まさにそうで,私は「表現の悪影響」の存在はきちんと認めた上で,それも含めて表現の自由を最大限に認めるべきという立場です。表現というのは恐ろしいものだが,それでもできるだけ自由を認めるというのが文化的な社会だと思います。 @hyoutan_twoki
2010-12-06 15:56:28だから「表現には悪影響なんかないんだ」と言い張る人には同意しません。もともと悪影響がないなら「表現の自由」なんてことが問題になるはずもないでしょう。
2010-12-06 16:00:06「良いものは認める」というのは自由ではない。「悪いものも認める」のが自由である。だから「悪影響などないのだから認めろ」という人が求めているのは表現の自由ではない。
2010-12-06 16:20:21もちろん俺は東京都の例の条例には反対だけど,それは「そういった出版物や表現に害がない」と思うからじゃなくて「害があるとしてもそれを容認するかどうかについて権力はできるだけ介入すべきでない」と思うからだ。
2010-12-06 18:14:56そもそも「何かに悪影響がない証明」なんてできないことは科学の常識だし、いまは悪影響の証拠がなくてもいつ出てくるかわからないばかりか捏造されるかもしれない。「悪影響はないから規制するな」というのは下手な戦略だ。
2010-12-06 18:33:37この人(たち)の主張の一番恐ろしいところは,「その表現に実害があるなら規制されてもいい」と考えているところだ。そうであれば反体制的な表現には(少なくとも為政者にとって)実害があるのだから規制されてもよいことになる。
2010-12-06 18:46:24私は「表現の自由を守る」とは「たとえ自分にとって実害のある表現であっても他者の表現の自由を尊重する」ことだと思う。実害のある表現であっても自由が守られるのであれば,実害のない表現が守られるのは当然であるのでなんの問題もない。
2010-12-06 18:48:24しかし「実害のない表現の自由は守る」だと,その「実害の有無」の判断は簡単にかつ恣意的に変更可能になる。いま「実害がない」とされてるものもいつ実害ありとされるかわからない。現にナチスドイツでは多くの現代美術や音楽が人心を乱す「頽廃芸術」として弾圧された。
2010-12-06 18:51:11「自分が無害と思う表現の規制には反対で,自分が有害と思う表現は規制されてもかまわない」のは「表現の自由を守ること」ではない。「自分が有害と思う表現が規制されることにも反対することで,結果として自分が無害と思う表現も守られる」のが「表現の自由を守ること」だ。
2010-12-06 18:53:47私は基本的に表現はいっさい規制すべきでないと思います。規制すべきなのは実際の暴力や搾取です。 RT @jotun82: 正論だと思うのですが、その場合「真に規制すべきもの」は何なのでしょう?
2010-12-06 18:55:06赤旗は取ってるし時々投票もするけど民青とはずっと仲が悪いし「支持者」ではありませんw。RT @garuneko: 渡邊先生も和泉さんも共産党支持という偶然の一致。
2010-12-06 18:58:41そもそも「誰かが不快に思うこと」は「実害」じゃないんだろうか。カラオケで誰かが松田聖子の歌を歌うことは嫌いな人にとっては「実害」だろう。しかしふつうは本人が楽しんでいるなら大目に見る。「表現の自由」のごく素朴な姿はそういうことだと思う。
2010-12-06 19:14:08表現そのものについては前者も含めて規制すべきでないと思います。RT @jotun82: ではポルノに関しては、被写体のいるポルノは場合によっては規制すべきだが、被写体がおらず、純粋な作者の表現によるポルノ(非実在なんたら)は規制すべきではない、というお考えでしょうか。
2010-12-06 19:15:40ある日だれか有力な人や政党・宗教団体などがが「不快感も実害だ」と言いだせばそれっきりですよ。RT @24_589: 不快に感じるといったレベルの『実害』についてはそれを規制する側は主張しません。従って実害としては議論の対象になりません...
2010-12-06 19:17:23そうか東京都の規制に反対している人の多くはこれを「表現の自由と権力との関係の問題」だとは認識していないんだな。自分たちの大好きなものが有害だと言われて規制されることへの素朴な反感なんだ。全員がそれじゃ勝ち目はないぞ。まあ共産党や社民党は黙ってないだろうが。
2010-12-06 19:20:14