東野圭吾『悪意』が英国『フィナンシャル・タイムズ』紙で2014年ミステリーベスト5に選出される
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Hurrah for #Malice by Keigo Higashino being one of @FT's Best Books of 2014! Thanks @BarryForshaw3. @LittleBrownUK pic.twitter.com/tcDxjCtVhA
2014-12-08 19:02:49- ↑ ツイートしているのはイギリス版『悪意』の出版社であるLittle, Brownの編集者
【RT言及】東野圭吾『悪意』の英訳版が英『フィナンシャル・タイムズ』紙で2014年ベストミステリの5冊のうちの1冊に選ばれた。こちらで確認できる→ ft.com/intl/cms/s/2/d…
2014-12-10 01:17:06東野圭吾の英訳版『悪意』が英『フィナンシャル・タイムズ』紙で今年のミステリベスト5に選ばれた件、選んだのは元(現?)英国推理作家協会副会長のバリー・フォーショウなのか。これは来年インターナショナル・ダガー賞のノミネートもあり得る? ft.com/intl/cms/s/0/d…
2014-12-20 15:51:26『悪意』以外の4作品
- ロバート・ガルブレイス『カイコの紡ぐ嘘』 (The Silkworm)
- ジョルジュ・シムノン『メグレ警視シリーズ作品集1』 (The Inspector Maigret Omnibus 1)
- M. J. McGrath『The Bone Seeker』
- Leif G.W. Persson『Falling Freely, As If in a Dream』 (スウェーデン語原題 Faller fritt som i en dröm)
ロバート・ガルブレイスはハリー・ポッター・シリーズのJ・K・ローリングの別名。『カイコの紡ぐ夢』は今年邦訳が出た『カッコウの呼び声』 book-sp.kodansha.co.jp/topics/cuckoo/ に続く私立探偵ストライク・シリーズの第2弾で、2015年に講談社から邦訳出版予定。
2014-12-20 15:53:34ジョルジュ・シムノン『メグレ警視シリーズ作品集1』は『怪盗レトン』、『サン・フォリアン寺院の首吊人』、『メグレと運河の殺人』、『港の酒場で』の4作を収録。2013年11月からイギリスでシリーズ全作の新訳刊行が始まっている(毎月1長編ずつ刊行)。この作品集は既刊から4作を収録。
2014-12-20 15:54:28『メグレ警視シリーズ作品集1』を選んだことについてバリー・フォーショウいわく、「今年のベストとして故人の作品を挙げるのはちょっとずるいかもしれないが、メグレ警視シリーズは現在新訳で再刊行中であり、現在のほとんどのミステリ作品よりも総合的に優れている」云々。
2014-12-20 15:55:26- M. J. McGrath『The Bone Seeker』はイヌイット女性を探偵役とする北極圏が舞台のミステリシリーズの第3作。第1作『White Heat』は英国推理作家協会(CWA)のゴールド・ダガー賞2011年最終候補。
- (なぜかこれ ↑ は「サーバー内部のエラー」で何度試してもツイートできないのでここに記しておく)
Leif G.W. Persson『Falling Freely, As If in a Dream』(原題 Faller fritt som i en dröm)はスウェーデンの作品。著者は2011年のガラスの鍵賞受賞者。スウェーデン推理作家アカデミーの最優秀長編賞を3度受賞。
2014-12-20 16:09:56その他の新聞やレビューサイト等でも高評価
英訳版 東野圭吾『悪意』の表紙に印刷されている売り文句
- アメリカ版(上):「エドガー賞ファイナリスト」
- イギリス版(下):「日本のスティーグ・ラーソン」
東野圭吾『悪意』の英訳版が、アメリカの図書館員の有志が結成した団体「LibraryReads」により、2014年10月版のベスト10書籍の1冊に選ばれた。毎月、翌月発売の書籍(小説に限らない)から10冊が選出される。 libraryreads.org/october-2014-l…
2014-09-13 12:31:48東野圭吾『悪意』の英訳版『Malice』、いよいよアメリカでは明日(10月7日)発売 amazon.com/dp/1250035600 加賀恭一郎シリーズの英訳はこれが初めて。評価やいかに。9日にはイギリスでも発売。表紙は微妙に異なる。 amazon.co.uk/dp/1408705850
2014-10-06 23:18:59【RT】「シャーロック・ホームズやG・K・チェスタトンから続く伝統的なミステリの愛好者たちは、きっとこの作品が大いに気に入るだろう。東野はミステリの伝統的な形式を避けてはいるけれども、その精神は作品中に色濃く残っている。」『悪意』の評 bookreporter.com/reviews/malice…
2014-10-20 22:35:54英『インディペンデント』紙の東野圭吾『悪意』レビュー(11月12日) independent.co.uk/arts-entertain… この作品は1996年に日本で出版された。それが翻訳出版されるのに18年も要したことはイギリスのミステリ出版業界にとって恥ずべきことだ、みたいなことが書かれている。
2014-11-15 23:21:16イギリス「Crime Fiction Lover」のレビュアーの1人であるNagaisayonara氏が選んだ2014年のベストミステリ5作。3位はローレンス・ブロックの作品集『Borderline』。1位は東野圭吾『悪意』。 crimefictionlover.com/2014/12/nagais…
2014-12-13 10:40:16東野圭吾『悪意』の英訳者であるアレクサンダー・O・スミス氏の過去の主な訳業はこちらでまとめてあります togetter.com/li/633919 伊藤計劃『ハーモニー』、光瀬龍『百億の昼と千億の夜』、宮部みゆき『英雄の書』、小野不由美『十二国記』、京極夏彦『姑獲鳥の夏』等々。
2014-12-20 18:14:26