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茂木健一郎さんの連続ツイート『ネットがもたらした新しいリヴァイアサンの時代』のツイートまとめ (2010.12.8)

◆テーマは「ネットがもたらした新しいリヴァイアサンの時代」について
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茂木健一郎 @kenichiromogi

(1)昨日の海老蔵さんの記者会見を、私はニコニコ生放送で見た。既存のメディアが編集後のハイライトだけを報じる中、どちらが時代の最先端か、それは明かだった。

2010-12-08 06:39:15
茂木健一郎 @kenichiromogi

(2)時代の新しい潮流は、ネットの中で動いている。ウィキリークスも、ネットが存在しなければあり得ない。そんな中、新聞やテレビなどの既存のメディアは、すっかり、後塵を拝するという役回りが定着していきているように思われる。

2010-12-08 06:40:23
茂木健一郎 @kenichiromogi

(3)ただ、新聞やテレビが消えるとまでは思わない。ネットという「ウィルス」に社会が感染し、最初は劇症となっても、そのうち共存への道を見いだす。新聞やテレビはしぶとく、この世界の中に存在し続けるだろう。

2010-12-08 06:41:22
茂木健一郎 @kenichiromogi

(4)ウィキリークスの衝撃は、アメリカやイギリス、スウェーデンのような民主主義の国でさえも、「国家」というものが急にテレビや新聞のような古いものに見え始めたという点にある。

2010-12-08 06:42:11
茂木健一郎 @kenichiromogi

(5)たとえ、民主的に選出された人たちによる政府であれ、強制力(=「暴力装置」)を持ち、情報を秘匿する「国家」という存在が、"suspect"(疑わしい存在)であるという斬新な視点を、ウィキリークスは提供した。

2010-12-08 06:43:37
茂木健一郎 @kenichiromogi

(6)ネットは世界の見え方を変えた。新聞やテレビ、政府といった「アンシャン・レジーム」の偽善性が露わにされた。しかし、古いものが急になくなるかと言えば、そんなことはなく、しぶとく存在し続けるだろう。ただ、私たちの感性の変化は、もはや戻りようがない。

2010-12-08 06:45:05
茂木健一郎 @kenichiromogi

(7)世界は今、リヴァイアサン(怪物)が暴れ回る場へと急速に変化している。それが「民意」であれ、「検察」であれ、「メディア」であれ、あるいは「民主的に選ばれた政府」であれ、「ノーベル賞」であれ、自動的に権威が認められるというよりは、むしろむき出しの衝動として知覚されるのだ。

2010-12-08 06:46:53
茂木健一郎 @kenichiromogi

(8)リヴァイアサンの格闘が行われる現代において、自分の立ち位置をどこに置き、何を主張するのか。思想的にはきわめて興奮すべき時代がやってきたように直覚する。

2010-12-08 06:47:56
茂木健一郎 @kenichiromogi

(9)中国政府はきわめてわかりやすい「リヴァイアサン」だが、ウィキリークスという「眼鏡」によって、民主主義国家もまた「リヴァイアサン」となった。カオスの中で、私たちは、何ものかの炎を自らの掌の中で懸命に守り続けなければならない。

2010-12-08 06:49:48
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、ネットがもたらした新しい「リヴァイアサン」の時代についての、連続ツイートでした。

2010-12-08 06:50:11

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