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ビタミンで放射線障害死が減少 防衛医大がマウス実験 - 47NEWS 47news.jp/CN/201502/CN20… 放射線で被ばくしたマウスにビタミンCを大量に投与すると、急性放射線障害で死ぬ割合が減ったとする研究結果を、防衛医大のチームが5日付の米科学誌電子版に発表した。
2015-02-06 09:58:20(続)被ばくで体内に発生する有害な活性酸素が、ビタミンCの働きで抑えられた可能性があるとチームはみている。新たな被ばく治療の開発に役立つ可能性があるという。 (新たな・・?)
2015-02-06 09:59:06(続) チームは、マウス30匹に致死線量に近い放射線を照射した。直後に、半数の腹部に60ミリグラムのビタミンCを注射すると15匹中14匹が生き延びた。ビタミンCを与えなかった15匹は、8匹が骨髄の働きに障害が起きて死んだ。
2015-02-06 09:59:23(これって、新知見だっけ?) 47news.jp/CN/201502/CN20… 少なくとも、米軍はずっと研究してきてるし。 「抗酸化性栄養素とファイトケミカルによる電離性放射線からの防護」 fukushimavoice2.blogspot.com/2013/05/blog-p…
2015-02-06 10:01:42防衛医大の大量のビタミンCで放射線障害死が減少したマウス実験論文(英語・無料) Treatment of Irradiated Mice with High-Dose Ascorbic Acid Reduced Lethality journals.plos.org/plosone/articl…
2015-02-06 11:54:19ビタミンCで放射線障害軽減 防衛医科大、マウスで実験 - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/h6t6 強い放射線に被曝した後にビタミンCを大量投与すると、急性放射線障害が軽減されることをマウスの実験で確かめたとする論文を、防衛医科大のチームが発表した。
2015-02-06 12:05:52(続)米科学誌プロスワン電子版(journals.plos.org/plosone/articl…)に5日掲載された。新しい放射線防護剤になる可能性があるという。
2015-02-06 12:07:14(続)防衛医大の木下学准教授(免疫微生物学)らは、放射線障害の原因になる活性酸素を消し去る作用が強く、安全性も高いビタミンCに着目。水に溶かして飲ませたマウスは、被曝しても腸の障害が軽くなることを実験で見つけていた。 (この論文:jstage.jst.go.jp/article/jrr/51…)
2015-02-06 12:08:51(続)今回、マウスの全身に7・5シーベルトという過半数が死に至るほどの強い放射線をあて、直後に体重1キログラムあたり3グラムのビタミンCを腹部に注射した。すると骨髄の急性障害が軽くなり、15匹中14匹が2カ月間生き延びた。24時間後に注射した場合も大半が生存。
2015-02-06 12:10:07(続)直後と24時間後に半分ずつ注射しても効果があった。 ただ、今回の量は体重60キロの人だと180グラムにも相当する。木下さんは「今後、人体への取り入れ方を改良していけば、身近なビタミンCが新しい放射線防護剤になるかもしれない」と話している。
2015-02-06 12:10:46防衛医大2015年英語論文「放射線照射されたネズミのアスコルビン酸(以下、ビタミンC)大量投与による治療は、致死性を低減した」 journals.plos.org/plosone/articl… 以下、アブストラクト和訳
2015-02-06 13:08:00アブストラクト ビタミンCは効果的な抗酸化剤およびフリーラジカル消去剤である。したがって、ビタミンCは放射線防護剤になるはずである。われわれは、放射線被ばく後のビタミンC治療がマウスの生存にどのような影響を及ぼすかを調査した。全身照射後のマウスにビタミンCを腹腔内投与した。
2015-02-06 13:08:33アブストラクト(続) 7−8 Gyの全身照射を受けた直後に3 g/kgのビタミンCを投与されたマウスの生存率はかなり増えた。しかし、3 g/kg以下のビタミンCの投与は効果がなく、4 g/kg以上の投与はマウスに害をもたらした。
2015-02-06 13:09:06アブストラクト(続) 照射後に3 g/kgのビタミンCを投与された場合、骨髄細胞の放射線誘発性アポトーシスが低減し、造血機能が回復した。
2015-02-06 13:10:10アブストラクト(続) ビタミンC(3 g/kg)での治療が、7.5 Gyの全身照射後24時間後まで(1時間後、6時間後、12時間後、あるいは24時間後)に行われた場合、マウスの生存が効果的に改善された。しかし、36時間後以降の治療は効果がなかった。
2015-02-06 13:10:32アブストラクト(続) ビタミンCの治療が2度行われた場合(1.5 g/kgを、照射直後および照射の24時間後の2度、合計3 g/kg投与)、7.5 Gyの全身照射後のマウスの生存が改善され、それに伴い、放射線誘発性のフリーラジカル生成物が抑制された。
2015-02-06 13:10:56アブストラクト(続) 結論として、ビタミンCの大量投与は、放射線被ばく後であってもマウスの放射線死を低減させる可能性がある。 (以上)
2015-02-06 13:11:17防衛医大の論文「放射線照射されたマウスの高濃度ビタミンC治療は致死性を低減した」(タイトル変えました)のディスカッションを和訳したので、以下、連投。
2015-02-06 20:44:48ディスカッション われわれの過去の研究ではビタミンCが急性放射線障害、特に胃腸症候群に対してかなりの放射線防護効果を持つ事が明らかに示されたが、強力な放射線防護効果を得るためには、被ばく前の治療が不可欠だった。
2015-02-06 20:45:27本論文では、8 Gyの致死的全身照射を受けたマウスの放射線死が、被ばく前のビタミンC投与により顕著に低減したことが示されている(図1C)。しかし、ほとんどの事故例において、急性放射線障害の患者を被ばく前に治療することは不可能である。 pic.twitter.com/ty7IVEjdUn
2015-02-06 20:46:10最近の研究で、われわれは、致死性腹部照射後のマウスの生存率が、被ばく前のビタミンC治療のみでは生存率が20%にしかならなかったが、被ばく前の治療に被ばく後の治療を追加することにより、生存率が100%達成されることを示した。
2015-02-06 20:47:22この結果は、被ばくした人たちが被ばく後にビタミンCの治療を受けることに有益な効果がある可能性を意味するかもしれない。
2015-02-06 20:47:58被ばく後のビタミンC治療は、8 Gyの全身照射を受けたマウスでは著しく効果的でなかった(20%生存率)が(図1C)、少し低めの全身照射量(例えば、7-7.5 Gy)ではかなり効果的であった(図1A, B)。 pic.twitter.com/mWkCayT8AZ
2015-02-06 20:48:59