臍(ホゾ)と男根(マラ)の関係

枢(とまら)と枢(とぼそ)の対立関係について、および、男根の隠語としてのホゾについて。
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ブート @bootdale

開き戸を開閉するために、回転軸の上下に突き出た部分を『枢(とまら、戸の男根という意味)』と言うそうです。これを戸口の上下に空けた『枢(とぼそ、戸のヘソという意味)』という穴に挿入して回転させるそうです。昔の日本人は、男根をヘソに突っ込んでたのでしょうか。よく子供が作れたものです。

2015-01-30 22:53:07
ブート @bootdale

一方で、ホゾは男根を指す隠語でもあり、木材の突き出た部分をホゾといい、ホゾを突っ込まれる部分をホゾ穴と言うそうです。すなわち、日本では、男根をホゾに突っ込んで、ホゾをホゾ穴に突っ込むのであります。日本人の性生活はどうなっているのか。

2015-01-30 22:57:57
ブート @bootdale

黒執事の作者さんは「枢 やな(とぼそ やな)」というそうですが、扉を突っ込む穴にいかなる思い入れがあったのか、謎が多い。枢という字には、「枢軸国」というように要となる軸という良い意味があるように思いますが、「とぼそ」と読んだら、これは軸じゃなくて穴のほうであると思われます。

2015-01-30 23:06:51
ブート @bootdale

あるいは、開き戸の突起のことを「とまら」や「とぼそ」と呼んでいたのを、2つの言葉のうち、より勃起している「とまら」が突起として解釈され、「とぼそ」が穴の意味に転化したのかもしれない。だとすると、オスとオスが戦い合って負けたほうがメスになる種類の動物のような関係なのかもしれない。

2015-01-30 23:10:53
ブート @bootdale

「ヘソ」あるいは「ホゾ」は、見方によっては引っ込んでいて、見方によっては出っ張っている、両性具有的な存在なのかもしれない。「ホゾ」は軸との対立においては女陰と解釈され、穴との対立においては男根と解釈されうる。 「マラ」 ← 「ホゾ」 → 「ボボ」

2015-01-30 23:17:10
ブート @bootdale

ほぞ 付(つ)きたる者(もの)(「ほぞ」は男根の意) *塵袋〔1264〜88頃〕六「男をほそつきたるものと云ふは、へそのつきたる歟、然者女にとてもへそなかるべきに非ず、如何。へそをほそと云へども陰をもほそと云ふ、〈略〉ほそのつきたるものとは、男根つきたるものと云ふ心なり」【日国】

2015-01-30 23:25:05
ブート @bootdale

(試訳)「男を『ほそつきたるもの』と言うが、へそがついているという意味だろうか、しかし女にだってへそはついているのに、どういうことだろう。へそをホソと言うのは確かだが、陰部をもホソと言う。〈略〉ほそのつきたるものとは、男根がついているという意味である」

2015-01-30 23:29:13
ブート @bootdale

男根のことを「ほそ」と呼ぶのが、13世紀の人にとっても説明が必要な隠語だったということが伺われます。地域差かもしれない。

2015-01-30 23:30:59