追悼 河口俊彦
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(加藤一二三九段の)夕食は六時十分。七時に対局が再開し一時間ぐらいたったころ、バナナを注文する。たまたま記録係だった東君がカゴいっぱい買って来て渡すと、それを全部アッという間にたいらげた。見ていた東君は「この人は天才だ、強い、つくづくそう思いました」【河口俊彦著 将棋界奇々怪々】
2015-02-09 22:36:54河口俊彦は、自身の著作をよく読んでいる読者のことが嫌いだと、よく言っていたそうだ(私も言われました)。同じことを何度も繰り返し書いているのがわかってしまうから、というのがその理由だった。
2015-02-10 13:54:40河口俊彦の熱心な読者であれば、同じことを繰り返し書いている、というのは最初からわかっている。何か1、2個所でも新しいことが書いてあれば、それは見つけもの、ぐらいの気持ちでみんな読んでいたのではないだろうか。
2015-02-10 13:56:02同じことを繰り返し書いてもいいんだ、と思ったのは、ある評論家がそう書いていたから、と河口さん自身に聞いたことがある。その評論家とは、吉田健一だったか、吉田秀和だったか、いまちょっと思い出せない。
2015-02-10 13:59:29同じことを繰り返し書くことが多くなったのは、特に『新・対局日誌』連載終了以後のことだと思われる。それまでは毎月取材して、毎月新しいことを書いていたわけだ。それらはほぼ例外なく面白かった。
2015-02-10 14:03:04『今振り返る河口史観』ameblo.jp/sensuanaguma/e… まず、慎んで老師こと河口俊彦氏のご冥福をお祈りいたします。浄土真宗では「ご冥福」と言うと嫌がられるそうですが、やはりこの言葉ぴったりのような。 …
2015-02-10 22:13:39十年むだ飯を食っても、人より十年長生きすれば勘定は合うのだ。私などはいつもそう思っている。(河口俊彦『対局日誌』1982年度)
2015-02-12 22:25:32雑誌の新聞 [雑誌別速報] 週刊現代 zasshi.com/zasshiheadline… 吹けば飛ぶよな/連載「対局日誌」で鳴らした生前の「老師」を偲んで 週刊現代2月28日号の先崎学九段のエッセイで、河口俊彦八段のエピソードを紹介しています。
2015-02-17 21:00:34本日の日経最終面の文化欄、青野照市氏による河口俊彦さんを悼む喪友記が載っています。青野照市さんほど将棋普及に頑張っている方もいないと思う。以前フィラデルフィアで1860年に披露された将棋に関する拙文の別刷を郵送したら丁寧なお返事いただきました。
2015-02-17 21:02:40ブルックナー 交響曲第7番 第2楽章 - YouTube :河口老師へ。youtube.com/watch?v=QzZfGX…
2015-02-17 21:35:03"@ginnan81: 将棋観戦記の第一人者、河口俊彦さんを悼む :日本経済新聞 s.nikkei.com/1vRUqmO #shogi 青野照市九段による文章です。" 人を悼むのにふさわしい曲。河口さんもいい曲を選んでくれたと喜んでいるように思う。
2015-02-17 22:45:49将棋連盟ライブ中継は亡くなった棋士の棋譜の後日配信とかしてくれないかなあ。この間の河口先生なんかも将棋は知らないんだ。 やっぱり棋士は棋譜を遺すものだと思うので。中継の無い土日に配信したりしないかしら? 棋譜はスポンサーのからみとかで権利が大変なのかな?
2015-02-18 08:09:32日本将棋連盟特設サイト 弦巻勝の将棋Web写真館 | 先崎九段の子供の頃 :最後の写真、羽生が美青年だし先崎はせんちゃんだし、河口はまだ老師じゃないし、じわ~ん。photogallery.shogi.or.jp/#!%E5%85%88%E5…
2015-02-18 12:11:25「将棋観戦記の第一人者、河口俊彦さんを悼む 青野照市(将棋棋士)」(日経新聞さんの記事)良い記事。→nikkei.com/article/DGXMZO…
2015-02-18 13:41:22河口俊彦氏、プロ棋士としてはものすごい戦績を残した訳ではないけれど、その観戦記は本当に本当に素晴らしかった。 同業者(棋士)ではないと書けない部分もあっただろうけれど、決してそれだけでなく、やはり素晴らしい観戦記者だったとしか。
2015-02-18 16:31:32大崎善生、先崎学、両氏も素晴らしい将棋に関連した文章をたくさん残しているけれど、自虐やユーモアを含め、声が聞こえてきそうな生き生きとした語り口、河口俊彦氏と共通するところがあります。
2015-02-18 16:43:03「老師」こと河口先生も先日亡くなられました。私が棋士になってからお話する機会がある度に勝負師の心構え、昔話を聞かせてくださり一つ一つが記憶に残っています。もっと教えて貰いたかったですが、だからこそ教わったことをこれからも大切に記憶します。人が亡くなるのはとても悲しいです。(高見)
2015-02-18 19:04:15ことことことことスープを煮込むように。河口老師(って偉そうに書いてるけど、面識ありません^_^;)、「大山康晴の晩節」で、大山永世名人が森九段との対局を比喩したもので、ものすごく気に入って、よく使っています。もっとも、中がただの水だったら、煮込んでも意味がないのですが^_^;
2015-02-18 22:03:26「生前、死んだときは音楽で送ってくれと言っていたと聞いた私は、マタチッチ指揮のブルックナー交響曲第7番第2楽章を選んだが、満足して頂けただろうか」(青野照市九段) 文筆家で知られた故河口俊彦七段を偲んで
2015-02-18 22:07:57昨日現地解説会で頂いた将棋年鑑、巻頭で先ごろ亡くなられた河口先生が先崎先生と対談されてる。女流棋士40年の歩みでは、当然のことながら蛸島先生や山下先生等LPSAの先生方のことにも触れられているのがよい(普通?)。康光先生の語る電王戦の記事もいいなあ。
2015-02-18 23:09:19春秋:日本経済新聞 s.nikkei.com/1Lilb70 #shogi 丸田祐三九段を取り上げています。河口俊彦八段の言葉も紹介。最後に「古い将棋好きは懐かしい個性を二つ、相次いで失った」とありますが、本当にそうですね。
2015-02-20 10:15:46ift.tt/1Buk828 #将棋 [日本経済新聞]将棋棋士で将棋文筆界の第一人者、河口俊彦七段(追贈八段)が、1月30日に78歳で亡くなった。長年親しくしてきた青野照市九段(日本将棋連盟専務理事)に、追悼文を寄せてもらった。 河口さんはプロ棋士でありな…
2015-02-20 22:18:36