【愛する者よ】アニメバジリスク各話タイトルの意味【死に候え】

屈指のバジリスクファンであるまがね氏による、アニメバジリスクの各和タイトルの意味解説
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🍆 @okuto1560

そういえば昔バジリスク各話の意味全部調べた事あったな

2015-01-02 11:35:47
🍆 @okuto1560

以下、昔やってたバジコミュのコペペ

2015-01-02 11:36:09
🍆 @okuto1560

【相思相殺】(そうしそうさつ) この意味に関してはアニメ内容からすぐ読み取れますが、かつて恋仲だった弾正とお幻が殺しあったのを表したタイトルです。 お互いに愛している、しかし星の巡り合わせが違い殺し合う関係という悲しい意味のこもったタイトルであります。

2015-01-02 11:36:13
🍆 @okuto1560

【胎動弐場】(たいどうにば) 2つの勢力、すなわち甲賀と伊賀が動き出すといった表現、あるいは胎動から生まれ、舞台は次のステージへと動くといったあたりでしょうか。 丈助と蝋斎が激突し、伊賀はこの回で不戦の約定解禁を知る為、ここから血で血を洗う戦いの狼煙があがるといった具合でしょう

2015-01-02 11:36:27
🍆 @okuto1560

凶蟲無惨】(きょうちゅうむざん) これはわりかしわかりやすいタイトルですが地虫十兵衛、風待将監が無惨に死ぬといった表現です。 ちなみに小説では十兵衛が将監の星も占って凶という結果を出しています。アニメではカットされた描写ではありますが、2人の最期を語っている回です。

2015-01-02 11:36:40
🍆 @okuto1560

【妖郭夜行】(ようかくやこう) 夜の危険な地帯を歩くという意味です。 不戦の約定解禁を知った朱絹、陣五郎が暗殺せんと構えている伊賀鍔隠れに弦之介と丈助は足を踏み入れる為、その危険さを物語ったタイトルです

2015-01-02 11:36:51
🍆 @okuto1560

【忍者六儀】(しのびのりくぎ) 忍びの掟。という意味です。 不戦の約定が結ばれている中、不審な発言と共に甲賀卍谷に現れた天膳一行。 彼らの大量殺戮に血迷ったのかと言う豹馬。 忍者の掟…すなわち不戦の約定という掟について重点を置いたタイトルかと思います。

2015-01-02 11:37:02
🍆 @okuto1560

【降涙恋慕】(こうるいれんぼ) 愛する者を待つ者の恋い焦がれた涙。すなわち夜叉丸と蛍火にスポットを当てたタイトルです。 この回で夜叉丸は人別帖より名を消しますので、それを知らずに涙を落として待つ蛍火というのがまた辛い描写です。

2015-01-02 11:37:11
🍆 @okuto1560

【人肌地獄】(ひとはだじごく) お胡夷の忍法を表した回です。 その恐ろしい吸血忍法はこの回でもわかる通り、まさに人肌から描かれる地獄絵図だと思います。

2015-01-02 11:37:21
🍆 @okuto1560

【血煙無情】(ちけむりむじょう) 人を斬る、あるいは刺した時にほとばしる血を血煙というので、お胡夷が念鬼に串刺しにされる最期。 無情、すなわち思いやりの心なんてない伊賀の念鬼の無慈悲さを表したタイトルです。

2015-01-02 11:37:29
🍆 @okuto1560

【哀絶霖雨】(あいぜつりんう) 哀絶、悲しいの上位互換であるので非常に悲しい。 霖雨は何日も降り続く雨。 弦之介から朧への決別の態度で心を痛め哀しみにくれる朧。 その涙を表すかのような雨の中での決別であった為、非常に悲しいタイトルとなってます。

2015-01-02 11:37:38
🍆 @okuto1560

【神祖御諚】(しんそごじょう) 神のように偉い人が決めた事。 すなわち天下人、家康の決めた争忍合戦を表したタイトルです。 アニメにおける総集編のような役割を果たした10話。ここまでの凄まじい忍び同士の争いを駿府城で聞く家康。 無論、彼には忍びへの情はない。

2015-01-02 11:37:52
🍆 @okuto1560

【石礫無告】(せきれきむこく) 石礫=小さな石 無告=苦しみを訴える相手のいない事 小さな石というのは天下人家康が巨大な王とすれば、甲賀、伊賀は小さな石。家康からすれば捨て石といったところでしょうか。

2015-01-02 11:38:15
🍆 @okuto1560

約定解禁を知った弦之介はその真意を確かめんとするが、それを訴える相手はこの場にはおらず、駿府まで足を運ぶ事を決める回です

2015-01-02 11:38:19
🍆 @okuto1560

【追想幻燈】(ついそうげんとう) 昔の事を幻燈(ぼんぼり提灯)のように思い出す。 この回は朧、蛍火、朱絹と、女性達が想う相手を思い出し、悲しみに打ちひしがれる回です。 女性陣の気持ちがよく現れている隠れた素晴らしいタイトルであります。

2015-01-02 11:38:30
🍆 @okuto1560

【胡蝶乱舞】(こちょうらんぶ) この回は蛍火にスポットを当てた回です。 タイトルそのものは蛍火の最期に乱舞する大量の蝶を指してます。 絶命の間際、幻に浮かぶ夜叉丸に手を伸ばす蛍火。しかし彼女は左衛門に両腕を切り飛ばされた為、その伸ばす腕はない。ここもまた辛い表現を強く表している

2015-01-02 11:38:45
🍆 @okuto1560

【散花海峡】(さんげかいきょう) 海(水路)で散る花。散花という意味は戦死や死亡を指しますので、陣五郎(一応、天膳もかな?)の死を表した回です 陣五郎と天膳に花という言葉が似合うかどうかは置いておくとしましょう。 ただ彼の死に深く心を痛めていた朱絹こそが本当の花なのやもしれません

2015-01-02 11:39:11
🍆 @okuto1560

【波濤獄門】(はとうごくもん) 波濤は大波、あるいは高い波を指し、獄門は江戸時代の見せしめ処刑。 波の揺れる海原で散った刑部の死を見せしめのように民の前に置いた伊賀の一行(まぁ天膳が独断でやったとしか思いませんがw) 刑部の最期を表現したタイトルです。

2015-01-02 11:39:27
🍆 @okuto1560

【懐抱淡画】(かいほうたんが) 不戦の約定が解かれる半年前の甲賀と伊賀それぞれの平和な日々を表したタイトルです。 わずか半年前の淡い思い出。 こんな日々を見ていると天海への怒りがこみ上げてくる回です。

2015-01-02 11:39:36
🍆 @okuto1560

【昏冥流亡】(こんめいるぼう) 昏冥、すなわち暗くて様子がわからない。 流亡はただ居場所もなくさすらうといった意味です。 盲目となった小四郎が天膳とはぐれ、自身のこれまでの情けなさや色んな感情が入り混じり途方に暮れている所を現したタイトルです。

2015-01-02 11:39:45
🍆 @okuto1560

【無明払暁】(むみょうふつぎょう) 無明。これまた難しい言葉なのですが、元は仏教における言葉です。 このタイトルでおける無明は豹馬の言う「世の理」。 すべての事象はなに 1つとして独立しては存在していないという事を理として弦之介に説く豹馬。

2015-01-02 11:39:58
🍆 @okuto1560

幼き頃の弦之介はそれを明け方の綺麗な風景(払暁)を見て理というのを理解するという豹馬と弦之介の師弟関係の絆を表した非常に凝ったタイトル名です。

2015-01-02 11:40:01
🍆 @okuto1560

【猛女姦謀】(もうじょかんぼう) これはわりかしわかりやすいタイトルです。 猛女=悪妻。 姦謀=悪巧み。 阿福が伊賀を匿おい甲賀を根絶やしにしようと策略を始めるといった表現であります。

2015-01-02 11:40:10
🍆 @okuto1560

【仁慈流々】(じんじりゅうりゅう) 仁慈とは思いやりが深く情け深い事。 流々はそれぞれの流派、やり方という意味を指します。 天膳に化けた左衛門が朱絹の朧に対する思いや、小四郎に対する思いを知り

2015-01-02 11:40:26
🍆 @okuto1560

弦之介の言葉「甲賀も伊賀も人に変わりはない。伊賀のたった1人でも良い。ちこう歩み寄ってみることじゃ」を思い出す。 流派は違えど同じ人というのを朱絹と接していくうちに気づく左衛門。そんな朱絹の最期を看取り心を痛める描写を表したタイトルです。

2015-01-02 11:40:40