ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
12月の時間は格別早く過ぎる気がする。さすが師走。イベントも多いし、掃除もしなきゃだし、もっとゆっくり流れてほしいものだけど。#twnovel「サンタさん!こっち配達終わりました!」「対価はちゃんともらったな!?」「ばっちり時間いただきました!」「よし!それを使って次へ行くぞ!」
2014-12-24 00:27:43サンタさんは無償で働いているわけではないのです。その実、人々から大切なものを奪っていきます。それはまるでミヒャエル・エンデのモモのように。何が盗まれているか知りたくはありませんか?でもね、それは秘密です。知ったらあなた丸ごと盗まれますよ。 @23novel #twremix
2014-12-24 00:30:59#twnovel 世界の真ん中に、天まで届く大きな木があります。なかなか人間にはたどり着けないでしょうが、ご覧になるなら今の時期が最高です。夜にはキラキラと数え切れない光が瞬いているのです。クリスマスのイルミネーションではありません。妖精たちのパーティーの季節なのです。
2014-12-24 00:36:14世界の真ん中の大きな木の元に魔女さんと妖精さんがやってきました。この時期だけ妖精たちのパーティが開かれるからです。久しぶりに仲間と会えた妖精さんは嬉しそうに飛び回ります。その様子を、少し離れたところで見守る魔女さんの横顔は少し大人に見えました。 @23novel #twremix
2014-12-24 00:39:04@23novel #twremix クリスマスは妖精達のパーティーであると共に一年の終わりと始まりの準備をするものでもあります。世界の真ん中にある巨大な木。そこに一年で集まった多くの幸運と不幸を妖精が不公平にばらまいていくのです。不公平に、が重要です。気難しい妖精達らしいでしょ?
2014-12-24 00:47:04#twnovel プレゼントがをたくさん降ってきた。大小さまざまな箱や袋、リボンをつけたぬいぐるみ。どこからともなくツリーも現れて、部屋は赤と緑に染められた。チキンやケーキも手配済み。さすが願いを叶えてくれる魔法使いさん。ただし、招待客は自分で用意しなさいと消えてしまった。
2014-12-24 00:50:36サンタさんと魔法使いさんは何がちがうのだろう?ママに聞いてもそのせいかくなところはわからない。プレゼントを出して、まほうのソリに乗ってたったひと晩で全国の子供に届ける。そんなこと魔法使いさんにしかできないコトだと思うんだけど。 @23novel #twremix
2014-12-24 00:54:56#twnovel 7匹の羊さんが枕元に陣取っている。口々に「毒リンゴを食べるのを見届ける」とか「野武士を倒す」とか「サンタさんからプレゼントをもらう」とか好き勝手なことをしゃべっている。あまり眠りの国へ連れて行ってくれる気配はない。
2014-12-24 23:15:37