誰が為に規制は成る:表現の自由について

この纏めは同名の纏めの補足です、ここでは表現の自由についての考えと対話をまとめてみました。
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瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@ynabe39 墜落の可能性があるから、飛行機に乗るなとか、交通事故の可能性があるから通学を禁止すべき、みたいなレベルですよね。RT一方で「有害な場合がありうるから塩も砂糖も規制しろ」に近いことを主張する人も現実にいる

2010-12-09 04:23:06
渡邊芳之 @ynabe39

それが塩や砂糖、飛行機や通学についてはナンセンスだとすぐわかっても、表現についてはわからない場合がある。 RT @yutakioka: 墜落の可能性があるから、飛行機に乗るなとか、交通事故の可能性があるから通学を禁止すべき、みたいなレベルですよね。

2010-12-09 04:31:05
シードラさん @H_ASOS

RT @ynabe39: それが塩や砂糖、飛行機や通学についてはナンセンスだとすぐわかっても、表現についてはわからない場合がある。 RT @yutakioka: 墜落の可能性があるから、飛行機に乗るなとか、交通事故の可能性があるから通学を禁止すべき、みたいなレベルですよね。

2010-12-09 04:32:31
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@ynabe39 たしかに、そうですよね。構造が同じなんですけど、それを理解してもらうのは難しいですよね~。表現の自由の話になると、情緒が絡むので厄介ですよね。エロの規制反対は私自身がエロだからだ、なんて感情論もでますからね~。

2010-12-09 04:37:11
渡邊芳之 @ynabe39

銃所持の自由が認められている国はあっても、銃でむやみに人を殺しても罰せられない国はない。

2010-12-09 04:48:31
渡邊芳之 @ynabe39

表現の自由についての論争はふつう「表現が行われる前の、実害の可能性に基づいた規制」についてのものです。 RT @nikosuke: 表現が発表されて実害が生じた後の話ではないのですか?

2010-12-09 04:53:19
山田太郎(仮) @nikosuke

いいえ、事前規制も事後規制も普通に議論されています。 RT @ynabe39: 表現の自由についての論争はふつう「表現が行われる前の、実害の可能性に基づいた規制」についてのものです。

2010-12-09 04:59:56
渡邊芳之 @ynabe39

表現の結果生じる被害の責任は明確にすべきだが、被害の可能性に基づいた事前の規制は著しく慎重であるべき、という原則については、その実害が脅迫や名誉毀損であっても、犯罪の誘発や人心の撹乱であっても、実害の種別は関係ありません。

2010-12-09 05:00:21
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

RT @ynabe39: 表現の結果生じる被害の責任は明確にすべきだが、被害の可能性に基づいた事前の規制は著しく慎重であるべき、という原則については、その実害が脅迫や名誉毀損であっても、犯罪の誘発や人心の撹乱であっても、実害の種別は関係ありません。

2010-12-09 05:05:43
渡邊芳之 @ynabe39

事後規制については論争はせいぜい「責任の取らせ方やその程度」であって、「事後規制そのものを行うべきではない」という立場が一般的にありうるとは思いにくいのですがどうですか?

2010-12-09 05:08:05
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

センセの意見に同意。唯一規制されるのは内容ではなくて、あまりに長時間デモなどで例えば公共の道を占拠し続けた場合など、実質的に、移動の自由などに支障がでた場合であって、言論の中身で事前規制することはできない、明らかに差別的な発言がなされることが予測されていない限り。

2010-12-09 05:08:35
渡邊芳之 @ynabe39

それは多分「特定の個人の過去の表現の結果に基づいて将来の表現を規制する」ことだと思うけど、それが許容される程度については議論がありうる。 RT @yutakioka: 明らかに差別的な発言がなされることが予測されていない限り。

2010-12-09 05:10:40
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@ynabe39 はい、そのケースを想定しています。確かに程度については議論はありえますね。しかし、性質上は社会契約違反であると考えます。RTそれは多分「特定の個人の過去の表現の結果に基づいて将来の表現を規制する」ことだと思うけど、それが許容される程度については議論がありうる

2010-12-09 05:13:51
渡邊芳之 @ynabe39

やはり最小限であるべきとは思う。 RT @yutakioka: はい、そのケースを想定しています。確かに程度については議論はありえますね。しかし、性質上は社会契約違反であると考えます。

2010-12-09 05:14:53
山田太郎(仮) @nikosuke

なるほど理解しました。「実害」は具体的な法益侵害と言う意味ではなく、広く使われていたのですね。 RT @ynabe39: (略)その実害が脅迫や名誉毀損であっても、犯罪の誘発や人心の撹乱であっても、実害の種別は関係ありません。

2010-12-09 05:14:55
山田太郎(仮) @nikosuke

ゆえに、あなたのツイートが右のような立場に繋がるものではないかと思い、リプライした次第です。 RT @ynabe39: 「事後規制そのものを行うべきではない」という立場が一般的にありうるとは思いにくいのですがどうですか?

2010-12-09 05:16:11
渡邊芳之 @ynabe39

実際、表現規制に関連して主張される「実害」は法益侵害には限定されてないですよね。 RT @nikosuke: なるほど理解しました。「実害」は具体的な法益侵害と言う意味ではなく、広く使われていたのですね。

2010-12-09 05:16:42
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@ynabe39 同意です、私もそう思います。またそれが最小限で済むように、個人が最低限の道徳能力と公共的理性を社会の中で涵養する機会がたくさんあるということが大切ですね。結果的にそれが身につくかわどうかは別の話ですが。RTやはり最小限であるべきとは思う。

2010-12-09 05:22:24
渡邊芳之 @ynabe39

やはり規制よりも教育の問題、というのはひとつのありうる立場か。自分はちょっとしっくりこないのだが、どこがしっくりこないのかはまだうまく整理できない。

2010-12-09 05:24:15
渡邊芳之 @ynabe39

あと「事後規制はあってしかるべき」ということと、事後規制の判断を行政や司法にどこまで任せるのかとはまた別の結構面倒な議論になると思う。

2010-12-09 05:26:19
山田太郎(仮) @nikosuke

佐藤幸治先生が使ったのが思いつくくらいですかね RT @ynabe39: 実際、表現規制に関連して主張される「実害」は法益侵害には限定されてないですよね。

2010-12-09 05:28:18
渡邊芳之 @ynabe39

表現の自由の問題は「法学上の議論」にはまったくとどまらないので。 RT @nikosuke: 佐藤幸治先生が使ったのが思いつくくらいですかね

2010-12-09 05:31:02
渡邊芳之 @ynabe39

ただ「一般的な運用禁止と運用方法の規制」の対比の比喩をそのまま表現の問題に当てはめるのは難しい。実際に表現に関しては「運用方法の規制」についても強い反対論がありうる。

2010-12-09 05:35:25
渡邊芳之 @ynabe39

表現の自由については「法律の外側」にある問題がすごく多いと思うし、それでいいと思う。規制するための法に限らず、保護するための法についてもごくごく基本的なことだけにとどめるべきであるように感じる。

2010-12-09 05:46:48
ぶたにく @sloppypaper

RT @ynabe39: それが塩や砂糖、飛行機や通学についてはナンセンスだとすぐわかっても、表現についてはわからない場合がある。 RT @yutakioka: 墜落の可能性があるから、飛行機に乗るなとか、交通事故の可能性があるから通学を禁止すべき、みたいなレベルですよね。

2010-12-09 06:37:38