メモ 佐藤国仁さん「技術における安全とは何か」

システムの 多重化と リスクの 評価について。
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seki_yo @seki_yo

GTSTREAM 佐藤国仁さん「技術における安全とは何か」(2012年 10月 15日) 佐藤さんの お話は 4分 45秒すぎから。 youtube.com/watch?v=EiY8kX…

2015-01-02 19:47:50
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0. 安全装置というのは 基本的に、完全なものを 1個だけ 入れるべきです、これが 安全の 大原則です。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:11:17
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1. たかが 1つの 機械のなかで 多重化なんて おかしいと いわなければ、多重化は 非常に 危ない 考え方です。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:13:26
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2. 多重化した 2つの システムが あるときの 共通部分、こちらから こちらへ 移行するときに どうするか、これは 基本的に 難しい。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:15:26
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3. 多重化したとき 共通要因が あれば、それは 多重化では ありません。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:17:03
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4. 今回の 原発事故での SBO (ステーションブラックアウト)、共通した (外部) 電源で、多重化は ありえない。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:19:35
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5. (プラントが) 1ヶ所に あれば 多重化は 成立しないというのが 大原則です。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:21:14
seki_yo @seki_yo

6. 原子力発電所も さまざまな 種類のある プラントの 1つ、他の 機械との 違いは まったく ない。 ただ 取り扱うものに 非常に 特殊性が ある。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:23:27
seki_yo @seki_yo

7. 廃棄物の 問題は 決定的で、今 日本で 稼働している 工場で、廃棄物処理が 基本的に できないまま 運転している プラントは おそらく ない。 原発が 唯一 垂れ流している、論外です。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:26:27
seki_yo @seki_yo

8. 違いは リスクの 大きさ。 確率は 薄めるに すぎません。 (重大事故で) 10万人が 死んでも 10万年 もつとすれば 年に 1人 死ぬだけだ、こういう 考え方です。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:29:49
seki_yo @seki_yo

9. 工学的に いえば、10万年に 1回という 確率の、元に なる データベースに どれだけ 信頼性が あり、対応性・共通性・隔離性は どれほど きちんと 作っているかを 検証して いかなければ、絶対に やっては いけない。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:45:30
seki_yo @seki_yo

10. (それが 検証できなければ) 技術としては 終わりに なるべきです。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:47:28
seki_yo @seki_yo

11. そもそも リスクの 定義では シビアリティと プロバビリティ、(事故による 被害の) 酷さと (発生の) 頻度、これは 掛け算では ない。 この 2つは 関数で あって、両方を 評価するもの。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:53:00
seki_yo @seki_yo

(付) 公害問題が 初期のころ、東京湾への 排出基準は 総量規制でなく 濃度規制でした。 そのため 一時期、(プラントでは) 一所懸命に 水で 薄めて 排出、これは 明らかに 誤りです。(佐藤国仁さん)

2015-01-02 21:56:27