性欲以前の性欲的なもの、と、人の「知的」好奇心 - リビドーについて

性的唯幻論序説読書メモてきに。エントリ以前のメモ程度
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m_um_u @m_um_u

「もともとにして不能なネオテニーとしての人類の性欲は性幻想によって支えられている、がゆえに、社会の中心としての男の性欲は無理矢理に女性器にむかうように設定される。すなわち女性=穴である」、というのは極論にしてもまあ強力で

2015-02-09 04:58:34
m_um_u @m_um_u

とりあえずそれをある程度首肯するとして「であるがゆえに、性欲と愛情とは別のものである。フロイドは性欲が昇華して愛情に至るというがそこに規程の関係性はない。女に性欲を感じるが愛情がないひとはいるし、逆に愛情は感じるが性欲がない人もいる」

2015-02-09 05:00:20
m_um_u @m_um_u

このあたりをみつつ「それにしたがうとすると、性欲=愛情→性愛、とするのはヘンタイな幻想を愛としている勘違いでありヘンタイ行為なのだよなあ。。高度な」というところに帰り着き、いつかそういうことおもったなあとかおもったのだけど先日某女史も「家族とセックスするの気持ち悪い」とかいってた

2015-02-09 05:01:52
m_um_u @m_um_u

まあ彼女の家庭の場合、愛情というのがないのだろうからまた別だろうけど

2015-02-09 05:02:14
m_um_u @m_um_u

あと、「性器すなわち穴に関心が行くように幻想は設定される」「性倒錯としての穴への関心が人類の男性の性欲の初期設定としてある」とするとアナルセックスへの関心とかもその文脈になるのかなと某おーつねさんをはためしながらおもった

2015-02-09 05:03:43
m_um_u @m_um_u

彼の場合はわかりやすく女を穴として扱う男性類だとおもうんだけど、そういう彼の場合は「穴の関心の延長としてより刺激のある穴を」程度のものであり非常にわかりやすくその辺が解けそうに思いつつ(あと彼に類する幼稚な性欲と女性観のひとたち

2015-02-09 05:04:44
m_um_u @m_um_u

それとは別のガチフェチアナル性向のひとは肛門期こじらせてるのかなあ、とか。あるいは彼みたいなタイプの人でも発達段階での肛門期のこじらせが規程にあるからアナルに行くのかな、とかなんとか

2015-02-09 05:05:51
m_um_u @m_um_u

加えていうと、岸田は「ネオテニーの人間は本来ならセックスしようとしない。子育てもしない」「セックスするのに幻想が要り、それに従う」「最初のセックスもそうだった」、とか言うけど自分はこのへん違うと思ってる。最初は動物と同じだろ

2015-02-09 05:07:17
m_um_u @m_um_u

そんで、その際の動物的誘因というのは、なんかしらんけど性器が膨張してむずむずしてきて、目の前の異性も似た感じで、、てとこがあるとおもう

2015-02-09 05:08:07
m_um_u @m_um_u

そこで性器を挿入、あるいは挿入を受け入れる、となるところが生物的におかしく異常なんだけど(正規以外の部分で考えれば身体に手などの異物を入れているのと同じなので)

2015-02-09 05:08:46
m_um_u @m_um_u

この異常性は猟奇的好奇心だったんじゃないかとおもふ。すなわち中世のあまり次男などが嫁さんもらえずセックスできないので家畜の穴で性欲を満たしていたのと同様

2015-02-09 05:09:55
m_um_u @m_um_u

女性側からしても猟奇的好奇心に寄って受け容れたのではないかと思うけど、自分は受け入れはしない方なのでよくわからんな(現在だと肛門性交において慣れれば某機関が刺激されて第二の世紀的刺激があるみたいなのは知られているけど

2015-02-09 05:11:16
m_um_u @m_um_u

そして、この猟奇性というのは犯罪とかそういうのではなくビザールな文化への関心につうじ、その方面の人類の関心のあり方としてあるのだろうなとかおもふ。性欲として分化する以前の、リビドーというかそういうの以前というか(あるいはフロイドはそういうのをリビドーと読んだのかもだけど

2015-02-09 05:13:00
m_um_u @m_um_u

ハンス・ベルメールの球体関節人形は猟奇的で、でもあれはナチ的なアレゲな機能的合理性に対する内破を表す思想性の表現ということではあるんだけど、それを表象-ファッションとして受けた層があらわしていったビザールがアル

2015-02-09 05:14:18
m_um_u @m_um_u

あのへんの関心は、慣れてないと犯罪に通じそうなキモさがあるとおもうんだけど、そういうのではなく、さっきいったような性欲に分化以前の猟奇的関心があるようなかんじ(あと、それをしつつ、猟奇される人形自身に感情移入してるところがありそう cf.特定男性がポルノで女性のほうに感情移入

2015-02-09 05:15:47
m_um_u @m_um_u

そんで、文化というのは基本的にそういうものなんではないかと思う

2015-02-09 05:16:11
m_um_u @m_um_u

そういう意味で言うと、最初の性欲、というか穴への関心は、いわゆる本能と呼べるようなものではなくもっと文化的?なものだったのかな、というところで岸田のいう話と似てくるのだけど。

2015-02-09 05:17:39
m_um_u @m_um_u

自分的にはそこで幻想といえるほど確固たるものがあったとは思えず、それ以前の未分化な兆しに従ってたように思ってる

2015-02-09 05:17:41
m_um_u @m_um_u

そんで、こういう話を敷衍すると、動物にも文化・内省・ココロはあるのか?みたいなとこにも通じるんだとおもふ

2015-02-09 05:18:37
m_um_u @m_um_u

そんで、本来猟奇的、というところに帰れば、人類が同姓愛的なものもってても何の不思議もない(岸田はそこでどうしても「同性愛という性倒錯が生まれる」みたいな言い方してたけど

2015-02-09 05:21:31
m_um_u @m_um_u

ちなみにこの話の基本として「愛とかも人類における異常な性向・病」という設定がある

2015-02-09 05:22:31
m_um_u @m_um_u

動物に愛があるのか?みたいな話も定期的に上がるけど、あれもさっきの考え方で言えば「そりゃあるだろ。ただ人間ほど愛の構造内部が複雑かつ量的に多かったり、あるいは様式化されてないだけで」ぐらい

2015-02-09 05:37:22
m_um_u @m_um_u

愛、という言葉を使った時点で愛の様式に従った「愛ヽ(´ー`)ノマンセー」みたいなのはいるけど。あれもそれ以前の志向の編成だとおもうので

2015-02-09 05:38:08
m_um_u @m_um_u

そして「意味」 QT m_um_u: なので愛というのは幻想的志向性に基づく病であり文化なのだよ

2015-02-09 05:41:33
m_um_u @m_um_u

なので愛情が希薄とかされるひとたちにも個々の愛的な志向は当然にある。たんに世間的様式としての愛からすればずれるだけなので

2015-02-09 05:42:25
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