2015年1月23日

渡邊芳之(@ynabe39)先生による「落合良行先生の孤独感学説」についての簡単なまとめ

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渡邊芳之 @ynabe39

乳児は自分の体と母親の体が別個であることもよくわかっていないといわれるが,幼児になると母親と自分が別の個体であることに気づき,それを確かめようとする。これが第一反抗期だという。

2015-01-23 09:58:34
渡邊芳之 @ynabe39

しかし幼児期から児童期の子どもはまだ親や大人,友人などの他者が自分に対して完全な理解や共感を持つことが可能だと信じている。自分は誰かに「完全に理解され共感され得るもの」と思っている。

2015-01-23 10:00:54
渡邊芳之 @ynabe39

それが青年期に入ると「人と人とが完全に理解し合うことはできない」ということに徐々に気づき始め,それに大きなショックを受ける。これが「青年期の孤独感」の原因だ,というのが落合良行先生の孤独感学説。

2015-01-23 10:02:26
渡邊芳之 @ynabe39

「私の気持ちなんか誰もわかってくれないんだ!」というのは青年期にある者の永遠の叫びだけれども,それが「あたりまえのこと」だとわかってくるのが青年期の終わり。

2015-01-23 10:04:53
渡邊芳之 @ynabe39

成人期に入ると私たちは,「人と人とが完全に理解し合うことはできない」ことを前提に,それでも信頼し合い,理解し合うための努力をし,仕組みを作るようになる。それによって青年期の孤独感はひとまず治まると。

2015-01-23 10:07:29
渡邊芳之 @ynabe39

この落合先生の孤独感の発達理論は他のさまざまなことに当てはめて考えることができる。なにかを根拠なく信じている時期から,それを疑い否定する時期を経て,それを作り出す仕組みに自分が参加し支える時期へ,という発達はいろいろなことで見られる。

2015-01-23 10:10:44
渡邊芳之 @ynabe39

この青年期の「疑い否定する」時期がいわゆる第二反抗期であり「中二病」であるわけで,そこから脱却していく過程には必ず「自分が一度インチキとして否定したものへの回帰」がある。

2015-01-23 10:13:58
渡邊芳之 @ynabe39

もちろんその「インチキであると知りながらそのインチキを維持するシステムに参加する」という発達には「インチキであることへの気づき」が必要なのだけど,その気づきに固着してはいけない。

2015-01-23 10:17:34

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