【コラム】昨日(2015/01/11)の鉄腕DASHも当然のように神回だった件。
- nenashigusanor1
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1/57 【コラム】昨日(2015/01/11)の鉄腕DASHも当然のように神回だった件。 もうなんだろうね、この番組に対する期待感は。 島だ、海岸だ、ゼロ円だ、ラーメンだ、バカ企画だ、と なにが来てもハズレがない。 根底にあるモノの深さが 他の番組と比べ物にならん。
2015-01-16 20:49:302/57 煽り抜きで 今放送してる全番組の中でトップクラスだと思う。 昨日は特に海岸がスゴすぎた。 ブラックタイガーの生息可能性に ウナギの確認だと? 映像を見た時には本気で声を上げていたよ。 バラエティとかドキュメントって枠を超えてる。
2015-01-16 20:50:503/57 学術的にも とてつもない意義と価値のある内容だろう。 今回は この辺ふくめて なにがスゴイのかという点と、 番組が有している本質的な魅力を、 俺が感じている範囲で解説してみる。
2015-01-16 20:52:394/57 1、専門ではないからこそ行える発想と実行力。 まずは導入のネタにした 海岸の話から広げてみよう。 DASH海岸は 最初の意識として、 汚いと言われている東京湾の一角を 自分たちの力で どれぐらいキレイにできるか、 再生できるか という目的がある。
2015-01-16 20:54:115/57 そのために利用できそうな手段を 色々な専門家や実例を参考に、 わかりやすく伝える意図もありそうだ。 DASH村からの経験から こちら、 学校教材にもできそうな 学習意義すら感じられる。 その目安の一つとして、 ウナギを棲みつかせられないか という目標があった。
2015-01-16 20:55:246/57 単純に水質や地質が よくなればよい というものではない。 ウナギの生態から エサをはじめとした環境。 食物連鎖を意識した他の生物の状況まで、 非情に多くの要素 一つ一つ気を配らなければ至れない 高い高い目標だ。
2015-01-16 20:56:287/57 はっきり言って、開始当初はメンバーもスタッフも 期待はしていなかったのではないかとも思う。 助言する専門家にしても、可能性はゼロでないといっても 実現には とてつもない困難があると考えていただろう。
2015-01-16 20:57:398/57 なにしろ実例がない。 環境改善のために出来ることは 一つ一つで実績もあるだろうが、 それらの総合的な結果として 一度 徹底的に汚された東京湾を ウナギが戻ってくるほどに回復できるのか。
2015-01-16 20:59:079/57 やってみなければ分からず、 それに実労を費やす酔狂な個人も組織も団体もないだろう。 企画としてはあっても、 実行できる予算と人材を揃えられる気がしない。
2015-01-16 21:00:4510/57 だから、これを実行した番組が まずスゴイ。 もう一歩 踏みこむなら、 この企画を実行させるに至った 信頼を得たことがスゴイといえる。
2015-01-16 22:30:2111/57 これは 間違いなく DASH村の経験と実績があったからだ。 アイドル、芸能人が ちょいちょいと農作業をやって 大変だったー とのたまうだけの企画であったなら こうはいくまい。 関わった時間は短かったかもしれないが、 キチンと苦労を味わい、失敗も繰り返し、
2015-01-16 21:02:1512/57 それでも成功への道筋を拓いて 結果を出してきたからこそ、 それをテレビの企画として 有意義なものだと認めさせることができたからこそ、 海岸の再生なんていう 成功確率の低い試みも 番組企画として実行できたのだ。
2015-01-16 21:03:5413/57 「できるわけがない。……でも鉄腕DASHなら……?」 という期待と不安を持たせられることこそ、 TOKIOと番組が獲得した信頼でありタレント性だろう。
2015-01-16 21:05:4014/57 2、失敗を恐れない、あるいは楽しむ意識。 前記の前提条件として、 失敗を失敗だけでは終わらせない フォローが必須であろう。 海岸でも 天候や環境変化によって 幾度も失敗しているし、 島では せっかく作ったトロッコが 台風によって壊滅的な打撃を受けた。
2015-01-16 22:25:0515/57 元々見切り発車的に はじめるところもあるため、 水路の作成なんか 進むほど厄介事にぶつかっている。 もう少し計画性をもってやれよ、というDASHクラスタのツッコミは もはや様式美と言ってよい。
2015-01-16 21:07:5416/57 普通の番組であれば 想定外の失敗など すべてボツだろうが、 鉄腕DASHは むしろ それこそを狙っているフシがある。 ちょっと違うな。 本気で取り組んでも 絶対にぶつかる問題に、 真っ向から対処することを前提に 企画を考えているのだろう。
2015-01-16 21:09:3117/57 その対処こそが もっとも期待されていることだと、 ちゃんと理解しているからだ。 そして その実行こそが、 TOKIOと番組の魅力になっていると感じる。
2015-01-16 21:11:0618/57 普通、失敗はイヤなものだ。 予想外の困難・労働など、考えるだけで疲労を覚える。 やらなくてはならないものだと分かっていても、 どうしたって真面目にやる気にはならない。
2015-01-16 21:12:2319/57 この意識は、TOKIOやスタッフにも 当然あると思う。 俺自身、舟屋の骨組が倒れたところや トロッコのレールが グニャグニャになっているのを見たときには 溜息が漏れたものだ。
2015-01-16 21:13:5020/57 視聴者ですらそうなのだから、 実際に対処しなければならない関係者の落胆は 100倍と見積もっても まだ足りないだろう。
2015-01-16 21:15:1121/57 それでも 対外的にでも「よし、直そう」と明るく語れる彼らの姿は、 見ていて実に心地よい。 「しょうがないな」と立ち上がる様子に期待が高まり、 「どう直そう」と考えだす姿勢に やる気すら湧いてくる。
2015-01-16 21:17:1722/57 そして作業を 楽しそうに、黙々と、真剣に行う映像は、 もはやカッコよさしか感じない。 大変さが見ただけで理解でき、 終わりが見えない困難に思えたものが、 少しずつでも着実に直っていく様子には 感動すら覚える。
2015-01-16 21:18:3923/57 その過程である作業、 なにを考えて どうすればよいのか、 この点を実働交えて伝えてくる様子が、 その困難に対する堅実な手法が、 とてつもない説得力とともに 視聴者の心を鷲掴みにするのだ。
2015-01-16 21:19:4124/57 こんな風に直すのか、大変な作業だ、 専門家の知識と技術はスゴイものだ と、 正確には理解できずとも 納得と実感を得られる。
2015-01-16 21:20:5125/57 最近においては やはりトロッコの修復が大きい。 保線の専門家が教えてくれた諸々は、 単純に勉強になるものだった。
2015-01-16 21:22:26