モーニング編集長・島田英二郎氏「キャラは「俺を見ろ！」って主張して」

島田英二郎 @asashima1

大爆笑。語るにおちたね。RT @inosenaoki: マンガの関係が好きな人のなかには人生が行き止まりと感じている人が多いという印象を受けます。生きている女を口説きなさない。瞬間、瞬間、言うことが予想外に変わるから、そのほうがおもしろくて未知で愛おしいよ。

島田英二郎 @asashima1

先日、漫画家志望の新人さん数人と同席する機会がありました。まあ、飲みの席だったのですが、座も温まったころ、みなさんおもむろに次々ネームを懐から取り出し…。臨時持込み会になりました。みなさん力作でしたが、共通してたのがキャラクターがいまいち弱いってこと。

島田英二郎 @asashima1

キャラが立ってるのどうのってこととはまた別に、キャラが「主張してこない」感じ。以前さる少年誌で描いていたことのある作家さんと話をしましたが、そのころの担当は「バストアップで正面向いて、お客様（読者）に目を合わせた絵」しか認めないって人だったらしい。

島田英二郎 @asashima1

聞いたときには「そりゃまた極端な」と思ったものだが、彼らのネームを見てたら「なるほど」と思ってしまった。みんなストーリーやプロットではなく、キャラクターで勝負しようという意識はあるだけに、そう思ったのです。

島田英二郎 @asashima1

なにも出てくるキャラがみんなこっち見てる必要はないけど「俺を見ろ！」って主張してくる感じ。作者が「コイツを見せたい！！！」っていう意識。

島田英二郎 @asashima1

そういう押しの強さ、図々しさみたいなもんがあると見違えるようによくなるような気がしました。飲みの席でいきなりネーム出す押しの強さは頼もしいなあと思いました。でも、こういうときも真っ先に先陣切るのってやっぱ女性なのね…。

島田英二郎 @asashima1

モーニングの新人賞、次回は「ちば賞」。2月28日締め切り！　http://morningmanga.com/news/923