京都精華大学緊急シンポジウム「シャルリーエブド襲撃事件を考える ―表現の自由とテロリズム」実況等まとめ

京都精華大学　seika∞sekai @seika_sekai

本日（1/23）開催！岡本清一記念講座 緊急シンポジウム「シャルリーエブド襲撃事件を考える ―表現の自由とテロリズム」。申込不要、無料。一般の方もご参加いただけます。19:00～21:00、H-417にて。kyoto-seika.ac.jp/info/event/eve…

HOSOKAWA Komei @ngalyak

緊急シンポ【本日★】「シャルリーエブド襲撃事件を考える」　 京都精華大　19時〜 kyoto-seika.ac.jp/info/event/eve… イスラーム、風刺マンガ、フランス共和主義、それぞれ非常に詳しい人（というか、当事者）がうちの大学には揃っておりやした！ #seika

松本創 @MatsumotohaJimu

シャルリーエブド事件を考える緊急シンポで京都へ→kyoto-seika.ac.jp/info/event/eve… こないだつらつら思い出してたんだけど、言論や表現を標的にしたテロって、近年の日本でも結構起きてますよね。背景の複雑さも、規模も今回とは全然違うとはいえ。俺がリアルタイムで知ってるだけでも

松本創 @MatsumotohaJimu

ビートたけしのフライデー襲撃が86年。伊丹十三が「ミンボーの女」に怒った後藤組組員に顔を切られたのが92年。野村秋介が週刊朝日の風刺マンガに抗議して朝日新聞社内で自決したのが93年。噂の真相に乗り込んだ右翼二人組が暴れたのが2000年。年号は記憶で書いてるので多少ずれがあるかも。

松本創 @MatsumotohaJimu

でも、いずれもなんか特殊な世界の話だったのと、ネットがまだ普及してなかったせいか、今ほど一般の人の間で議論が盛り上がらなかった気がする。もちろん、問題の背景と規模が全然違うというのも大きいんだろうけど。

松本創 @MatsumotohaJimu

シャルリーエブド事件から表現の自由とテロリズムを考えるシンポ@京都精華大、まもなく開会。結構ギッシリですよ、前日告知で、岩倉で。すげえな、精華。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ シャルリーエブド襲撃事件は、「悪魔の詩」を思い出す。神の名において、人を殺すというのは愚かしいとしながらも、宗教に対するある種の批判に警戒心を示した法王。 ヘイトスピーチ的な言説を規制する法律はフランスにあるが、宗教批判は奨励されるような文脈があった。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ マンガ学部の篠原ユキオさん。自分を風刺漫画家とは思っていない。在学中に産経で時事マンガを描いていた。そののち読売の経済面でもかいた。風刺的な絵を描いていたが、自分の目線で社会を切り取り、ユーモアというオブラートで包んで表現してきた。反発も反響も受けてきた。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 娘さんから電話が来て、「お父さん風刺画とかかわらないで」と言われた。カートゥーンといわれてもピンとこない人が多かったが、かつてないくらい風刺画という言葉が使われいる

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 風刺が一時期国内で話題になった。フクシマの事件への揶揄。オリンピックのプールがもうできてる、奇形の人間、防護服のオリンピックなどの風刺画。原発のマークを散る花びらに擬したものがニューヨーカーの表紙になった。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表紙とテロ 美しい海を描け、といっても海育ちと山育ちなど、実際は異なる。身近なことでも、実際は見解が違うことが多い。共有する見解なるものは一種の幻想によって成っている(？)

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表紙とテロ kyoto-seika.ac.jp/info/event/exh… FECO JAPANという組織。 海外の風刺画家は、鉛筆のモチーフがかなり多い。ペンは剣よりも強し、ーというイメージの作品。今ならタブレットちゃうの、とか思ったりもする。w

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表紙とテロ 鉛筆のモチーフが多いのは個人を特定できるような表現を避けている側面もあるのではないか。 暴力には屈しないぞ、という明確なメッセージを伴うもの、戦いのイメージを持つ作品なども多い。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表紙とテロ 個人的にはjesuischarlieの文字の下にチャーリー・ブラウンが顔を抱えている絵、いいなぁ。これ↓ pic.twitter.com/pRNxPxA8SR

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Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 歌川国芳の絵。 表現規制を受けての、明確なメッセージのない風刺画。浮世絵の時代にも風刺画はあった。民衆は判じ物のように楽しんでいた。動物に託して、風刺そた浮世絵もあった。 ヨーロッパでは宗教風刺かなりあったし、それで問題化はしなかった

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 日本では、仏陀や観音を風刺するということはないが、坊さんを風刺することはしばしばあった。 篠原さん自身が描いた宗教風刺は麻原彰晃くらいらしい

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 日本の漫画家は、問題化を避ける表現をとりがち。 人権に関わるから、と法定画を描いていた時、手錠をかかないようにと指導された。「人権に関わるから」という言葉に、文句を言う人がいるかもしれない、という意識がある。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 政治風刺は簡単。とりあえず政治家をバカにすれば政治風刺扱いされる。そんなものはつまらないと考える。 政治や政治家についてしっかり知り、勉強した上で風刺画を書くべきだと学生を指導する。そうすると、猛勉強する学生もいるし、やめて日常の疑問に向かう学生がいる。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ FECOのメンバーには若者がいない。それは風刺画が面白くないからではないか、と。若者はポピュラーカルチャーやマンガに飛びついている。今かかれている風刺画に魅力がないから。ヨーロッパの風刺画は遅れているところがあるのではないか。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 技巧や知識、愛を前提にした新しい風刺画がかけないかと考えている。 ※ かなりざっくりまとめて実況してますし、解釈が濃く入っています

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 安田昌弘さんの講演。娘のSMSにシャルリーエブドを応援しよう、みたいなメッセージが来ているのをみて、今回の事件を知った。 フランスのナショナリズムと関わった問題だと思う。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 今更ですが、これは京都精華大学の緊急シンポジウム「シャルリーエブド襲撃事件を考えるーー表現の自由とテロリズム」の実況です。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 共和主義は普遍的なところがあってそれが広がっていくという契機がある一方で、グローバル化がフランスに押し寄せてくるという二つのベクトル。

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ だんだんスケールが大きくなっている。 パリ東部で発生。 オランド大統領はフランス全体が襲撃を受けたのだと声明を出した。 民主主義や表現の自由に対する攻撃だという流れに。 → Je suis Charlieと、みんながこぞってペンを掲げる

Y. Tanigawa @houkago_kitsune

#表現とテロ 人種差別や宗教対立、偏見を煽るようなものを、民主主義や自由を体現するものとして見ることは、1周回って変なことになってないか