在日の金属リサイクルの歴史について

鉄(属リサイクル業界で働くアラ)イさん※ケモフレなりきり成分含み @steel_arai

書こうと思っていたが書いてなかったので、在日の鉄スクラップ史について書いていこうと思う。尚資料として日本鉄スクラップ史集成(日刊市況通信社発行)を参照した。この本自体は、鉄スクラップ列伝や鉄スクラップの歴史について細かく書かれているので購入してはいかがだろうか。

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とりあえず戦前の事についても書こうと思ったが少し業界的に在日寄りなのと、あまり関係ない話が多く言う面などがあり割愛していく。

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さて戦後と言うが実質1959年からの事が書かれている為そこからの話になるが、在日人口が法務省調査で約60万人で有職者が14万9千人で内規模の大小も含めると、鉄スクラップ業者が1万3千人とほぼ在日の10人に一人が鉄スクラップ業に従事していたことになる。

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理由としては戦後あちらこちらの焼け野原に鉄スクラップが放置され誰にとってもやりやすい商売だったと言うのが考えられる。

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又、推移以降としては64年には人口約58万人に対して有職者が約14万人、スクラップ業が約1万人弱で有職者全体の７％、74年には在日人口が約64万人有職者約15万人、スクラップ業が約7千5百人と５％前後に 減少傾向になっていた。

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これを見ると特に1960年以前特に1945年から見ると相当数の在日朝鮮人が鉄スクラップ業に従事していて 日本の鉄スクラップ業の割合から見ても相当数と言うことが想像でき、復興のために鉄スクラップが必要であった日本政府としては相当脅威であったと想像できる。

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これに対し、日本の鉄橋メーカーと日本人のスクラップ業者が対抗策として 鉄屑カルテルの対応団体として発足した日本鉄屑連盟（1955年認可）をいかに排除・無力することに心血を注いだ。

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日本鉄屑連盟はカルテル反対を目標に結成された業界団体で 加入者の大半が在日朝鮮人、特に末端の集荷業者が圧倒的に多い（鉄スクラップの流れを変えやすい）団体であった つまりある日一斉に行動を起こせば、在日朝鮮人が日本の鉄鋼関連を牛耳ることが出来る恐れがあったと言う訳である。

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その当時の事を鉄屑カルテル10年史（1967年）ではこう書かれている（以下意訳）。 現在国内の60万人の第3国人の大小の業者が規模は違えど鉄くずの集荷に突っ込んできており今や専業化していて、資金力の面からして日本の鉄スクラップの相場を自由自在に動かしているの彼らだ。

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しかも、日本の業者の懐具合からメーカーの在庫まですべて把握しており 抜本的な対策をしないと永久に第3国人が甘い汁を数ことになりかねない

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つまり当時の朝鮮人の業者に対して日本人関係者がすごく脅威に思っていたわけであるのと同じ10年史内で（ページ書かれておらず）鉄鋼業の急速な立ち直りと共に戦災屑も枯渇し、急激なインフレも相まってスクラップの集荷は困難を極めた上に

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製鋼所と言えど、当時はスクラップの買い入れは前金制である上に、その殆どは第3国人に牛耳られていたのと 一部に悪質な詐欺や横領が横行したため、潰れたメーカーも少なくないというので危機感は頂点を極めたものと思われる。

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※第3国人は原文にそう書かれているのでここを見た当該国籍の方への差別ではないので悪しからず。

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これに対して、どのような対策を講じたかと言うと金属営業条例の制定を1956年から神奈川県・埼玉県から始まり、58年には長崎・佐賀県等、計28都道府県で制定された。

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目的としては、「法律」ではなく「条例」としたのは朝鮮人業者を監視するという目的であったと思われる。 何せ法律では国会審議が必要であり、当時の地理的要因・社会背景からすると審議がなされたかも甚だ不明であり、各自自治体で制定できる条例だと、制定しやすかったという考えもあったと思われる

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ただ、当然のことながら自治体によっては拒否するところや、自主組織を結成し条例の制定を拒否するところもあった。 こうして各自ばらばらの、条例の制定具合ではあったが、1976年の円高不況で業者は激減したのと

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大量発生元の工場はもともと日本人が抑えていたのと、各メーカーへの代納などは大いなる危機感を持った各日本商社の努力の結果、納入は実質日本の商社からのみと言う体系を作ったおかげで、在日朝鮮人の影響は薄まり、また時代の流れで多くは淘汰もされていった。

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しかしながら今日でも在日２～４世（国籍変更せずに永すぎ・・・）の在日朝鮮人業者が日本人業者と並んで、日本の鉄スクラップ業を支えている状況である（実感としては大手で3割程度だと思われる） ではなぜここまで生き残ったかと言われると、これは日本の業者も共通することであるが

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資金に関しても、スクラップの豊富な在庫を背景にメーカーへの販売価格を有利にすることが出来たのと、土地神話時代であった時期に土地を転売や銀行への担保として提供することで、銀行への信用を手に入れ資金を手に入れ、それを転がすことで拡大してきたわけである。

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設備の近代化、つまりギロチンシャーの設置や天井走行クレーン・プレス機等の近代的な設備をしその地域を代表する大規模ディーラーとしてのし上がってきた。

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何せ、代納商社でさえ支払いは現金であるほどの現金商売であるからよほどのことがない限り経営危機になることはない訳である（因みに2015年の今日までで倒産した大手の鉄スクラップ専門業者は、僅か数社と相当堅い商売であると私は思っている、最も2008年の大暴落で経営は？と言う所もあるが）

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そして、今日においては日本人業者と同じくらい熱心に海外で家電・乗用車のリサイクルの研究等を行い それらの事を始めたりと切磋琢磨して行っている

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（史編集には書いてはいないが雑品と言うジャンルを確立したのは K氏と言う方が香港人に中古家電（バイクだったかも）の輸出を始めたのが始まりであったと記憶している）そして日本人のスクラップ業者と主に確実に業界の地位の向上をはかっているのである（まあ帰化しろとは思いますが）

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以上在日のスクラップ史をまとめてみました。できれば同じ資料から沖縄のスクラップ史とかも書いてみたいな。