祥見知生さんと村上隆さんの「うつわ」をめぐる対話

「うぶ」という概念もあり、必ずしも「使う」がルールではないのですが、日本人的な感性として、モノを慈しむには使う方が理解しやすい、という流れはあると思います。RT @kenkato1981: デニムの形が美しくて部屋に飾ってしまうれ、その人の潤いになっているのなら既に十分
2010-12-06 08:59:18
@kouchifumio 早いので返事ができないですよ、本当に。でもさきほどの「使われて」と「生まれたまま」。どちらも器がどこかで「生き続けていくこと」何より実際に今回も「生まれたこと」。ここに価値があると昨日しみじみと思ったのですよ。地味でも、私の仕事は変わらず続いていきます。
2010-12-06 01:05:09
器愛好家が自然食を愛するかどうか、私にもよくわからないのですが、土の器が、あるとき、何かを言っているように感じることはあるのです。それはささやかだけれど、「しっかり生きろよ」。小野哲平さんの土の器を実際に手にして、生き方を変えた人を私は何人も知っています。@takashipom
2010-12-06 00:37:56
@takashipom もちろん、今までも、身体をぎりきりまで使って器を作ってきた方です。でも、それぞれの展覧会をめざして作る方でもあるのです。2年間かけて1000点は、今回のカイカイキキのために、8回の薪窯を焚かれたのです。
2010-12-06 00:31:28
@takashipom コンビニのお弁当を器に移し変えること、素晴らしい事です。私は最近、器のギャラリーではない場所で器の展覧会をしています。本屋だったり、カフェだったり、洋服の店だったり。それは、器を音楽や本や洋服を選ぶのと同じように何気なく出会ってほしいと願ってのことです。
2010-12-06 00:28:54
ちがう。そこは違うと思います。彼は彼の結界を破れるチャンスをうかがっていた。そしてたまさか広瀬さんと私が転がり込んだ。ただの偶然です。RT @shokentomoo 身体をぎりぎりまで使って土の器を作った。2年の時間をかけて。その仕事をさせたのは、村上さん貴方です。
2010-12-06 00:25:35
@takashipom 身体をぎりぎりまで使って土の器を作った。2年の時間をかけて。その仕事をさせたのは、村上さん貴方です。
2010-12-06 00:22:50
@takashipom 私は村上さんがカイカイキキで初めての陶芸の展覧会を「小野哲平展」で行ったことに、「あっぱれ」と思っています。そして、このオファーを受けてから哲平さんが悩んだ末に、真正面からこの展覧会に取り組んできたことも知っています。そして今回の1000点の作品を作った。
2010-12-06 00:20:45
知ってます。コンビニ弁当を毎日移し替えて食った経験の無い人に、とやかくいえやしないリアリティだってあるんです。そういう生活にうつわが或る事へも、僕は視野を広げるべきだと思ってます。@shokentomoo
2010-12-06 00:20:22
そこから何か、気づきが起こるかもしれない。金が無い人間が実はコンビニ弁当を食うんです。その人間にもうつわを愛でる自由はあるはずです。なにも自然食への思考とうつわ選びが唯一であるはずが無い。そういう発想はしかし、うつわ愛好者間の間では異端者であることも@shokentomoo
2010-12-06 00:18:48
僕自身も若者に「コンビニ弁当ばっか食うなよ。身体壊すぜ」とは言うモノの、忙しさにかまけて、どうしてもコンビニ弁当を食わねばならない時も或る。そしてそれしか食えない人もいる。そういった人々にだって、うつわを愛したいと言う気持ちは芽生えるし、@shokentomoo
2010-12-06 00:16:44
しかし、都会で生活する人間のリアル。幸せの所在地、価値観、それらまで支配される必要は無い。自分たちの生きるリアルの中でのクオリティオヴライフを求める事は止められない、と思ったのです。@shokentomoo
2010-12-06 00:15:21
@takashipom わたしも馬喰町のギャラリーで同じ質問をして「哲平さんにも同じ質問されたなぁ」と笑っていましたね(笑)。
2010-12-06 00:15:20
こたえると「ひどいねぇ〜。それじゃあ本当においしいモノなんか分からないじゃない」といわれ「え?でもコンビニ弁当も小野さんのうつわで食べると3倍おいしいです」というと「あんまし嬉しくないなぁ」と言われました。小野さんの言わんとしたい事はわかる。@shokentomoo
2010-12-06 00:13:25
重要な設定だとおもっています。しかし、一方で使って行く事で成長するという価値観と体験も自分なりに持っています。例えば、小野さんの高知のスタジオで聞かれた事に「村上さんは飯椀とか使ってるの?」僕は「ええ、コンビニ弁当を移し替えて飯椀で食ってます」と@shokentomoo
2010-12-06 00:11:43
いろんな人種、民族、人々に開いて行く可能性を造り出して行く事。それも現代人にとっての使命かと思うのです、まして、小野哲平さんはアジアへの旅が創造の糧になっておられると聞いております。世界に、とは言い切れませんが、多くの可能性を残す、と言う意味で「うぶ」は@shokentomoo
2010-12-06 00:09:50
土からできた食べ物を、土から生まれた器で食べる。毎日毎日食べる。器は食べる道具。生きることを支える、かけがえのない道具。いつか時を経て、少しずつ変化していく器には、なんでもない日々の時間が降り積もる。器は、その、かけがえのない時間をともに生きるもの。
2010-12-06 00:08:29
彼らは完全主義に貫徹しています。一方『民芸』のように、もしくは茶陶もそうなのですが、使われて価値を出す、という思想が日本にはあります。近いアジア圏内でも全く逆行する思想がある。そのどれにでも当てはめれる価値を準備する事。自分だけの思想、理念に偏らずに@shokentomoo
2010-12-06 00:07:45
「うぶ」への発想は実は最近芽生えました。理由は中国人のコレクションの思想に触れたからです。RT @shokentomoo: @takashipom 村上さん、私はこの数日、考えているのです。私は「使われて時を経た器」を、村上さんは「生まれたままの器」を。
2010-12-06 00:05:41
器を手にして、初めて出会ったのに初めてじゃないような懐かしい気持ちにさせてくれることがある。それはなぜなのか。「土」が「人」に何かを感じさせているのではないだろうか。アスファルトに囲まれた私たちは土から離れて久しいが、土の器を日々使うことで「土」を感じることができるのです。
2010-12-06 00:03:43
@takashipom 村上さん、私はこの数日、考えているのです。私は「使われて時を経た器」を、村上さんは「生まれたままの器」を。それはいつか本当に、生身の私たちの命が消えても、どこかで生き続けて光を放つ。そのことを心から信じられるのです。感謝しています。抱きしめたいくらいに。
2010-12-06 00:01:51
連投、失礼致しました。RT @shokentomoo: @takashipom 村上さん、本当に打つのが早くて返事ができません。でも、確かに、すべての言葉を拝読しました。また直接対話を・・・と思います。
2010-12-05 23:51:29
@takashipom 村上さん、本当に打つのが早くて返事ができません。でも、確かに、すべての言葉を拝読しました。また直接対話を・・・と思います。
2010-12-05 23:20:46
これが、祥見さん流のコミュニケーションなのかな、とも思います。しかし、ツィッター上で断罪された事に対して、私なりに正面からご返信をツィッター上でさせて頂きました。@shokentomoo
2010-12-05 23:16:28
3、スタッフの指導が行き届いておらずに申し訳無かったと思いますが、私の意思がスタッフの指導を阻害しているような事は無い事をここに言っておきたいと思います。@shokentomoo
2010-12-05 23:13:42