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昭和戦前期に於ける「今時の若者は…」「近頃の学生は…」などと嘆く人たち(増補改訂版)

「今時の若者は…」だの「近頃の学生は…」だのと嘆く人をしばしば見かけるが、そのような連中は戦前にもいたようだ。
人文 昭和時代 戦前 俗流若者論
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谷山義彦 @jemappellety
「此の頃の青年には気概がなくなった」(『読売新聞』1936年1月23日付、朝刊9面)。 pic.twitter.com/K53oyKZqHB
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谷山義彦 @jemappellety
「現代の娘さんはもう一歩考えの足りないところがある」(『読売新聞』1936年1月29日付、朝刊9面)。 pic.twitter.com/7LctCzdeGA
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谷山義彦 @jemappellety
「(近頃の女の子は)貞操感なんてなくしちゃってるし、図々しくて、鼻柱が強くて、悪趣味」(『読売新聞』1934年9月6日付、朝刊9面)。 pic.twitter.com/z2fGFwI3cq
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谷山義彦 @jemappellety
「現代の若者は何か極端へ極端へ走る我々の時代にはまだ楽しみが少し残っていたが、今はそれが全然ない」(『東京朝日新聞』1934年3月16日付、朝刊11面)。 pic.twitter.com/0X5qlyecLT
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谷山義彦 @jemappellety
「(現代の女学生は)生活に倦怠を覚え真剣味を欠く」、「快活明朗なれど内省を欠く」(『読売新聞』1933年8月17日付、朝刊7面)。 pic.twitter.com/bFTGJQzEqH
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谷山義彦 @jemappellety
「(近頃の学生は)道義心や犠牲的精神が欠乏している」(『大阪朝日新聞』1933年7月25日付、朝刊5面)。 pic.twitter.com/EHuPiEM8KH
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谷山義彦 @jemappellety
「近頃の学生は段々真面目でなくなるといいます、学校はなまけるし、不健全な娯楽場に出入するし、誰が見てもそれは争われない事実です」(『読売新聞』1933年4月6日付、朝刊9面)。 pic.twitter.com/NlrKGzz9ZB
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谷山義彦 @jemappellety
「今日の若い人達は男も女も人生の見方が浅薄に過ぎる」(『報知新聞』1933年2月18日付、朝刊5面)。高島米峰は当時の評論家。 pic.twitter.com/bJK6GXc1vl
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谷山義彦 @jemappellety
「(今の学生は)覇気がない、(中略)理想、抱負、熱情といったものは今の学生には微塵もない」(『東京日日新聞』1932年4月8日付、朝刊11面)。 pic.twitter.com/a3XpH9KBkT
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谷山義彦 @jemappellety
「昨今の学生はおしなべて個人主義的で、往年の学生のいわゆる覇気に乏しく……その適例は慶応の学生だという人が多い」(『東京朝日新聞』1930年10月21日付、朝刊7面)。 pic.twitter.com/LqKEgwK7Fm
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谷山義彦 @jemappellety
「この頃の女学生は行儀が悪くて困ります。至る時にはすぐあぐらをかく」(『読売新聞』1930年3月11日付、朝刊5面)。この記事は当時の女学生を擁護する内容だけど。 pic.twitter.com/bhVTPOv1LZ
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谷山義彦 @jemappellety
「今時の学生は十年前と比べると軟弱になり切っていて、まるで気概というものがない」(『東京朝日新聞』1930年3月5日付、夕刊2面)。 pic.twitter.com/eRJyY2SbHY
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谷山義彦 @jemappellety
「近頃の学生は皆駄目だ、西洋の翻訳思想にかぶれ軽薄にして国家的観念に乏しく剛健の気風の如きは全く地を払って見るべくもない(と嘆く政治家がいる)」(『読売新聞』1929年8月7日付、朝刊4面)。 pic.twitter.com/DX5oITkQfe
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谷山義彦 @jemappellety
(承前)先ほど引用した記事の全文はこちら(『読売新聞』1929年8月7日付、朝刊4面)。やはりと言うべきか、さすがと言うべきか、吉野作造は当時の若者に好意的である。 pic.twitter.com/uPqZe8cA7H
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谷山義彦 @jemappellety
「今の娘さん達は自由と放縦とを間違えては居ないでしょうか」(『大阪朝日新聞』1929年2月26日付、朝刊9面)。 pic.twitter.com/X3BtvB1FPa
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谷山義彦 @jemappellety
(承前)「昔の娘は早く家庭に入ったせいか非常に家事に長けていました、それに比して今の女学生は何とまあ子供っぽいことでしょう」(『大阪朝日新聞』1929年2月26日付、朝刊9面)。 pic.twitter.com/BNHOr1tRIs
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谷山義彦 @jemappellety
「今時のモボモガと云う連中には呆れる外はない」(『読売新聞』1928年9月10日付、夕刊2面)。 pic.twitter.com/YylT29NbrB
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谷山義彦 @jemappellety
さて、昭和戦前期に「今時の若者は…」だの「近頃の学生は…」だのと嘆いていた連中も、若いころには同様のことを言われてきたはずである。
谷山義彦 @jemappellety
「近来男の学生の中に婦人の用うる化粧品を用うるもの日一日と多きを加え来たり、殊に大学生が多しとは呆るるの他なし」(『万朝報』1906年6月11日付、朝刊3面)。変体仮名が使用されている点も興味深い。 pic.twitter.com/9LLzEluZer
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谷山義彦 @jemappellety
「今の若い者には全く困る」(『万朝報』1905年8月12日付、朝刊3面)。1905年は明治38年。 pic.twitter.com/20rBFOC4fH
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第二次大戦発言bot @ww2words
「“今時の若者は”などと、絶対に言うな。若い時に、自分も同じ事を言われただろう。」 山本五十六

コメント

本のしおり@前途洋々 @Hicetubique0ham 2015年1月12日
さらにさかのぼる記述はないのかな? 世界最古の石版を解読すると・・・みたいなジョークがありそうだと思います。日本について言えば、徒然草に当時の若者の言葉遣いをおかしいとする記述があったと記憶していますが。
びんぼっちゃま @binbo_cb1300st 2015年1月12日
最近の、団塊批判のような老人批判は昔はあったのだろうか?
深井龍一郎 @rfukai 2015年1月13日
binbo_cb1300st あったかどうかはともかくとして、主要メディアを握っているのが年長者だったことに変わりはない以上、形になって残りにくかったであろうことは想像に難くないですな。
川流桃桜@#HandsOffVenezuela @kawamomotwitt 2015年1月13日
この手の話題で思い出すのは藤子・F・不二雄の『征地球論』。笑えるよ。
谷山義彦 @jemappellety 2015年1月15日
まとめを更新しました。1906年の記事を追加。
iga9984 @iga9984 2015年6月15日
Hicetubique0ham 有名なのはピラミッドの内壁にあった「近頃の若いもんは…」の落書きですかね。
谷山義彦 @jemappellety 2016年4月17日
まとめを更新。1933年2月18日付の記事を追加&1932年4月8日付の記事を差し替え。タイトルも変更。
Mitchara @Mitchara 2016年9月17日
粘土板ジョーク at work という趣、すばらしい
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