英連邦の無軌道小話3つ~AT突撃戦車のやりたい事・“ロンソン”火炎放射器の由来・カナダのInglis 20mm機関砲
AT突撃戦車のやりたい事
1945年ボルネオでの、マチルダIIの戦いぶり…(2pdrのsolid shotでコンクリバンカーに穴開けて、そっからフロッグで火炎放射を流し込むとかわりかし鬼畜な戦法が書いてある):The World at War... bit.ly/1DeivTK
2015-01-03 17:23:45一方、英軍本気のジークフリート線突破装置であるATシリーズだと、武装は6ポンド砲(もしくは6ポンド自動砲)+20mm機関砲(または3.7インチ榴弾砲)+車体固定火炎放射器+銃塔複数とかいう事になる。やりたい事がそのまんま形になってる
2015-01-03 17:31:38銃塔で敵の頭を抑えてつつ、3.7インチ榴弾砲で煙幕焚きつつトーチカの目の前まで前進して、6ポンド砲の乱打でトーチカに穴開けて、そんで固定火炎放射器で穴から炎を流し込む……ATシリーズは、そんな風な極めて特殊な工事機材めいた車両っぽいのね。間違っても戦車や自走砲じゃなくて
2015-01-03 17:38:07最終的にトータスになると火炎放射器が無くなってる。けども、これには兄弟として、主砲取っ払って火炎放射器に載せ替えたAT17,18てのが別に用意されてる。別車両に別れたんですな
2015-01-03 17:48:45“ロンソン”火炎放射器の由来
カナダのロンソン火炎放射器って、なんでロンソンなんでしょうね。考案者がロンソンさんなのか、ライターメーカーの名前から取ってロンソンなのか。それともライターメーカーのロンソンそのものが開発に関係してたりとか……?
2015-01-03 20:46:41@FHSWman militaryfactory.com/armor/detail.a… どこまで信じていいかわかりませんが、ライターメーカーからの俗称だと書いてはありますね
2015-01-03 20:54:08. @maisov_J oh, ありがとうござます。すると、当時のカナダ軍ではジッポーよりロンソンのほうがメジャーだったりしたのかも知れませんね
2015-01-03 20:57:02カナダのロンソン火炎放射器はロンソン社のライターに因んでそう呼ばれただけで、火炎放射器とロンソン社の間には特に関係なさそで。ロンソン火炎放射器を製造したのはStewart Warner Alemite社で等で、同社はグリースガン(原義のほう)やポンプなど潤滑関連器材を扱った
2015-01-03 22:04:59で、そのロンソン火炎放射器を作ったStewart Warner Alemite社は本業のほうで未だ活躍中 stewartwarnercanada.com こういう風に大戦期に諸々作ってた企業のwebページを見かけると、(当たり前だけど)当時と今とは地続きであるなあと感慨が
2015-01-03 22:10:30タバコ梱包機械メーカーが自動装填装置や高射砲信管自動調定機を作ったり、潤滑給油装置メーカーが火炎放射器を作ったりするの、「総力戦」って感じがして強い
2015-01-03 22:16:06@FHSWman 当時ロンソンのオートマチックライター「バンジョー」が大ヒットして、そこから比喩として使われることが多かったみたいです。allabout.co.jp/gm/gc/195947/
2015-01-03 22:21:23@kzlindsayjj oh, ありがとうございます。昔のライターというとジッポーのイメージが強かったですが、ロンソンのほうがメジャーだった時期ってのがあるのかもですね
2015-01-03 22:27:26@FHSWman 別のこと調べてて知ったんですがそのようです。恥ずかしながらそれまでイギリスのメーカーだと思ってました。(汗)
2015-01-03 22:31:45ヘンシェルみたいに平時から鉄道だの重機械だの作ってるメーカーが戦車作るのは別にそう面白くもないんですが、全然関係ない機器のメーカーが軽めの器材製造に放り込まれるのは総力戦を感じる
2015-01-03 22:25:09第二次大戦期の車載火炎放射器が「ロンソン」と呼ばれて、他方、ベトナム戦争期の火炎放射戦車が「ジッポー」なのは、当時のライターのトレンドなんかと関係してやいなかしら、などと
2015-01-03 22:32:02@FHSWman タイヤメーカー製の戦闘機とかも... pic.twitter.com/UfUDKKB6B4
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