茂木健一郎（@kenichiromogi）さんの連続ツイート第1384回「嵐のデジタリアンを見てきました」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート第１３８４回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日見たことについて。

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昨日は中央公論新社『婦人公論』の取材で、嵐の１５周年記念コンサート「デジタリアン」を、東京ドームにて拝見させていただきました。嵐のみなさん、ジャニーズ・ジュニアのみなさん、そして、スタッフのみなさん、すばらしいステージをありがとうございました。

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嵐のコンサートと言えば、毎回大人気で、札幌や福岡のコンサートの際に私もたまたま旅行して、凄い数のファンが現地入りしているのを目撃したことがある。これだけの熱狂をもたらすものは、一体何なのか。それを確かめたくて、強い興味を持って東京ドームに出かけた。

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今回の「デジタリアン」、ステージ技術がもの凄かったです。最新のデジタル映像技術、メディア・アート、そして可動ステージの使用によって、東京ドームという空間を縦横無尽に使っていました。嵐のメンバーがどこからどのように登場するか、サプライズの連続。あっという間の３時間でした。

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驚異のステージを支えているのは、デジタル映像をつくったクリエーターのみなさんや、あの大量の機材を搬入、設定したスタッフのみなさん、そして、当日、たくさんの「黒子さん」が、一糸乱れぬタイミングで、可動ステージを動かしていました。その努力と熱量のスケール感に、驚いた。

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そして、嵐のみなさんのパフォーマンスですが、「かっこよさ」のクオリアを純粋に表現しているように感じられた。中学や高校で、女の子が同級生の男の子に感じる、「かっこいい」という思いを、一つのピュアなかたちに昇華して、表現している。それは、一貫して、揺るぎがなかった。

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日本の「アイドル」は、英語でも、「aidoru」と表現されることがあるくらい、独自の文化として発展してきていますが、昨日の嵐のステージを拝見して、「アイドル」のあり方が、ここまで宇宙的スケールの、サイバー・アート的進化を遂げていたかと、大いに感銘を受けた次第です。

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他にもいろいろ感じたり考えたりしたことがあったのですが、もし興味があったら、「婦人公論」に掲載されるであろう記事を読んでいただければ幸いです。それにしても、凄いステージでしたね。最後にはバルーンまで登場していました。嵐のこれからのさらなる進化が楽しみです。

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以上、連続ツイート第１３８４「嵐のデジタリアンを見てきました」をテーマに、７つのツイートをお届けしました。