2014年12月・中教審答申の大学入試改革について

2014年12月「中教審答申」の大学入試改革をめぐって、いくつかの関連コメントをまとめました。これ以外にも興味深いコメントは多いです。 ■中央教育審議会 平成26年12月22日「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)」(PDF) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2014/12/22/1354191_1.pdf
教育 大学入試 教育改革 中教審答申
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masanorinaito @masanorinaito
大学入試の制度変更。長いこと大学の教員をしてきての経験から言うと、国が入試制度や教育制度をいじって学生が賢くなったためしはない。
masanorinaito @masanorinaito
若年人口の減少で、新しい仕事を増やそうという役人の発想
INOUE Akihiro @inoueakihiro
いたずらに選抜方式を複雑化させる入試改革は、受験産業への依存度を上げるだけの結果に終わります。付属校やAO義塾などという特殊予備校に通える層が恩恵を受け、才能のある貧困層は進学が困難になる。
INOUE Akihiro @inoueakihiro
母校だから贔屓目に見ているのかもしれないが、一般入試しかやらない、医学部入試(理3)の面接すら廃止した東京大学が、いちばんましな選抜をやっていると思う。後期入試導入すら、激烈な反対があった(と数学教員から聞いた)。
矢野健一 @yanochem
医学部に進学した卒業生が「やっと医学部受験を突破したら楽になれるのかと思ったら甘かったです.覚えなきゃいけない知識量は受験の比じゃない.ヤバイです.受験は『この程度が頭にたたき込めないのなら入学後やってけないよ』という意味合いがでかかったですね」と言っていたのが印象的.
山口二郎 @260yamaguchi
大学入試改革を2020年からとのこと。大学の教師は、研究、教育に加えて、人物重視の入試を取り仕切るスーパーマンであれとのありがたいご託宣。そんな能力を持った人間なら、大学なんかに残るはずはない。すべてが中途半端になってますます大学は疲弊するだけ。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
やっと分かった予備校経営難の原因。何を隠そう大学全入時代が原因。2008年前後で全受験生数が大学入学定員を下回った(大学全入時代)。この結果、えり好みしなければ浪人せずとも入れる。もちろん希望大学を目指して浪人する場合も多い。だから一概には言えない。だが経営難は歴史的必然だった。
sayoka @sayo_ka
@y_mizuno それは、私大の経営難と共に7,8年前から一貫教育の中学・高校では言われていたことです。選り好みしなければとりあえず大学生にはなれる。予備校は、模試と現役の通学生確保で必死なのでは?
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
@sayo_ka 最近は、代ゼミに加えて河合塾でも、不振を伝えられていて、それが私には不思議でした。あの効果が、予備校にまで累が及ぶとは予想してなかったです。でもよく考えたら容易に予測できました(不覚を取りました)。
sayoka @sayo_ka
@y_mizuno 悉皆の学力テストが高校生にはありませんので、予備校が東大受験とか早慶受験用の模試を企画したりで、データを集めているように思います。入試のお手伝いが直接か、間接か、ということかな、と。
早川尚男 @hhayakawa
@y_mizuno @sayo_ka それだけでなく立命館だけでも17000だった学生定員が32000になっています。私大はどこも規模を拡大、系列校や推薦、AOを増やして今や少数派になった一般入試の偏差値を維持しようと必死です。
sayoka @sayo_ka
@y_mizuno 基礎学力が平均していない生徒のために、小論文とか人柄とかの評価があるんですね。大学で、どんな学びをするのか、と学生に求めるキャッチの大学が多いけど、そういう大学は、どんなことを教えてくださるのかな、と思うことはありますが
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
@sayo_ka 大学で学生達に要求することは、今も昔もあまり変わってないと思います。それが簡単なことか難しめか、手取り足取りか放任か、方法まで教えるか自分で何とかしろとするか、みたいな違いでしょうか。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
@sayo_ka あと、人柄ということですが、それは簡単には評価できないと私は思うし、現状では殆ど評価はしてないと思います。高校側の評価を基本的に信頼していると思います。
sayoka @sayo_ka
@y_mizuno そうなんですけれど、大学に入りすればよい→入り易い大学作っちゃおう→理解できない学生にも、煽り文句で大学に入れてしまう、ということが言いたかったのです
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
そういう意味で多くの私立文系では特に受験科目数を減らしました。申し訳ない。そこを改革しないで美辞麗句は無意味ですね。@sayo_ka
sayoka @sayo_ka
@y_mizuno つらつら思うに、日本の社会は大学で学ぶ教養を、専門知識を、どれ程必要としている社会であるのか。大卒でもプアワーカー。年金支払いを遅くさせるために、老人の就労期間を延長したことによって雇用は減少。あ、論点がずれましたね。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
@sayo_ka 今という時代と、教育における不易の部分は、やはり論点は別ですよね。
sayoka @sayo_ka
@y_mizuno でも、人の一生に関わる問題だから、包括的に考えないと。政治家の仕事、国の仕事とは思いますが。いつもこんな話を話し、聞いてくれた人が亡くなったことが、今さらですが、とてもつらいです
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
包括的に考えて、ゆとりが必要とか高大連携が重要とかいいながら、それが詭弁になっているところが問題なのでは?例えば、ゆとりなら時間を増やすべき。高大連携と受験制度いじりは別問題。@sayo_ka 人の一生に関わる問題だから、包括的に考えないと。政治家の仕事、国の仕事とは思いますが。
sayoka @sayo_ka
@y_mizuno しかし、そういったことを解決するにはやはり大学現場からの意見、提案といったものが有効になるかと。学制の絶対的モデルが世界的には見あたらず、国はPISAなどの順位の高い所を注視したりしているようですが、豊かな国という表現が意味する一定の水準を示すべきかと思います
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
@sayo_ka ゆとり教育導入の時でもそうでしたが、なぜあれだけの方々が委員でいらっしゃって、あの「詭弁(ゆとり=時間を減らす。でもそれはゆとりとは言わんだろう。ゆとり=時間を掛けるのが当然だから)」を唯々諾々と認めてしまったのか、理解に苦しみました。国大協あたりに期待します。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno
大学入試の「大衆化」に関する国大協の意見。「大学入試政策の転換―大学入試の大衆化」→「(中略)教育や入試の「多様化」が社会にあふれるほど供給されたことによって、逆に、共通な基礎学力の重要性が無理なく、認識されるようになった」janu.jp/active/txt6-2/… ←御意。
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コメント

MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月25日
まとめを更新しました。少し議論を追記。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月25日
まとめを更新しました。その後、気付いたコメントを追記しました。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月25日
1点刻みが受験競争を激化させていることはあると思うので、段階評価は賛成。その上で、あとはいっそのこと抽選で選べばいい。そうすれば学力を保証しつつある程度の多様性を担保できる。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月25日
それはたぶん逆かも。1点刻みだと、残念と思う人はボーダーライン近辺の数十名。しかし段階評価では、くやしい思いをする人が1段階下の全員なので、何百倍にも増えるとか。競争をなくそうと思うのが間違いでは? @Sukebenayarouda 1点刻みが受験競争を激化させていることはあると思うので、段階評価は賛成。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno 段階評価は確かにあまりよくないですね。段階評価は撤回します。競争が意味あるものならいいですが、受験技術に特化した競争になってきたことがこれまでの受験に対する批判ではないですか?
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno そういう意味で成績で足を切るのは合格定員の2倍程度にとどめて、後は運任せにするのはいかがでしょうか?その程度までの努力を求めて基礎学力を確保し、いたずらに受験技術に走ることをなくすわけです。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno 高校までに習うことを習得することは大切ですが、その限られた範囲に縛られた受験技術を磨くことに時間を浪費することは人生の無駄のように思います。それならばある程度は運任せということにして、はやく大学レベルの進んだ勉強に進む方が実り多いと思うのですが。もっともこのご時世、こんな心配をしないといけないのは東大をはじめ限られた大学に過ぎないのかもしれませんが。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
科目数を少なくしたことが原因。むしろ科目数を増やすべき。そうすれば些末なことに時間をかけるという、おバカな訓練はやってられない。はっきり言って私立大学が(恐怖心から)受験科目数を減らしたことが悪い。それをもとに戻し、必要共通最低限の目標を上げればよいだけ。競争は必要だし、なくせない。それを意味あるものにしましょう。 Sukebenayarouda 受験技術に特化した競争になってきたことがこれまでの受験に対する批判ではないですか?
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
それはよいアイデアです。でもくじ引きで人生を決められる立場にたてば、とても受け入れられるご提案とも思われませんが。Sukebenayarouda そういう意味で成績で足を切るのは合格定員の2倍程度にとどめて、後は運任せにするのはいかがでしょうか?その程度までの努力を求めて基礎学力を確保し、いたずらに受験技術に走ることをなくす
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
抽選で選ぶというと例えば幼稚園入学でされている例がありますが、大学としてはその学部学科で学ぶに相応しい(必要な)基礎学力と汎用スキルを持った人物を求めているわけで、それらは幼稚園児と違って、いわゆる試験によって明晰判明なものと思います。多様性は多様な試験方法で今すでにやってます。Sukebenayarouda その上で、あとはいっそのこと抽選で選べばいい。そうすれば学力を保証しつつある程度の多様性を担保できる。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
その限られた範囲、とおっしゃいますが、かなり膨大です。何しろ、人類の知的資産のほとんどすべてについて、一通り学ぶことが、高校教育の目的であり目標ですから。世界史を考えてみてほしい。全部を学びますよね。Sukebenayarouda 高校までに習うことを習得することは大切ですが、その限られた範囲に縛られた受験技術を磨くことに時間を浪費することは人生の無駄
アンゴル=モア @neko_kapico 2014年12月26日
もういっそ、大学まで義務教育にしちゃえばいいんじゃない? ←極端で暴力的な意見だということは自覚してます。皮肉です。
齊藤明紀 @a_saitoh 2014年12月26日
その大学で学ぶに必要な学力をはるかに超えた入試問題解答能力を身につけないと合格できなくなっている難関大学では,資格試験的な入試と抽選ってのは良いと思います。が、少しでも優秀な学生が欲しい難関大学側の都合には反するので導入は無理だろうなぁ
齊藤明紀 @a_saitoh 2014年12月26日
旧帝大など難関校の「センター試験は満点近く獲って当然。問題は全て解けるのは当然でケアレスミスの多寡と高速解答技能が鍵」というひずみは、「新試験で9割獲っても満点でも同じランク」って措置で緩和するかも。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno 少なくとも人間性を審査されて不合格にされるよりはクジにはずれる方があきらめようがあります。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno 私は90年代前半に国立大理系を目指して受験したものでそれなりの負荷がある時代でした。その当時でもすでに1点刻みで評価する弊害については飽きるくらいの言説が為されていました。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno 私も指導要領の軽減には反対だし、5教科7科目受験に賛成です。しかし、その当時のそれなりの負荷がある指導要領下でも相当な無駄な知識を覚えないと1点刻みの受験を勝ち抜けませんでした。具体的には下一桁まで年号を暗記すること、イオン化傾向の不必要に細かい順序を覚えること、などなどです。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno そして最大の問題は、1点でも差をつけたいという受験生の要望に受験業界が応えようとしていくうちに学問的に不適切な内容が大手をふるって通用し、大学サイドもそれに迎合した結果、大学に入ったら受験知識を解毒しないといけないといわれることが多々あったことを忘れるべきではありません。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno 理系でいうならイオン化傾向など電気化学の分野で深刻でしたが、これについては渡辺正氏の論考をご参照ください。文系でいうなら「イイクニつくろう鎌倉幕府」でしょうか。これも「1100年代末から1200年代はじめにかけて鎌倉幕府成立」程度の知識で十分なのに年号を特定しようとしたあげくにドツボにはまってしまった例でしょう。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月26日
y_mizuno 充実した指導要領と受験にしか通用しないような無駄な知識習得を避けること、そして人間性などといった曖昧なもので大学入学を判定されないということをすべて満たすためには、定員の2倍程度まで学力でしぼり、最後は抽選というのがもっともすっきりしていると私は考えています。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
すみませんが、どちらもよい方法とは思えませんでした。 Sukebenayarouda 少なくとも人間性を審査されて不合格にされるよりはクジにはずれる方があきらめようがあります。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
それはそうでしょうね。1点に笑い1点に泣く。でもそういう事実は、人間社会から、(完全には)なくすこと は出来ないのではないでしょうか? Sukebenayarouda 当時でもすでに1点刻みで評価する弊害については飽きるくらいの言説が為されていました。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
それが無駄な知識だとは私は思っていないのです(すみません)。たとえばイオン化傾向というのが後に、理科年表でイオン化電位の値として数値化されていて、あぁこれのことかと納得して、理解は深まりました。それでみて、例えばセシウムが粘土の内部に捕捉されて除染が困難なのも、この値で納得しました。セシウムはそれが「最強」でした。Sukebenayarouda 相当な無駄な知識を覚えないと1点刻みの受験を勝ち抜けませんでした。具体的には(中略)イオン化傾向の不必要に細かい順序を覚えること
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
私の時代は、まだまだ「のどか」だったのでしょうか。そんなことが言われていたとは知らなかったです。ご指摘深謝です。Sukebenayarouda 最大の問題は、1点でも差をつけたいという受験生の要望に受験業界が応えようとしていくうちに学問的に不適切な内容が大手をふるって通用し、大学サイドもそれに迎合した結果、大学に入ったら受験知識を解毒しないといけないといわれることが多々あった
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
参考になりました。ありがとうございました。でも、それでも無駄な知識とは思えないのですが。一定の傾向性を言っているわけで、例えば、クラーク数なんてのも消えていきましたが、元素の成分の違いを意識する上では、私には有用でした(すみません)。正確ではないことは後に理解して、それはより深い知識(例えば星での元素合成のメカニズム理解)に繋がったと思います。Sukebenayarouda 理系でいうならイオン化傾向など電気化学の分野で深刻でしたが、これについては渡辺正氏の論考をご参照ください。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
例えば、これも何がいけないのか理解できません。それが正確ではないことでしょうか?なぜそれが正確ではなかったのか、ということを理解することで広がる理解もあると私は考えます。むしろ固定的にそれさえ覚えればよいとする部分が理解できませんが。Sukebenayarouda 「1100年代末から1200年代はじめにかけて鎌倉幕府成立」程度の知識で十分なのに年号を特定しようとしたあげくにドツボにはまってしまった例でしょう。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
無駄は避けられない、一見して無駄に見えることにこそヒントがある、それを「本当の無駄」にすること(それを使えない知識だと思ってしまう態度)こそ、私には無駄なことだと思えますが。 Sukebenayarouda 受験にしか通用しないような無駄な知識習得を避けること
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月26日
こういうことを真面目に議論することは大事ですよね。ご意見、ありがとうございます。現状では、基礎学力で2倍程度に絞って、あとは2次試験でしょうか(国立の場合)? その2次試験を、抽選にせよというご提案ですね?2次試験を嫌われるのは(最後は)1点刻みになるからですね? Sukebenayarouda 定員の2倍程度まで学力でしぼり、最後は抽選というのがもっともすっきりしていると私は考えています。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月27日
y_mizuno イオン化傾向という概念が無益といっているわけではなく、測定精度などを無視してただ標準電極電位の数値を序列化したものがイオン化傾向として横行していることを渡辺氏は危惧していました。測定精度、その他実際の条件を考慮すれば序列として意味をなすのは9個程度の化学種なのにもかかわらず、教科書では15個の序列が掲載されていました。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月27日
y_mizuno 渡辺氏はイオン化傾向そのものが入試で問われたことはないと記事に書かれていますが、受験産業に従事した経験がある自分は序列を問う入試問題を見たことがありましたし、従事していた当時は暗記することを受講生に求めていました。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月27日
y_mizuno 発達段階に応じて概念の精密度を変えていくことは有意義であると思います。ただそうやって精密度をあげていけるようであればいいのですが、しばしば1点を競う受験競争からは点取り競争に血道をあげるあまり筋悪の誤った概念が生み出されることがあると私は感じています。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月27日
y_mizuno なお、私が学習内容を精選することを重要視しているのは、決して楽をさせようとしているのではなく、むしろ文理問わず高校の全科目はすべて履修して欲しいという思いがあるからです。 時間的制約を考えれば、全科目で学習内容を精選していくことが重要になります。そうすると必然的に年号の下ひと桁まで正確に暗記させるなどといった(学問の本筋とはずれた)ことは省く必要があると考えています。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月27日
y_mizuno はい。1点1点を競う競争は避けて欲しいという思いはあります。点数獲得能力に秀でた均一的な集団よりも、ある学習到達度が担保されていることが前提の上で、勉強に打ち込んだ生徒、部活に打ち込んだ生徒、何にもそれほど関心をもっていない生徒がそれなりにミックスされた集団を新入生に採用する方がよいと考えています。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月27日
y_mizuno なお、ご多忙のところ丁寧にご回答くださいましたことを御礼申し上げます。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月28日
そういう事実があることを知らなかった自分の無知を恥じます。でも自分としては受験を戦争と思ったことは一度もなく、ただ勉強が楽しかったし、分かること(例えば英単語を無意味な暗記と嫌う人がいますが、私は語源や派生語やアクロニムが面白かった)は有意義でした。Sukebenayarouda しばしば1点を競う受験競争からは点取り競争に血道をあげるあまり筋悪の誤った概念が生み出されることがあると私は感じています。
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月28日
確かに、あの限られた時間の中で、全科目内容に精通することは難題だと私も思います。だからおっしゃることは分かりますし、賛同します。でもどうやってみて、完璧はあり得ないと思ってますので、減らせば(精選で)解決するとも思えないのですわ。論点はそこですかね。Sukebenayarouda 私が学習内容を精選することを重要視しているのは、決して楽をさせようとしているのではなく、むしろ文理問わず高校の全科目はすべて履修して欲しいという思いがあるからです。時間的制約を考えれば、全科目で学習内容を精選していくことが重要
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月28日
分かりました。認識の違いはここです。1)点数獲得能力は人間の能力の一部だから、それで人間が均一化するとは思ってない。2)大学から見ると「学習到達度が担保」なんて全くされてない(昨今の私学受験の堕落の結果)3)逆に多様な学生は十分以上に達成済み。Sukebenayarouda 点数獲得能力に秀でた均一的な集団よりも、ある学習到達度が担保されていることが前提の上で、勉強に打ち込んだ生徒、部活に打ち込んだ生徒、何にもそれほど関心をもっていない生徒がそれなりにミックスされた集団を新入生に採用する方がよい
MIZUNO Yoshiyuki水野義之 @y_mizuno 2014年12月28日
Sukebenayarouda こちらこそ、有益な意見交換ができて、論点整理が出来たような気がして、感謝です。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月29日
y_mizuno 一旦締めたあとで恐縮ですが、「昨今の私学受験の堕落の結果」とありますが、大学評価基準協会などの大学評価で、入試科目を審査事項に入れるなどの措置を入れる運動を進めるというのはいかがでしょうか?そうそう簡単にはいかないでしょうが。「外圧」で情けないかもしれませんが、大学評価で深刻な低評価を受けるということを理事会側が認識すれば、無茶な受験科目削減にならないと思うのです。今の理事会は大学評価を相当気にしていますよね?
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月29日
y_mizuno もう一点、私がペーパーテストの1点刻み評価に不信感をもっている理由として、私が大学で講義、研究指導を行った経験があります。私は偏差値40代後半~60代前半の10校くらいで力学、電磁気学、熱力学の講義、演習を非常勤で行った経験があります。その経験でですが、驚くほどデキの良さ(悪さ)が変わらないのです。一応、偏差値の序列はあるわけで、期末のペーパーテストの成績はほぼ序列通りです。しかし、演習などで出る質問などで推定するかぎり理解度はほとんど変わらないように思うのです。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月29日
y_mizuno 高偏差値校の学生はひょっとすると講義終了後テストまでに驚異的に理解が進み高得点になっているのかもしれませんが、私には単に出題されそうな範囲を要領よく暗記してクリアしているようにしか思えませんでした。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月29日
y_mizuno そう思ったのは、ポスドクや助教としてB4やマスターの学生の指導をしたときに、これまた驚くほど基礎科目の理解度が偏差値に比例していなかったからです。あとのオリジナリティについてはそれこそ偏差値に比例しないので、B4、修士の研究レベルになるとほとんど偏差値との相関はなかったように思います。正直、私自身、偏差値40代後半の学生に若干色めがねをかけていたところもあったので、実際にこれを経験したことはうれしい驚きでした。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月29日
y_mizuno なお、私が唯一偏差値と相関しているなと実感したのは英語力でした。低偏差値大学の学生は意欲も専門分野の基礎学力も高偏差値大学の学生にひけはとっていないのですが、英語力だけは悲しいくらいできない学生が多かったです。具体的にいうと三単現のSをよく理解していないレベルでした。なぜこうなるのかはまだわかりません。
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2014年12月29日
y_mizuno 偏差値40後半あるということは全国ではほぼ真ん中より上にランクするわけですから、日本全体でみればまだまだ高偏差値大学でのはなしをしているに過ぎないということかもしれませんが…
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