「書生節」とは?イベント「明治時代のストリートからライミングの可能性を探る」についての事前ツイート

2月1日に美学校で開催されるイベント「明治時代のストリートからライミングの可能性を探る」のアウトライン。 「明治時代のストリートからライミングの可能性を探る」 出演:細馬宏通×大谷能生×岸野雄一 日程:2015年2月1日(日)17:00〜 続きを読む
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岸野雄一 @KishinoYUICHI

2月1日(日)に美学校にて行われる「明治時代のストリートからライミングの可能性を探る」出演:細馬宏通、大谷能生、岸野雄一、について、イベントの概要についてアウトラインを記していきます。 20150201bigakko.tumblr.com

2015-01-23 15:17:07
岸野雄一 @KishinoYUICHI

毎回、美学校イベントは事後に感想が出そろってから「そんなイベントがあるなら行けば良かった」という声が多く出るので、事前に公に問題意識を共有しておく必要を感じました。そこで内部スタッフの基礎教養を共有しておく為にも、大谷x岸野によって事前の講義を行いました。

2015-01-23 15:17:35
岸野雄一 @KishinoYUICHI

このイベントはジャンルとしての『書生節』を発端に明治まで遡りライミングの可能性を探ります。「ライミング」はなんとなく分かるが「書生節」とは?では日本語での最古の録音「オッペケペ節」を聞いてみましょう。かなりラップに近い事が分かります。youtube.com/watch?v=8TuMWz…

2015-01-23 15:17:55
岸野雄一 @KishinoYUICHI

書生節の背景には士族だけでなく民衆にも広がっていった自由民権運動があります。当時、演説は警察官立ち会いの元でしか開けず、弾圧も大きかった事から「演説」ではなく「演歌」という形で街頭(ストリート)で、政治・社会への訴えを節にのせて歌い上げようになっていきました。

2015-01-23 15:18:12
岸野雄一 @KishinoYUICHI

このことから書生節は演歌の源流としても位置づけられ、その名の通り「書生さん」(今で言う大学生)が作りはじめた流行歌でした。先ほどの「オッペケペ節」や「まっくろけ節」「東京節(パイのパイのパイ節)」等がよく知られており、現在のジャンルとしての「演歌」とは違ったものです。

2015-01-23 15:18:32
岸野雄一 @KishinoYUICHI

書生節の特徴は、①ストリートで演奏している②メッセージソングである③唄本を売ることを目的にしている④誰もが知ってる元曲がある替え歌。現代の多くの人が想像する「演歌」とは異なります。「東京節」は洋楽の"Marching through Georgia"に添田知道が作詞したものです。

2015-01-23 15:18:53
岸野雄一 @KishinoYUICHI

書生節の源流には洋楽だけでなく、お座敷(フロア)で流行っていた俗歌からも多くのインスパイアを得ています。明治のお座敷は東京の都市化によって、それまでの長唄・小唄・端唄に、各地の民謡がミクスチャーされ、独自進化を遂げていました。さらに物売りの掛け声や放浪芸も加わっていきます。

2015-01-23 15:19:12
岸野雄一 @KishinoYUICHI

私もDJで呼ばれる時は、お座敷からお声が掛かった、という感触があり、小屋の特質や客筋を読んで選曲を決めます。ドリフの「東京節」を聞きましょう。長さんの「ドゥザハッスル」の掛け声で分かるよう洋楽の替え歌という点で明治時代と変わりません。youtube.com/watch?v=4kaQm3…

2015-01-23 15:19:29
岸野雄一 @KishinoYUICHI

以上、2/1の歴史篇におけるアウトラインでした。当日は様々な音源を聞きながら、さらに細馬さんの分析も加わり、現代に繋げる肉付けをしていきます。第二部では参加者も含めて現代版の書生節を作る試みも行います。20150201bigakko.tumblr.com

2015-01-23 15:19:49
岸野雄一 @KishinoYUICHI

もとより日本人は5・7・5・7・7というリズムトラックをDNA上にフリーダウンロードされており、その上に短歌俳句というライミングをフリースタイルで乗せていくというすべに長けていたわけで、当日は新古今和歌集にまで遡って考察していきます。お楽しみに!

2015-01-23 15:30:28

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