翻訳書でしつこく繰り返される表現

翻訳書でよく見かけて気になる表現を思いつくままに書いてもらいました。訳語選びの参考にさせてもらいます。
文学 書籍 翻訳 ことば
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越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
たとえば blink が出てくるたびに、格好つけて「目をしばたたく」と訳す人がけっこういるけど、読む側からすると、1冊の小説で20回も30回も目をしばたたかれて、うんざりするわけです。「目を凝らす」や「ため息をつく」も同じで、適度に訳語を散らしていかないと、読者は耐えられない。
越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
「おぞましい」もそう。何かほかにないかな。一度、二度ならいいけど、連発すると、くどく感じる言いまわし。 RT @B_Stranger: 絶対に役立つと思います! RT @t_echizen: #翻訳書でしつこく繰り返される表現 というのを集めてみると、役に立ちそうな気がする。
sakana @fishandcrisp
自分自身に言い聞かせ#翻訳書でしつこく繰り返される表現
φ @B_Stranger
@t_echizen とりあえず、いま頻発してるのは、「XXXを覚える」。意識だったり、感覚だったり、孤独感だったり、不安だったり。どうしたものか・・・。#翻訳書でしつこく繰り返される表現
福嶋 美絵子(はらぺこ翻訳者) @Eugene_Roserie
「最も○○なものの一つ」 #翻訳書でしつこく繰り返される表現 /さすがに文芸翻訳ではあまり見なくなりましたが、分野によっては相変わらず。最上級を使いたい所だけど一番と言い切っちゃうと語弊がある、という微妙な気持ちをもっと他の言葉で料理したっていいと思います。
YuKI@くんろく親方 @yumekutteikt
にやっと笑う・にやにや笑う #翻訳書でしつこく繰り返される表現  繰り返しじゃないんだけどgrinとsmirkをどっちも「にやりと笑う」にしてた本があったなぁ
越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
有数とか屈指とかね。これは半分日本語化しつつあるかも。RT @Eugene_Roserie:「最も○○なものの一つ」 #翻訳書でしつこく繰り返される表現 //最上級を使いたい所だけど一番と言い切っちゃうと語弊がある、という微妙な気持ちをもっと他の言葉で料理したっていいと思います。
越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
「〜しつつある」も、もともとは翻訳特有の表現だったそうです。もう自分は気にならないけど。 #翻訳書でしつこく繰り返される表現
越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
薄幸の美女も臆病な少年も、みんなチェシャー猫みたいなことカありますね。RT @yumekutteikt: にやっと笑う・にやにや笑う #翻訳書でしつこく繰り返される表現  繰り返しじゃないんだけどgrinとsmirkをどっちも「にやりと笑う」にしてた本があったなぁ
越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
「なぜなら」も「〜するやいなや」も、いまだに根強い人気があります。 #翻訳書でしつこく繰り返される表現
yum (milan/a priori) @yumeran
翻訳書では、老いも若きも男も女も、やたらと「微笑む」気がします。 #翻訳書でしつこく繰り返される表現
越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
原文のせいの場合もあるけど、せめて5、6種類の訳語のバリエーションがほしいですね。RT @yumeran: 翻訳書では、老いも若きも男も女も、やたらと「微笑む」気がします。 #翻訳書でしつこく繰り返される表現
越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen
これはしつこいというより、ほとんどの場合、誤訳ですね。RT @wani_no_tamago: 「ドアを後ろ手に閉める」がいちばん気になる。#翻訳書でしつこく繰り返される表現
葛葉 @Cuznoha
しつこいとまでは思わないが、身体の動きによる比喩、感情表現、意思表示、描写。「肩を落とした。」「頭を抱えた。」「幾度も足を組みかえた。」「顎をなでた。」「眉間に指をあてた。」「深く頷いた。」「口をへの字に結んだ。」「首を横に振った。」  #翻訳書でしつこく繰り返される表現
Yumiko ”miko” F @nest1989
眉を上げる 片方の眉を上げる 眉を吊り上げる #翻訳書でしつこく繰り返される表現
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
発言の引用(つまりカギかっこでの文)で段落を締めくくってユーモアや皮肉をとばしたがるのは英語の癖なのか。 #翻訳書でしつこく繰り返される表現
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コメント

未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年2月6日
「うんざり」かな? あとawfulを「ぞっとする」みたいな疑似オノマトペとか?
山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 @hirorin0015 2015年2月6日
僕も自分の小説で「にやりと笑った」という表現が多いのが気になってるんだけど、じゃあ他にどう書けばいいのか悩む。「にやり」はやっぱり「にやり」と書くのがいちばんしっくりくる。
@izanamu 2015年2月6日
自分は逆にあの独特の不思議な言い回しが如何にも「外国語の翻訳を読んでいる感」が醸し出されて好きなんですが…。
wot-object @wot_object 2015年2月6日
"off course"を「もちだぜ」と翻訳されるとつらい。かなりイメージが限定されてしまう。
名無しブラックハンド総帥 @nns_blackhand 2015年2月6日
この手の言い回しは、日常会話では滅多に(全く)使わないけど、書物ではよく見られる…ある意味「現代の文語表現」なのかもしれず。
大石陽@聖マルク @stmark_309 2015年2月6日
「目をぐるりと回す」とかよく見るけど、具体的にどういう状態なのか想像できないので適当に流している。どうせジェスチャーは国によって意味違うし……。
カスガ @kasuga391 2015年2月6日
howeverを「しかしながら」、becauseを「なぜならば」、ratherを「と言うよりむしろ」、despiteを「にもかかわらず」 #翻訳書でしつこく繰り返される表現
カスガ @kasuga391 2015年2月6日
stmark_309 roll eyesで画像検索かけるとわかると思いますが、基本的には白目を剥いて「やれやれだぜ」という感情を示すジェスチャーです。確かに日本人はこういう顔あんまりしませんよね。
カスガ @kasuga391 2015年2月6日
と言うか、roll one's eyesを「目をぐるりと回す」は、show one's teethを「歯を見せる」、curl one's lipを「唇をめくれあがらせた」と同じ類の誤訳だよなあ。
重-オモ- @__oMo__ 2015年2月6日
実際の動作とはニュアンスが違う訳語を別々の翻訳者も継続して使っているのなら、翻訳者自身もその動作の明確なイメージがないのに疑問を持たないのか、またはこの動作はこの言葉を使うと信じこんでいるのだろうか
ジョージ2世 @GEORGE221 2015年2月6日
「ばかげた」も気になる。日本語になってない感じがする。 #翻訳書でしつこく繰り返される表現
ゆゆ @yuyu_news 2015年2月6日
スピーチの訳でよくみる「誇りに思う」
Tz @Tzweet 2015年2月6日
読む方として強く翻訳家さんの皆さんに申し上げますが、全く気にならない上に同じ表現を散らされるのは単純に不快で不便なのでその努力を是非やめてください。
Yu Yamaguchi @Yu_Yamaguchi_ 2015年2月6日
翻訳語由来の表現って日本語小説にも結構取り入れられていると思うんだけど、それを使ってはいけないことになったら日本語小説もうまく書けないような気がする…。
Abe Thoru @kyou_sen 2015年2月6日
全く散らすな、とは言わないけど、原文であえて同じ表現を繰り返し使ってる可能性を無視して散らされるのは、原文の趣旨を台無しにしてる気がする。
もふもふ とろろ @mx_mofmof 2015年2月7日
修飾語だけが違う同じものを並列したとき後のものに使われる「~のそれ」(例:被害者の証言と目撃者のそれとでは相違点が多い)
マリンバ @marinba_555 2015年2月7日
「翻訳」と「意訳」の線引きをどこまで許すか、でもあるかな。やりすぎると超訳になっちゃうし。 翻訳支援ツール使ってたら同一表現増えるけど低コスト早期納品可能だから、なかなか難しいところだわな。
KITI @KITI_TW 2015年2月7日
小説の場合は挿絵で補完してくれると助かるかな。いくら文章で表現されても、イメージできないものはできないので。
MSL@Sanatorium @MSL_Sanatorium 2015年2月7日
「実際」「ブッダ」「奥ゆかしい」
type-100 @FAtype100R 2015年2月7日
one of 最上級は日本語でも積極的に使われることで違和感が解消されるべきだと思っている
きゃっつ(Kats)⊿4/7日向坂大阪個別 @grayengineer 2015年2月7日
描かれている内容が日本人や日本、日本文化についてであれば別として、そうでなければどれだけ言葉を選んでも原文をネイティブが読んだときに感じるのと完全に同等な概念や意識を想起させる訳というのは究極的には無理だと思う。なのでこういう話題はあるあるネタとしては面白いけど、訳者の批判につなげるのはよろしくないような気がする
きゃっつ(Kats)⊿4/7日向坂大阪個別 @grayengineer 2015年2月7日
たとえば英語圏だとクシャミをした人に周囲の人が"Bless you"と言ったりする。これはクシャミの音に似た言葉にひっかけている、一種の言葉遊び的な意味を持った、ひとつの慣習的なものだけど、これを「お大事に」と訳しても日本文化にはそういう慣習がそもそもないので必然性のないセリフとなり意味が通じない、または違和感がある。かといって何も言わなかったことにすると前後のストーリーのつながりに支障が出たりする。
きゃっつ(Kats)⊿4/7日向坂大阪個別 @grayengineer 2015年2月7日
なので「慣習も考え方もいろいろ違う、異文化を描いている」という前提で、その「違和感」を受け入れて読むしかなく、それが翻訳文学というものだと思う。違和感をなくすには、描かれている対象の文化を経験して学んだうえで、原文で読むしかない。
きゃっつ(Kats)⊿4/7日向坂大阪個別 @grayengineer 2015年2月7日
マンガなんかでも文化によって表情の描き方や感情の表現の仕方など、全部それぞれに違いがあるのは読んでみるとすぐわかるでしょ。状況や感情を表現するときに使う言葉や手法そのものが文化に依存しているので、「なぜこの場面でこういう感情を表現するのにこういう言葉なのか」を問うても「そういう文化だから」としか言えなかったりする
寿命 @hisa_ino 2015年2月7日
原文でいろいろ類義語を使ってるのに同じ日本語で訳すのはそりゃダメだとおもうけど、せっかく原作者が同じ単語使ってるのに違う単語で訳すのって、誤訳に近いんじゃないの?
Ernest Croft @middlander 2015年2月7日
最初のページしか読んでないですけど、ごく一部を除いて単なる「個人的に気に入らない訳語発表会」になってるじゃないですかこれ。訳語にケチをつける前に、日本語で書かれたハッシュタグの主張を正しく理解するべきなんじゃないかなぁ。
寿命 @hisa_ino 2015年2月7日
よくある戸田奈津子誤訳批判の一つに "Father!" を 「父さん」って訳してものすごく馬鹿にされてたんだけど、いや、それってあってるだろ、って思う。実際、キリスト教徒は神を父と思ってて、だから Father と呼ぶわけでしょ。なんでもかんでも「ここの意味は本当はこうだから」って訳し過ぎちゃうのはむしろ誤訳だろ、って思うのだが。
志保 @shiho_2011 2015年2月8日
hisa_ino 数十年間教会に通ってるし他の教派の人との交流もありますが、日本のキリスト教徒が神様のことをお祈りの中含め「父さん」と呼ぶのは聞いたことがありませんね。 「父よ」なら解りますが。
JBOYSOFT JunjiSuzuki @jboysoft 2015年2月8日
このあたりの話が好きな人には柴田元幸と村上春樹の翻訳夜話がおすすめです。電子書籍の可能性や付加価値がこの問題を解決するかもしれませんね。それほど詳しくないけど山西英一さんや大久保博さんの翻訳はとても好きです。あくまで私見ですが。(マネ)
パブリックエネミー🔞S.A.M. @SAM_tak 2015年2月9日
one of 最上級は最も、日本語においても多用されて違和感が解消されることを望まれている表現の一つだ(パクリ)
smw @Shi_MeiWo 2015年2月9日
Who knows ~ ? を「まさか~なんてね」って訳すのすき。
NAZKA-U-KWS-68 @Chiether 2015年2月9日
私もこの意見だな。 原文でもウンザリするほど繰り返されているなら。翻訳でもウンザリするべきだ。 > 原文でいろいろ類義語を使ってるのに同じ日本語で訳すのはそりゃダメだとおもうけど、せっかく原作者が同じ単語使ってるのに違う単語で訳すのって、誤訳に近いんじゃないの?
ウミドリくん @umidori_kun 2015年2月9日
「使っちゃいけない表現集」じゃないのに、なんかずれてるコメント多すぎ。
ウミドリくん @umidori_kun 2015年2月9日
本編の面白さをコメント欄が台無しにするまとめの代表例。
ウミドリくん @umidori_kun 2015年2月9日
どう見てもマッチョだろという主人公の一人称が「ぼく」。
HANATARAY @hanataray 2015年2月10日
割りと好きですけどねえ、翻訳文学特有の表現。「唾棄すべき」だの「名状しがたき」だのw
彫木🌕環(サヨナラ安倍首相) @CordwainersCat 2015年12月8日
私は翻訳調の何だか日本語としてこなれてない表現好きですけどね。「ああ、異文化に接してるんだ」と言う気がして。
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