ただの胃腸風邪かと思ったら

僕は、わりと慣れてきた(といっても、やはり見るのは嫌なものだが)が、普通の人からすれば、今の傷痕はグロテスクに見えるだろう。
2014-03-19 21:57:40
@E_actrp ありがとうございます。虫垂炎だったので、一週間で退院できるかな…と思っていたら、結構ひどい症状だったようで、なんだかんだで三週間くらい入院してました。
2014-03-19 22:00:09
その翌日、一日中膨脹感の痛さに悩まされ、帰宅したときに嘔吐する。なんとか一夜を過ごし、翌日に内科にかかる。胃腸炎と診断。薬を処方される。
2014-03-19 22:09:41
その日の夜に下腹部に激しい痛みが走り、我慢できなくなったので別の病院で夜間診療してもらう。しかし理由はわからない。結局下痢が出たら痛みは収まった。
2014-03-19 22:11:58
@toki_s1 @E_actrp ありがとうございます。万全ではないものの、食事や歩くことができているだけでも、かなり嬉しいものです。
2014-03-19 22:12:54
ここから一週間程、下痢と痛みと格闘する。多分一日平均30回はトイレに駆け込んだだろう。しかし、一週間経ってもなかなか収まらず、薬も切れたのでまた病院に行く。
2014-03-19 22:17:46
普通、胃腸炎なら一週間経てば治るものだが、まだ痛むところはあり、CTスキャンができる病院の紹介状をもらい、検査してもらうことに。
2014-03-19 22:21:44
まあ症状がひどいことくらいはわかっていたので、ある程度は心構えできていたが、結果は虫垂炎。いわゆる盲腸。すぐに手術に。(初めての手術に不安もあったが、好奇心もあった。テレビくらいでしか手術室を見たことがなかったから。)
2014-03-19 22:26:12
全身麻酔は初めてであったが、なかなか気持ちよかった。吸引してから数秒で意識がどこかに飛ぶ。体感では数秒で眠りから覚めたら、手術が終わっていた。実際は2時間かかったらしいが。
2014-03-19 22:29:11
あれだけ気持ちよかった眠りから覚めると、全身が痛い。傷痕の痛みや、麻痺が残っていた。ベッドは他の部屋(手術した人が一晩いる)に移されていたのだが、一晩中水が飲めないのはかなりきつい。そして、隣の患者がいちいちうるさく、なかなか寝付けない。
2014-03-19 22:32:59
なんとか一夜を明かし、ようやく水分摂取の許可が出て、喉の渇きを潤せた。別の大部屋にうつされるが、入院用の荷物は家族が持ってきてくれた。
2014-03-19 22:35:44
苦しい絶食期間を経て、待望のおならが出る。三日目くらいにご飯がでるようになるが、ほぼ液体のお粥と具なしのスープといった食事がツヅク。五日目にお粥になり、おかずは普通のものになる。運動は、少しずつ歩けるようにはなったが、点滴はまだ続いていた。
2014-03-19 22:40:18
ある程度は普通の食事に戻りつつあったが、気になることがあった。ガスや便らしきものが、手術した部位を通るたびに激痛することであった。手術した後はこんなものかな~と思っていた。そして五日目の夜、病院内を散歩した後に就寝しようとしたら、お腹の傷痕がやけに痛みだす。
2014-03-19 22:44:01
傷痕が痛むのはよくあったので、痛み止の薬を看護師さんを呼んで貰おうとしたら、やけに酸っぱく、くさい臭いがすることに気づく。お腹の中をチューブで、余分な水や血液を取り除くものを着けていたのだが、普段は薄い赤い液体が出る。しかし、このときは赤紫で、濁った色の液体だった。
2014-03-19 22:47:19
看護師さんはこの異変に気づき、明日の朝すぐに、検査をすることにした。突然のことで、不安になりながらも、尿意があったのでトイレに行く。
2014-03-19 22:48:56
トイレから部屋に戻ろうとしたとき、突然、激しいめまいが。どんどん視界が悪くなり、フラフラに倒れそうなる。助けて…と力を振り絞って叫びながらベッドに戻り看護師さんをなんとか呼び出す…。
2014-03-19 22:51:13
自分自身、ここで死にそうだと思ったし、実際に死ぬときはこんな感じかな…と思いながら、別の部屋に移され、看護師さん手当てもあって、なんとか正気にもどることができた。
2014-03-19 22:53:05