児童養護施設・児童自立支援施設の今後について

児童養護施設と自立支援施設の心理職の方が語る児童福祉施設の未来と現状
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いま~じゅ太郎♪ @image_taro

入所児童に対する職員の配置基準が5.5:1から4:1になったことは喜ばしいことだけれど、現実問題としては都内だけでも140〜150人も職員が増えることになるらしい。そもそも、募集を出しても人が集まらなくて苦労するぐらいだから、これがどういう事態かは言わずもがなだろう。

2015-02-06 18:41:31
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

そもそも児童養護施設で仕事をできる人材が不足しているのだ。教育課程でも児童養護施設の仕事の実際を生々しくかつ魅力的に学生に伝えられる教員がいないようで、実習に来る学生が実習を経て「就職先のひとつとして考えてもいいと思うようになった」と言ったりする。

2015-02-06 18:46:05
peeoka @peeoka

@image_taro 正式な発表はまだですが、児童自立支援施設も3:1となるような話を聞きました。配置基準は手厚くなっても、人材確保は大変ですよね。児童自立支援施設も、夫婦で寮持ってくれそうな人材は不足してます。一応身分的には公務員で、収入は安定してるんですけどね。

2015-02-06 19:13:22
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@peeoka そうなんですか〜。昔ながらの夫婦小舎制って、実際のところどの程度維持できているんでしょう?そんなに配置が増えたら、なおさら難しい気がしますね。

2015-02-06 19:19:49
peeoka @peeoka

@image_taro 心理職も情緒障害児短期治療施設と同じ配置基準になるとも聞いたので、児童自立支援施設の心理職も、今後募集が増えていきそうです。

2015-02-06 19:20:17
peeoka @peeoka

@image_taro 今は交替制が主流で、夫婦制維持してるところって、全国的には3割程度だったかなあ。夫婦制の寮は、なかなか休みが取れず負担が大きいので、新しい配置基準でフリーの児童自立支援専門員を増やして、三人目、四人目としてサポートする方向に持っていくと思います。

2015-02-06 19:28:57
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@peeoka そうなると、児童自立支援施設も矯正よりも治療のニュアンスが強まるということになりますね。しかし、それは大激変ですね。児童自立支援施設の方が児童養護よりも変革の痛みが大きそうです。

2015-02-06 19:42:14
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@peeoka しかし、そうなると情短との差別化が問題になりますね。一応、児童自立の方に虞犯ケースを…ということになっているけれど、今以上に境界が曖昧になるような気がします。

2015-02-06 19:46:26
peeoka @peeoka

@image_taro そうなると思います。ただ、下の厚労省の調査を見てると、指導上特に留意してる点について、情短施設が心理的対応を重視しているのに対し、児童自立支援施設は、心理的対応より社会的規範を圧倒的に重視してるんですよね。mhlw.go.jp/stf/houdou/000…

2015-02-06 21:10:21
peeoka @peeoka

@image_taro 情短と児自立のケースの差異がボーダレスになる中で、対応する施設職員は、心理的対応と社会的規範をどちらを重視するか、迷い揺れていく時代になるんでしょうね。

2015-02-06 21:16:45
peeoka @peeoka

@image_taro 恐らく情短も児自立も、両面を兼ね備えたハイブリッドな施設になっていかざるおえない。それは必然的にケアワーカーへの要求水準を引き上げ、組織を疲弊させていくかもしれません。施設内心理職は、そうならないために、どれだけ組織をサポート出来るかが問われるでしょうね。

2015-02-06 21:28:59
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@peeoka 児相の心理司に、これはどっちのケースなのかを見極める目が求められるようにもなり、同時にそれぞれの施設にどんなケアが得意なの?ということが問われますね。心理職の見立ての力がより一層問われるようになりそうです。

2015-02-06 21:34:13
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@sunaga_322 保育士の資格があれば一発でOKです。あとは、心理・福祉・教育系の大学を出ていれば、任用資格で「児童指導員」という資格がつきます。

2015-02-06 21:42:30
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@sunaga_322 まぁ、資格云々も必要ですけど、要は重篤なトラウマ抱えた子供たちの治療的子育てをする仕事ですから、かなりの専門性を要します。少なくとも勤めながらもかなりの向上心と研鑽を積む意気込みが必要ですよ。

2015-02-06 21:46:58
peeoka @peeoka

@image_taro 田中康雄さんの講演の中で、どの施設がその子に相応しいかは、明確な基準とか根拠はなくて、敢えて言うなら、その施設でその子が生活しているイメージがわくかどうかだというお話があって、成る程そうだなと。ケアを含んだ生活がどうフィットするかの見極めが重要なのかも。

2015-02-06 22:11:38
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@peeoka その感覚は、とてもよく分かるような気がします。けど、そのイメージが湧くということは、総体的に捉えて一挙にそのイメージが湧くという感じでしょう?吟味すると、どこかで何かが基準になっているわけですよね。そこをやっぱり従事者が共有できてないとマズいですね。実務的には。

2015-02-06 22:18:26
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@peeoka 多分、そこで生活しているイメージが湧くということは、そこでそれなりに生活できているということが何となく分かるということだと思うんです。ということは、どんなニーズがあって、その施設がそれに応えられるという期待が、何となく持てるんだということですね。

2015-02-06 22:26:16
peeoka @peeoka

@image_taro そうです、もちろん基準はありますよね。大事なのは、施設入所というのは、その子にとって一大イベントだということ。施設の種別によっては、その子の自由度も大きく変わります。その子がそこで生活し頑張れるかどうかを思いをはせる事がアセスメントする上で重要なのかと。

2015-02-06 22:47:50
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@hana570105 @peeoka いや違って当然だし、ある程度仕分けは必要なのは間違いないです。でもね、そんなにキレイには分けられない複雑なケースだらけで、実際にどっちに入れてあげたら役に立つのか迷うケースは結構あるんだと思いますよ。

2015-02-06 23:00:12
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@hana570105 @peeoka いや、分かりづらいというより、問題・課題が輻輳しているんです。幾つもの要因が重なり合っていることは分かっている。要はどこがベターか…ということの判断なわけで、この判断が子どもの将来を左右するかもしれないから、迷うことは必然だと思います。

2015-02-06 23:13:36
peeoka @peeoka

@image_taro 僕が情短施設にいた頃、担当の子どもを児童養護施設に措置変更するために、児相で判定してもらったんですが、その時の面接の様子や描画から、この子はまだ情短施設じゃないのと児童心理司に言われた事があります。

2015-02-06 23:15:21
peeoka @peeoka

@image_taro 確かに落ちつかない子でしたが、児童養護施設で生活する方が伸びていくイメージがあったので、必死に説得し、最終的には児童養護施設に措置変更してもらいました。面接という“点”ではなく、生活という“線”でアセスメントできる事が、心理職に必要だなと感じた件でした。

2015-02-06 23:20:50
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@peeoka その感覚は全く同感です。どんな生活の中で伸びていくのかの予測は、できないといけないですね。その点では、児相の心理司よりも、施設内の心理職の方が貢献できそうですし、しないといけないですね。

2015-02-06 23:26:11