学校防災シンポジウムまとめ:命を守る防災教育と地域連携

2015.1.9、山形大学農学部で開催されたシンポジウム【鶴岡における学校防災 〜新潟地震と東日本大震災をふまえて】より。 鶴岡市では3.11以降、防災教育に力を入れてきました。その成果のひとつが今年度、湯野浜小学校の学校保健及び学校安全での文部科学大臣表彰受賞。全ての学校に広げていきたいものです!
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田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

平成26年度東北地域自然災害科学研究集会 公開シンポジウム【鶴岡における学校防災 〜新潟地震と東日本大震災をふまえて】@山形大学農学部。主催:自然災害研究協議会東北地区部会・日本自然災害学会東北支部、共催:山形大学農学部 ow.ly/i/8cmkz #防災

2015-01-09 14:39:44
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

講演「庄内の地震環境と津波 〜知り備える〜」鶴岡工業高等専門学校・澤祥教授。地震について、「揺れ」に比べて「ずれ」についての知識が普及していない現状。M7以上の大地震では地下の断層の動きを、地表に大きな「ずれ」として残す=地表地震断層。

2015-01-09 14:43:49
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

阪神淡路大震災では、淡路島で1m程度のズレが表れた。畑に段差ができたり、道路が横にズレたり。2321人もの死者を出した1999年の台湾大地震では、中学校校舎の真下に地震断層があったため、校舎が倒壊。陸上トラックにも段差ができた。

2015-01-09 14:49:05
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

1999年9月の台湾大地震でも、地表に大きな「ずれ」が表れた。 pic.twitter.com/8BwRrDAphG

2015-01-09 18:40:38
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田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

澤氏:昨年11月の長野県北部の地震は「長野県神城断層地震」と呼ばれるべきだ。M6.7、深さ10km、最大震度6弱。庄内の防災を考える上でも重要な地震だった。 pic.twitter.com/WQms2PafVk

2015-01-09 18:08:29
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田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

1845年以降の地表地震断層は21ヶ所。数十年に一度は大地震が発生している。日本全国に活断層は約2000もある! 庄内にも「庄内平野東縁断層帯」があり、国内の活断層の中でも確率が高いグループに属する。 ht.ly/H2c5k

2015-01-09 14:54:58
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

地震調査研究推進本部による「主要活断層の評価結果」。山形盆地断層帯、庄内平野東縁断層帯、新庄盆地断層帯も確率の高い活断層として載っている。 ht.ly/H2wrD #山形県

2015-01-09 18:34:19
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

東北地方太平洋沖地震では、海底が上下に最大約6mずれた。

2015-01-09 14:57:10
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

大船渡では震度6弱。震度4以上の揺れが約160秒継続した。しかし家が倒壊するわけでもなく、住民には切迫した危機感は見られなかった。数十分後にあの津波が到来するとは、多くの住民が予想していなかった。

2015-01-09 14:59:32
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

「日本海東縁ひずみ集中帯」の存在が注目され始めたのは、1970年代半ばから。 pic.twitter.com/nXDE2TbqhF

2015-01-09 18:47:10
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田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

鶴岡市の対応:山形県の出した津波予測(以前のバージョン)に基づいて、ハザードマップを作成。沿岸部の自治会では「自分事」として避難場所などを検討してきた。

2015-01-09 15:03:33
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

山形県が2012年に作成した津波浸水域予測図CGは、かなり説得力あり。もっと学校現場で使われるべき!

2015-01-09 15:05:04
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

山形県津波浸水想定コンピュータグラフィックス。「山形県津波浸水域予測図」を基に津波が押し寄せる様子等を映像化。 ht.ly/H2hs3 #山形県 #鶴岡市 #酒田市 #遊佐町

2015-01-09 16:08:03
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

知らないと想像できないので、本当の怖さを知らないため、なめてかかる。まずは「知る」ことから

2015-01-09 15:05:40
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

2014年は、1964年6月16日の新潟地震から50周年、1894年10月22日の庄内地震から120周年だった。将来、庄内を襲う大地震はこれらの地震を下回ることはないだろう。経験者の話を聞き、歴史に学ぶことはとても重要。

2015-01-12 18:01:28
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

昨年が120周年だった「庄内地震」。1894年(明治27年)10月22日17時35分、M7.0。死者726人、負傷者987人。大規模な地割れ、液状化が発生。

2015-01-09 15:09:00
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

1897年の庄内地震では、活断層の真上やそばでなくとも、20km圏内で家屋の倒壊が発生。地盤の軟弱性によっても被害は異なる。

2015-01-09 15:11:17
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

1964年6月16日「新潟地震」、M7.5、震央は粟島近海。庄内の最大震度6、新潟は震度5。昭和石油のコンビナートが発火するなど新潟での死者数が多いため「新潟地震」と呼ばれているが、本来は「庄内・新潟地震」と呼ばれるべき。

2015-01-09 15:14:27
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

1964年新潟地震オープンデータ特設サイト。防災科学技術研究所 自然災害情報室が当時の空中写真や現地調査写真などを公開。 ht.ly/H2dnr #防災

2015-01-09 15:16:20
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

「地震が起きたらグランドに逃げる」のは、地盤が弱い庄内地方では危険。新潟地震では酒田市の中学校でグランドの地割れに落ちた生徒が死亡。2004年新潟県中越地震でもグランドに地割れが発生。

2015-01-09 15:20:09
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

2004年、新潟県中越地震でグランドに出来た亀裂。地盤が弱い庄内でも危険性は高い。 pic.twitter.com/KwLf7bivuX

2015-01-09 18:51:35
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