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【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】

宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 北海道大学メディア・コミュニケーション研究院の特任准教授 ピアーズ・ウィリアムソン氏が東京電力福島原子力発電所の事故による小児甲状腺癌に関して書いた文章についての、まとめの第4弾です。
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島薗進 @Shimazono

0【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】③→ togetter.com/li/763645 ウィリアムソンが指摘する4事実。1)スクリーニング効果、2)4年(4年間は出ない?)、3)低線量被曝線量、4)呼吸ではなくミルク。2)については③で紹介。以下は、2)の残りと3)。

2015-01-04 10:53:40

【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く③】

まとめ 【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く③】 宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 読売と朝日の科学記事の信頼性に関する内容になっています。 2251 pv 85 2 users 12

島薗進 @Shimazono

1【小児甲状腺癌…公式見解を読み解く④】「チェルノブイリにおける山下の活動を思えば、山下と鈴木が4年の「事実」を断言しているのは、彼らの本当の知の限界を反映しているのだろうかと訝っても許されるだろう。そうではないと思わせる証拠がある」besobernow-yuima.blogspot.jp/2014/12/p-japa…

2015-01-04 10:54:52

アジア太平洋ジャーナルVol. 12, Issue 48, No. 2, 2014年12月8日.
福島の小児甲状腺ガンについての公式見解を読み解く
Demystifying the OfficialDiscourse on Childhood Thyroid Cancer in Fukushima
ピアーズ・ウィリアムソン Piers Williamson
(日本語訳)
http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2014/12/p-japanfocus.html

島薗進 @Shimazono

2【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】山下氏らの示す数値では、「1990年にスキャナーがついに届いて、合計数が15症例に跳ね上がり、5例は事故時の年齢が5歳以上だった(6歳2例、8歳2例、13歳1例)ものの、5歳未満の子どもたちに集中していた」。11例は事故時5才未満。

2015-01-04 10:55:11
島薗進 @Shimazono

3【小児甲状腺癌…公式見解を読み解く④】山下は4年以内に見つかった5歳以上の11症例を知っていたのであり、鈴木も仕事上の密接な関係から考えて、知っていたのだ。山下は結局、5歳以下の子どもたちの発症が4年で2例だったのに対して、5歳を超える子どもたちは11例だったことを知っていた…

2015-01-04 10:55:39
島薗進 @Shimazono

4【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】「さらにまた…落合栄一郎が記しているが、子どもたちの甲状腺癌のほとんど即時の増加を2011年にウクライナ政府が報告していた。落合は、「この途切れない増加から考えて…ヨウ素131以外の放射線源も関与しているのかもしれない」と書いた。」

2015-01-04 10:55:53
島薗進 @Shimazono

5【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】以上が論点2)。続いて論点3)低線量被曝線量推定の信頼度。「放射性降下物で被曝した場合の健康への影響の予測は議論の渦中にあるので、相異なった前提にもとづく様々な数値があり、反原発の独立系科学者たちは公的機関よりも悲観的なことが多い」

2015-01-04 10:56:08
島薗進 @Shimazono

6【小児甲状腺癌…公式見解を読み解く④】全般的な推計より個人の被曝の記録が望ましい。ところが、それは県によって止められた(TV朝日)。崎山比早子は「内閣府原子力災害対策本部が原子力安全委員会(NSC)に送付した文書を示し、実施中の甲状腺被曝検査を止める力が働いたと見解を述べた。」

2015-01-04 10:56:41
島薗進 @Shimazono

7【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】「その文書には、モニターは相当の重量物であり、移動が困難であるとか、関係する人びとに不安と差別を与える恐れがあると書かれていた。つまり、当局機関は真のリスクが心理的なものであり、放射性降下物による被曝にはないと主張しているのだ。」

2015-01-04 10:56:57
島薗進 @Shimazono

8【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】「この論法が福島医大の立場でありつづけている」「TV朝日は、爆発直後に被曝線量レベルの測定を試みた弘前大学の床次真司教授にも取材した。放射性のヨウ素131の半減期はほんの8日なので早期の記録が重要である。彼は浪江町で測定を始めたが」

2015-01-04 10:57:20
島薗進 @Shimazono

9【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】「福島県が不安を煽っているととがめ、やめさせた。床次は災害時の研究者の世界におかしな雰囲気があったと振り返った。甲状腺検査をやらなければならないことは、だれにもわかっていたはずだが、誰も言わず、ましてや行動も起こさなかった。」

2015-01-04 10:57:52
島薗進 @Shimazono

10【小児甲状腺癌…公式見解を読み解く④】「福島医大副学長の小児科医、細矢光亮もまたヨウ素剤を住民に配布したいと願っていたが、福島県がそれを差し止め、決定を山下俊一に委ねたところ、その彼は配布を不必要と考えていた。後になって、福島医大職員たちの不安が正当なものだったと判明した。」

2015-01-04 10:58:22
島薗進 @Shimazono

11【小児甲状腺癌…見解を読み解く④】3月15日に福島医大前の県道114号交差点の雑草からkgあたり190万Bqのヨウ素131が検出されたのである。結局、床波は65人のうち、50人(77%)の甲状腺に放射性ヨウ素を見つけた。彼は次に2011年3月11日の呼吸を想定して考えられる」

2015-01-04 10:59:13
島薗進 @Shimazono

12【小児甲状腺癌…読み解く④】「被曝線量を計算した。20人の推定被曝線量は20mSv未満だったが、5人は50mSvを超え…最高記録は87mSvで、2番目が77mSvだった。床波は、ヨウ素レベルが高い地域に残っている乳幼児は100mSvを超える被曝をしているかもしれないと言った」

2015-01-04 11:00:23
島薗進 @Shimazono

13【小児甲状腺癌…④】「UNSCEARによればチェルノブイリの平均甲状腺被曝線量は490mSvでありこれより低いにしても50mSvのレベルはやはり重大である。IAEAは2011年6月ヨウ素剤配布を勧告する被曝線量レベルを甲状腺の等価線量で100mSvから50mSvに引き下げた」

2015-01-04 11:01:32
島薗進 @Shimazono

14【小児甲状腺癌…公式見解を読み解く④】「これはチェルノブイリの最新データが50mSvを超えると甲状腺癌のリスクが高くなることを示したからである。それにひきかえ、WHOは1999年以来、乳幼児、18歳以下の子どもたち、妊娠女性、授乳女性の限度を10mGyに据え置いたままである」

2015-01-04 11:02:24
島薗進 @Shimazono

15【小児甲状腺癌…読み解く④】そこで「日本政府は2011年12月、指針を100mSvから50mSvに引き下げた。さらに言えば、チェルノブイリ事故後、甲状腺癌は子どもたちだけに発症したというのが「事実」とされてきたので、ヨウ素剤の服用は40歳未満の人たちだけに推奨されていたが」

2015-01-04 11:03:13
島薗進 @Shimazono

16【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】「ヨウ素剤の服用は40歳未満の人たちだけに推奨されていたが、細井(当時、広島大原爆放射線医科学研究所、後、東北大学医学部の細井義夫)は、最新の疫学データが40歳以上の人びとも影響されていることを示していると注意を促した。」

2015-01-04 11:03:34
島薗進 @Shimazono

17【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】「その結果、日本政府は2012年12月、指針を変更し、40歳以上の人びとへの錠剤の配布を認めた」以上、ウィリアムソンがあげる4つの論点の3つ目。福島事故による低線量被曝線量は健康影響を及ぼすほどではないとのほのめかしが危うい理由。

2015-01-04 11:04:04
島薗進 @Shimazono

18【小児甲状腺癌についての公式見解を読み解く④】福島原発災害による低線量放射線被曝が健康に影響するほどではないという公式見解は根拠が薄いと考えている科学者が多い。ここでは落合栄一郎(在米)、床次真司(弘前大)、細矢光亮(福島医大)、細井義夫(東北大)諸氏の見解が紹介されている。

2015-01-04 11:16:21

コメント

宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011 2015年1月4日
18番の呟きを追加して、まとめを更新しました。 島薗(@Shimazono)先生、連絡ありがとうございます。
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