渡邊芳之先生 ynabe39の「アメリカ盤の中古レコードで内袋がポリに交換されているものは基本的に紙袋に戻す。紙袋のほうがカビも出にくいのにどうしてポリ袋に交換するのか。」
千の風になって。
北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
アメリカ盤の中古レコードで内袋がポリに交換されているものは基本的に紙袋に戻す。紙袋のほうがカビも出にくいのにどうしてポリ袋に交換するのか。
2014-12-26 21:45:161980年代くらいにはなんとなくポリの内袋のほうがレコードを大事にしているような感じがして輸入盤を買うとみんなポリ袋に替えたり紙袋の中にポリ袋を二重にしていたりした。いま考えると百害あって一利なしである。
2014-12-26 21:46:28ポリ内袋の最大の問題点は湿気が抜けずに中に溜まってしまうことで,ポリ袋がペターッとレコードに貼りついているのをときどき見る。そこにはカビも生える。
2014-12-26 21:48:23もっと悪いのはポリ袋が長年の保管でレコード盤と化学反応を起こしていわゆる「ビニール焼け」になっている例。紙の内袋ではこれはまったく起きない。
2014-12-26 21:49:24アメリカのディーラーで昔のアメリカ盤に入っていたのとそっくりの藁半紙みたいな色の袋を供給してくれるところがあってそれを使っている。ユニオンなどで買える国産の紙袋は色が真っ白すぎ。
2014-12-26 21:51:02悩ましいのはイギリスやヨーロッパプレスの特にクラシックのレコードで,最初からポリライナーの内袋に入っている。これを紙袋に替えてしまうのはオリジナル主義の自分としては気が進まない。
2014-12-26 21:52:59海外の真面目なコレクターはオリジナルの袋はジャケットの中に別に収めておいてレコード自体は紙袋に入れ替えていたりする。特注で自分の名前入りのハトロン紙袋なんかを作っている強者もいる。
2014-12-26 21:54:13ここのところ何枚も見たのはレコード店がサービスとして入れ替えていた厚手のビニール外袋とレコードが化学反応してビニール焼けになっている例。メーカーが出荷の時に被せていた薄いポリ袋でそうなっているのは見たことがない。
2014-12-26 21:55:53承前。日本ではレコード会社はレコードを薄いポリ袋に入れて出荷していた。このポリ袋は見栄えが悪いので各レコード店は店頭に並べる前にもうちょっとしっかりした,しばしば自店の名前やロゴを印刷したポリ袋に入れ替えていた。
2014-12-26 21:59:13これは外袋の話。わが家にはこうしたロゴ入りの外袋に入ったレコードがまだ少し残っている。石丸電気,ヤマハ,山野楽器,今日ひさしぶりに見たのはスキー用品のヴィクトリアが神保町(書泉ブックマートの隣)に作ったヴィクトリアレコードセンターの外袋。
2014-12-26 22:03:58この書泉ブックマートの並びにはそれより前には「ディスクロード」という輸入盤専門店があった。これはもとは新宿御苑前にあった店だと思う。
2014-12-26 22:07:29話は前に戻るけど,この「レコード屋が親切で取り替えた厚手の外袋」の中に20年30年するとレコードと化学反応してレコードを変質させるものがある。まあそんな先のことを見通せなかったからといって責めるのも酷だが。
2014-12-26 22:11:57@gonnabe72 トリオレコードは一時はECMも配給していたしクラシックのレコードまで出していた。プレスは日本ビクターのように見える。
2014-12-26 22:13:02SP盤の時代は1890年くらいから1950年くらいまで60年,モノラルLPの時代が1948年から1958年まで10年,ステレオLPの時代が1958年から1988年頃までの30年,CDは1983年発売だから30年を過ぎたところ。次の「メディア」はもうないだろう。
2014-12-26 22:33:03