めてしまうんだな。
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