胎盤を通ってやってくるものたち 1「TORCH症候群」~母子感染のリスク~
“懐妊→祝い事→生寿司”はダメって云うのは知ってたけど、詳細は初めて知った。→.@Butayama3 さんの「食べられちゃっても生きてるよ。 〜リステリア〜」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/780546
2015-02-10 09:44:55リステリアについての解説の続きです。
@Butayama3 あれ?と思って確認した。生の魚介類にも確かに見られる(2006年調査で1.6%)けど、もともと汚染されてるわけではなく、加工時に他の食品から汚染されたものとのこと| (PDF)リステリア菌 - 食品安全委員会 - fsc.go.jp/sonota/hazard/…
2015-02-10 13:09:11そもそも免疫が低下してるとはどういうことなの。
そして妊婦ってどういう状態?
あと、「免疫力低下」ってのさ。 高める方より、どうなるとうまく免疫機能が働かなくなるのか、そっち知っておいた方がいい?
2015-02-10 13:04:05@Butayama3 この間の説明だと、細胞に紛れ込んで胎盤を通過してしまうからリステリアは妊婦と胎児には脅威なのかなと思ったんだけど。 そもそも妊婦さんは免疫機能が低下してしまうものなのかしら。
2015-02-10 13:06:24@Butayama3 易感染宿主と呼ばれるような、高齢者や乳幼児、病中病後の人を指す。妊娠中に感染する場合は免疫とは無関係に高リスクです。まぁとは言え、実際にヤラれるのは胎児であって、胎児は免疫系が十分に発達してないから「免疫能が低いとやられる」と一般化することは可能かも。
2015-02-10 13:15:41@y_tambe 妊婦というより胎児なのね。 胎児は免疫の作りようがないし、乳児、幼児もわかる。この世に出てから間がないから免疫がないのよね。 病気の人や老人は他にエネルギーを使わなくてはいけなかったり、抗体をつくるチカラがなかったり、免疫細胞自体が病気だったりするのかな。
2015-02-10 15:24:32@Butayama3 老化してくると、骨髄の造血幹細胞から、リンパ球系の細胞、なかでもT細胞がだんだん作られにくくなっていくと言われてます。一方で、骨髄球系の細胞(好中球)の比率があがっていく、と。
2015-02-10 16:26:20@y_tambe B細胞に指令を出して抗体を作らせることも、CTLとして働くのも難しいということかな。#おさらい
2015-02-10 16:46:48@Butayama3 そういうことです。前者はヘルパーT細胞、後者はキラーT細胞の働き。またヘルパーT細胞にはB細胞だけでなく、マクロファージに指令を出して、その働きを活性化するタイプもいる。リステリアとか結核菌みたいにマクロファージに細胞内寄生する菌への防御にはここが特に効く。
2015-02-10 16:49:47そもそも「妊娠」というものは。(仮説ですが)
@Butayama3 横ですが、「妊娠」というものがそもそも「免疫力を下げないと発生しない状態」なのだと思います。胎児は母体からしたら異物なので、それを受け入れる状態になるために体の免疫反応を低下させて異物(胎児)を排除しにくくする、という事を聞きました。
2015-02-10 16:40:51そしてRyoko先生が胎児の免役の話を。
@Butayama3 今さらだけど。風疹も胎児の免疫機能が弱いから問題なのね。元気な人だったら熱と発疹が出て終わってウイルスは排除されちゃうけど、胎児では排除されないで感染状態が続く。それで先天性風疹症候群も起きるし、生まれてきてもしばらくはウイルスが排泄されてる。
2015-02-10 20:54:33@Ryoko_is う、、、なるほど。 風疹のウイルスも胎盤通ってしまうんですね。
2015-02-10 21:12:25@Butayama3 @Ryoko_is リステリアも風疹も、どちらも「TORCH症候群」に含まれます。病原体の種類は違うけど、感染の結果、現われる症状は同じようなもの。
2015-02-10 21:43:07TORCH?とーち?