【アナ雪＋プリンセス】お年玉企画とかやってみたかったんだorz

万屋和風愉菓子店@デコタンク @yorozuya753

やっぱり子供や動物には餌付けが一番。シンデレラはそう思いながら「あ、夕食の準備しなきゃ」と経ちあがそうとした所で、 「私のアップルパイ美味しいでしょ？」 「うん」 「毎日でも食べたい？」 「？　うん」 白雪がまたよく分からない会話をし始めたので、その場にいる事を余儀なくされた。

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「本当？　じゃあお嫁さんにしてくれるかしら？」 「ぅ？　わたしの？」 「そう。エルサちゃんの♡」 「ん、と……その……うれしい、けど……」 「けど？」 「あの、こんなにかわいいひと、わたしにはもったいないから……」 ほんの悪戯のつもりで、ちょっとからかおうとして言っただけの言葉。

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そんな白雪の軽い言葉に対して、顔を真っ赤に染めながら俯き加減で返すエルサ。白雪姫は少しの間無言になってから、なにバカな事言ってるんだろうと呆れながら事態を見守っていたシンデレラの方へ顔を向けた。 「ねぇ、ロリコンに目覚めそうなんだけれど、どう思う？」

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「ロリ枠がロリコンになってどうするの！？」 「たっだいまー！」 白雪姫の唐突な発言に力一杯のツッコミをかなしたシンデレラの言葉に被るように響き渡る明るい声。声の主はエルサの後ろ姿を見付けると、 「あー！　なにその可愛いぬいぐるみー！？」 「きゃんっ！？」

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と、叫びながら後ろから勢いよく飛び付いた。小さな悲鳴を上げながら床に倒れるエルサ。 「あー、おかえりアリエル」 飛び付いてハグして遠慮なくもふもふする少女を見ながらシンデレラが呟く。アリエルは嫌がって泣きそうになっているエルサを見て、目をキラキラを輝かせていた。

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「ねぇ、すごいわね！　最近のぬいぐるみって動いてしゃべるのね！！」 「生き物だってば！」 「えぇ！？　なに！？　じゃあこの子新しいペット！？　どっから拾って来たの！？　あ、分かった！　闇商人から買ったのね！」 「うん。取り敢えず黙りましょうか」

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「はい、アリエル。睡眠薬入りのアップルパイよ♪」 「わー、おいしそう！　でもスイミンヤクってなぁに？　新しいトッピングかしら？　もぐもぐ……う～ん！　やっぱり白雪姫のアップルパイってさい……ぐぅー、ぐぅー……」 「ぅぇ、ひっく……ぅっ、ぐす……」

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「あーぁ、もぉ。こんくらいで泣かないの。ビックリしちゃったのね。ほんとこのバカが……ほら、泣かないの。ご飯食べてく？　そしたらアナって人一緒に探してあげるわ」 「……うん」 . . . さぁーせん！もう無理ぽ！＼(^o^)／

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【おまけ】 ラプ「疲れて寝ちゃったね」 シン「えぇ。まぁ、皆にもみくちゃにされてたし、疲れたんじゃない？」 ラプ「ふふっ。だって可愛いもん。可愛がりたくなるのは仕方ないんじゃない？」 シン「皆があんなに幼女好きなんて知らなかったわ」

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ラプ「そんなこと言って。シンデレラが一番可愛がってたクセに」 シン「はぁ？」 ラプ「アリエルとジャスミンにもみくちゃにされてるの助けたり、ご飯食べさせてあげたり、お風呂入れてあげたり」 シン「……夢でも見てたんじゃない？」

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ラプ「もぉ。どうしてそんなに素直じゃないの？　優しいとこあるのに隠そうとするなんて……もったいないじゃない」 シン「うっさい」 ラプ「……もぉ。ねぇ、でもこの子どうするの？」 シン「このまま親が見付からなかったら……ってこと？」 ラプ「……うん」

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シン「んー。そうしたら私達の子供として引き取ればいいんじゃない？」 ラプ「えぇ、そうね……って、ええぇ！？」 シン「あ、ごめん。嫌だった？」 ラプ「ち、ちがっ！　い、嫌じゃないわよ！　ビックリしただけ！！　あの、でも、私達結婚もまだだし、あの……」

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シン「無理しないでいいから。嫌なら嫌って言ってくれて」 ラプ「だから違うの！　素敵な提案だけど、でも、その……ま、まだ子供はいいかなっていうか……ま、まだ今は……その、シンデレラを独り占めしてたいっていうか……」 シン「ラプンツェル……」

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ラプ「っ！　ぁ……ダメ……エルサ、寝てる、のに……」 シン「大丈夫。ぐっすり眠ってるから……あなたが大声を出さなきゃ起きないわよ……」 ラプ「んっ、っっ……ゃ、シン……」 ――ピンポーン 「「……」」 ――ピンポーンピンポーン シン「っ……もっ、誰よこんな時間に！？」

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コンコンココンッゴンゴンッガンガンガンッ！！ シン「あーっ、もっ！　今出てやるわよ！！　はい、どちらさ」 アナ「夜分遅くにすみません！　エルサがここにいるって聞いて」 エル「アナ！！」

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アナ「エルサぁああぁぁぁ！！うわぁーん。良かったよー。無事で本当に良かったよぉ～。ごめんね、あたしがちゃんと抱っこしてなかったから」 エル「ううん。て、はなしちゃってごめんなさい……ぐすっ……アナ、いなくて……わたし、すてられちゃ」

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アナ「捨てるわけないじゃない！　ずっと一緒にいるって約束したでしょ！？　もっ、バカエルサ！！」 エル「っ、ひっく……ごめんなしゃ……」 アナ「でも、あたしももう会えなくなったらどうしよぉって……エルサまたどっか行っちゃったって……うぇぇぇぇん！　良かったよぉ～エルサぁぁぁ」

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エル「ひっく、ぅ、アナぁ……ぐすっ……アナぁ……」 アナ「エルサぁぁぁ……」 シン「あの……」 ラプ「良かったら上がりません？　お茶でも……」 . . 【おわれ】

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次のお題はこれ！！ジャジャンッ！ひーさん（@hiou4869）からのリプで「ちびエルサとれりごーエルサ」です。リプあざました！(^q^三^p^) でもロリか……ロリサか……たまにはシリアス書こうかな……！シリアス耐性ないけれども！！＼(^o^)／

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誰かの声がした。 誰かが囁いていた。 誰が言っていた。 「ねぇ、殺してくれていいよ」 幼い手を差し出して、幼い腕を広げて、無表情で。 自分とそっくりな顔をした、表情の無い子供が囁く。 「ねぇ、いいよ？」 無防備に魂を晒して。 無防備に体温を晒して。 無防備に、命を差し出して。

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泣いていた。 いいよと、笑って、泣いていた。 それに、「そうね」って軽く頷いて。 氷の刃で、その胸を貫いて。 「……いいよ。必要なんでしょ？」 胸から背中へ抜ける切っ先。零れて行く色の無い雫。色の無い、涙と表情。 幼いカラダは倒れて砕けて、雪色の世界に色は灯らなくて。

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真っ白な溜息が降り積もって。氷は色の無い色で輝いて。 「あぁ……」 自分の嘆息に目を覚ました。 周り中氷だらけで色なんてなくて、ここは何処だろうと一瞬考えて、氷で出来たベットが教えてくれた。氷のお城にいるんだったと思い出した。 ぼんやりと色の無い中を見詰めて、ぼんやりと考える。

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あと何度？　あと何回？ 「いい子はもう死んじゃったのに？」 それでもあと幾つ凍らせればいい？ あと何度潰せばいい？ あと何回殺したらいい？ あといくつで、家族（いもうと）を守れる？ 色も温度も、もうないのに。 . . . つづかないよ！＼(^o^)／