ソーシャルメディアがキャズムを越えるとアーリーアダプターが抜けていく/ウェブで情報を残すということ
うーん。「ソーシャルメディア」が何を指してるのかいまいちよく分からない。SNSって要は「Webの中で鍵かけて内輪の話ができる空間」だと思ってたんだけど、違うの? http://htn.to/478yJq
2010-12-05 14:14:14これ、まとめた@kanoseさんとしては「ソーシャルメディア」をどんな風に理解しておられるんだろうか。気になる。http://htn.to/478yJq
2010-12-05 14:16:19SNSが「Webの中で鍵かけて内輪の話ができる空間」に日本でなったのはあくまで結果的だと思ってます。ソーシャルメディアについては基本的に「ネットの社交空間」だと考えてます。ないしょ話ができるのはあくまで付随と @crowserpent
2010-12-06 00:57:30@kanose うーん、「社交」という言葉が何を指すのかよく分からないのですよね。個人サイトにあるBBSやチャットは「社交空間」にあたるのか、とか。http://htn.to/478yJqを見てると「ソーシャルメディア」という概念はもっと限定的に使われてる気がするので。
2010-12-06 02:22:58@crowserpent 日記リンクスという例が出ていたように、いろいろな人が鉢合わせる可能性のある場所は社交空間だと考えてます。個人サイトのBBSでも、管理人と閲覧者という関係だけでなく、何らかの場を形成していれば、社交空間でしょう
2010-12-06 02:28:09mixiがどうとかSNSがどうとかと話がされているが、基本的に「空気が雰囲気が発展が云々」という話は「キャズムを超えていく」話であって、mixi固有のものではない。その辺見誤ると今後のネット論議で恥ずかしい目をみる。 ⇒ http://togetter.com/li/75423
2010-12-05 22:53:13ネットコミュニティが200万を超えていく段階で、そのサービスの流行が「ネットの文脈に触れていない人たち」に届いていくものだ。このときの「気持ち悪さ」を先住ユーザー層が感じるという流れは毎度のこと。昨年末から今年にかけてtwitterでも起こっている。
2010-12-05 22:55:48そのあたりで問題になってくるのは「マジョリティが退去して押し寄せること」ではなく、むしろ「インフルエンサーたるイノベーター・アーリーアドプターが飽きて離脱してしまうこと」であるように、mixiやこれまでのネットサービスの歴史を見ていると思える。
2010-12-05 22:59:42@raf00 人が増えたから変わったというのは、自分も感じるところではあるのですが、そうなると、初期のmixiみたいな空間が欲しい人は、ずっと新しいサービスを探し続ければいいじゃんって結論になるんですかね
2010-12-06 01:01:29@kanose ネットのユーザーとしてはそうして流れ続ければ話すネタが尽きなくていいじゃんと思いますが、Webで飯食う人間としてはそうした「新しいものジプシー」をしていても最終的に得られるものは少ないのだし、そろそろ長期的なビジョンを持ってもいいのではと思います。
2010-12-06 01:07:01@kanose 4桁IDの時代のmixiはほんと異常なくらい理想郷でしたが、それはあくまで人の異常さであって、ツールではなかったんですよね。初期状態って「すごい人たちの舞台裏」感が強いので、舞台裏に人が集まったらそこがオフィシャルになっちゃうのは当たり前の話で。
2010-12-06 01:12:07@raf00 そもそも10年単位で使われるソーシャルサービスは登場するのか?というのがここ最近の問題意識ではあるのですが、どう思われますか? ブログみたいにどこかのサービスじゃない「形態」を示すものなら、10年続くとは思うのですが
2010-12-06 01:12:38@kanose 業界に一度も根付いていないのがまさに「10年先のビジョン」だと思います。黎明期の流動性を「そういうもの」と捉えてしまっている節が強いです。ユーザーもそれに合わせたネットワーク利用がされています。現状10年続くために解決しなければならない課題は多いと考えます。
2010-12-06 01:18:05@raf00 ECをのぞいたWebを主に宣伝媒体と考えている人たちにとっては、商品を上手く宣伝してくれる人たちがいる場所がどこかにあればいいのであって、それは10年続かなくていいと思っているんじゃないか…というのが僕の印象ですね。ECなら10年続いている訳ですし
2010-12-06 01:22:42@kanose 長期的なビジョンを持ち、そこにブレがないことで10年続けて再び強い力を見せたサービスもあります。まぐの大川さんその人です。彼が昔常に言われていた「ネットの水道局であるべき」としたサービスは形を変えず生きていますね。
2010-12-06 01:22:53@kanose トリプルメディアが語られるようになり、ソーシャルを中心としたアーンドメディアに注目が向いたのがまさに最近ですね。ただこれを国内の論として話すのはまだ早いと思っていて。
2010-12-06 01:26:24@kanose 以前から300万の壁、というのを語ったりしていましたが、海外ではネットのリーチ率70パーセントを超えるFacebookがきているわけで、リーチ率20パーセント弱のmixiを今語ってもなんにもならないところがあります。ついったがリーチ率で追いついてしまっていますし。
2010-12-06 01:29:33@kanose ネットユーザーとしては、コロコロ場が移ることによって文脈や力関係が都度リセットされてしまうことに結構な危機感を持っています。あとクローズドなソーシャルネットは文脈の断絶が起こるので「あくまでオプション」でいて欲しいというのが願い。
2010-12-06 01:37:52@raf00 ネットでテキスト売るならメルマガだよ!って今になってなるとは思いませんでした(笑)。トリプルメディア論についていい本とかネットの記事ってありますか?
2010-12-06 01:37:54@kanose 今年顕著になったのが「企業自身がソーシャルと対峙して得た膨大なデータに対して、広告代理店やマーケターがまったくついていけていない」点で、そのために有益なテキストがすごく少ないです。概要はこちら ⇒http://bit.ly/cFqkBi
2010-12-06 01:43:07そういえば2010年中盤時点でのブログ事業者のシェア一覧を見ると、アメブロが50%近くを取っていて、残りをyahoo!やFC2が埋め、はてなのシェアは表の中でほとんど見えないくらいなので「はてな界隈」というのはもはや辺境ですらないことがわかるわけで。
2010-12-06 00:48:22@raf00 「はてな界隈」ですが、はてなダイアリーで話題になるかどうかじゃなくて、はてなブックマークで話題になるかどうか…ということなのでは? SBMならシェアはかなり大きいですよね。そのSBMがどれだけネットで見られているのか?はまた別ですけど
2010-12-06 01:41:22@raf00 個人のプロモーションの場とコミュニケーションの場というのは別れていくかなーと思ってます。たとえばブログはプロモーションとしてはいまだに一番強いと思いますし
2010-12-06 01:58:49@kanose 両方が必要で並行できればいいよねというのは願いとしてありますよね。しかしこう、長い目線で見て、昔ながらの「個人サイト」をキープしておくのはなにげに必要なんじゃないかと思い始めてきました。ブログもまた「場の空気」が強く出るので。
2010-12-06 02:04:40