「ブラ博物月報」 三重県総合博物館編

日本各地の博物館、水族館、植物園、建築物、名所旧跡などのガイドとルポを中心にして掲載している「博物月報」(http://www.hakubutu.jp/)というサイトがあります。その主宰者博物月報さん(@hakubutu)のツイートのまとめ。 いつもは、博物館などを見学した時のツイートを「ブラ博物月報」としてまとめています。 今回は、三重県総合博物館。オープンしたばかりとのこと。誰よりも早く、博物月報さんが紹介・解説してくれます。 追記:関の町並み編を追加しました
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博物月報 @hakubutu

昨日はお仕事で名古屋へ。そのあと津へ回って泊まり、今日は時間をつくってこちらへ! pic.twitter.com/bW48vkLwCt

2015-01-20 16:20:38
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博物月報 @hakubutu

昨年オープンしたばかりの三重県総合博物館。入口からいきなり土砂降りの音が聞こえ、国内屈指の多雨地帯である三重の大台ケ原を紹介。 pic.twitter.com/GvKgyKhwCa

2015-01-20 16:24:32
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博物月報 @hakubutu

ここは精巧に作り込まれたジオラマが素晴らしく。 pic.twitter.com/4PL9uf5sSi

2015-01-20 16:28:18
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博物月報 @hakubutu

単に精巧なだけではなく、一つのジオラマで多様な説明をしている。このジオラマで、カモシカと樹氷と霧氷と御在所岳の植生の説明をする。(三重県総合博物館) pic.twitter.com/Y77QMkHZIW

2015-01-20 16:40:03
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博物月報 @hakubutu

精巧さの点では、虫まで含めて再現しているのが見事。これは一見、ハマユウの展示に見えるが…。 pic.twitter.com/vU9YTchPxr

2015-01-20 16:46:19
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博物月報 @hakubutu

ハマユウとともに分布する昆虫イソカネタタキの説明を兼ねている(葉っぱについているゴミみたいなのがそれ)。なぜハマユウと分布域が重なっているのかはよくわからないそう。 pic.twitter.com/V6jtBIegmL

2015-01-20 16:50:12
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博物月報 @hakubutu

これも一見、カメの産卵シーンに見えるが、砂浜をよーく見ると、オサムシやゴミムシ、ハサミムシといった生物たちまで作り込まれている。見ていて飽きない。 pic.twitter.com/o1hx6X8V0X

2015-01-20 16:59:28
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博物月報 @hakubutu

ふたたび三重県総合博物館。ジオラマ造るのにもいろいろ工夫しているようだ。この3500匹のイワシは紙で作ってあるそう。大勢の皆さんの協力で作られたと説明が。みんなで作る展示とは考えたな。 pic.twitter.com/api88odlJ7

2015-01-20 17:21:33
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博物月報 @hakubutu

「その手はくわなの焼きはまぐり」という、江戸時代からの有名なフレーズも展示品に。 pic.twitter.com/e9lsDEOZ1C

2015-01-20 17:26:29
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博物月報 @hakubutu

まるでニコ動のように、来場者の感想がモニターに流れる。これは斬新!(三重県総合博物館) pic.twitter.com/r6HClAopTI

2015-01-20 17:28:57
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博物月報 @hakubutu

三重県総合博物館、県内各地のフィールドワークを映像とともに展示していて、これも新しいなと。調査に協力した人はもとより地域の人も「(自分たちの)何が収蔵や調査の対象となり、博物館とは何なのか」がよくわかるのではないだろうか。 pic.twitter.com/3jFOsc6JL6

2015-01-20 18:50:21
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博物月報 @hakubutu

博物館とは単に古い物を集めるのではなくて、古くからあって今も続いているもの、あるいは現在変化しつつあるものも、その収蔵・調査の対象とする。それをわかってもらえる「現在の展示」として、とてもうまい展示じゃないかな?三重県総合博物館 pic.twitter.com/FeYaR3Lw00

2015-01-20 18:57:26
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博物月報 @hakubutu

やはり三重県という土地柄、伊勢の展示も。伊勢神宮そのものではなく、伊勢参りなどの「周辺」をよくフォローしている感じ。写真は「伊勢みやげになった名物」。 pic.twitter.com/dycNy2ObXS

2015-01-20 19:10:08
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博物月報 @hakubutu

と思ったら、この伊勢名物のコーナー、縄文時代から始まっているゾ! 三重で産出する水銀の材料の辰砂が各地へ流通したそうだ。(三重県総合博物館) pic.twitter.com/n2dlfTR2Z8

2015-01-20 19:17:00
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博物月報 @hakubutu

伊勢参りの御師(おし)の家のジオラマも。伊勢講を組織した宗教的なツアーコンダクターで、御師の家はツアーの人たちの宿舎でもあり、饗宴や神楽の演舞など様々なアトラクションが行われた。 pic.twitter.com/KPeOaZWrc7

2015-01-20 19:28:43
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博物月報 @hakubutu

御師の家をドローンで撮影したら、こんな感じか。各地から伊勢講を組織してやってきた伊勢参りの人たちは、御師の家で旅装を解き、参拝の準備をする。床屋(髪結い)を呼んだり、裃を着用したりと大変そう。 pic.twitter.com/e2sOtAWpwN

2015-01-20 19:38:56
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博物月報 @hakubutu

博物館の隅にワンコが唐突に展示。於、三重県総合博物館 伊勢参りの途中かな?(江戸時代、犬も伊勢参りをするという伝説があり、その伝説を追った平凡社新書があるので、興味のある方は一読を) pic.twitter.com/XAShMyB1ch

2015-01-20 19:52:42
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博物月報 @hakubutu

やっと帰宅。今回の三重旅についてはもうちょっと書きたいことが。写真は今日の名鉄前のナナちゃん。 pic.twitter.com/TVWklenWFr

2015-01-20 22:05:05
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博物月報 @hakubutu

三重県立総合博物館続き。こちらは中世〜江戸の津の湊を再現したジオラマ。「津」という地名は港を意味することが多いが、この土地は伊勢湾に面した潟湖(ラグーン)で、中世には安濃津湊(あのつみなと)と呼ばれ繁栄した。 pic.twitter.com/JnCqxQB07y

2015-01-20 22:16:53
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博物月報 @hakubutu

これは今日撮影した津の海側の景色。建物はもちろん様変わりしてるし、埋め立てで地形もすっかり変わっているけども、それでもまだ覆い隠せない中世の面影をなんとなく感じた。 pic.twitter.com/Ivme1ruWqj

2015-01-20 22:20:47
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博物月報 @hakubutu

三重県立総合博物館、繰り返しになるけれども、ジオラマの精巧さはチェックしておきたい。このカメの産卵シーンだが… pic.twitter.com/BCKP0LvHmW

2015-01-20 22:34:06
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博物月報 @hakubutu

こんな細かい部分まで手が加わっている。オオハサミムシ(写真)やオサムシモドキ、ヒョウタンゴミムシ、ヤマトマダラバッタといった昆虫ほか、各種生物が描かれている。 pic.twitter.com/8T5vZ0JI1k

2015-01-20 22:36:28
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博物月報 @hakubutu

三重県というのは海があって山が深いという、多様な環境をもちあわせたエリアなのだが、その多様性を見せようという努力の跡がうかがえる展示だった。於:三重県立総合博物館 pic.twitter.com/10IcudWWAm

2015-01-20 22:39:29
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博物月報 @hakubutu

で、常設展を出たところに「学芸員コレクション」なるコーナーが。三重県立総合博物館の学芸員が専門分野にかかわらず集めたコレクションを紹介しているという。おひとり目はタナゴ竿。意匠を凝らした高級品が多いんだよね、タナゴ竿って。 pic.twitter.com/NxSORn2ZG0

2015-01-20 22:46:37
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博物月報 @hakubutu

お次の方は土鈴。なるほどなるほど。 pic.twitter.com/xlj7h76mDn

2015-01-20 22:48:19
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