北杜夫が『ブラックジャックによろしく』を読んだら

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くみかおるの冒険 @ElementaryGard

『ブラックジャックによろしく』を読んでいたら、昭和36年に始まった国民健康保険制度のもと、診察だけではろくに点数(後述)が稼げないので薬をやたら患者にわたして点数稼ぎするという話がありました。

2015-02-11 23:33:03
くみかおるの冒険 @ElementaryGard

tatujin.net/hokentensuu.ht… これによると初診が270点。1点で10円だから2700円。原則3割負担だから810円を患者は支払う。

2015-02-11 23:34:43
くみかおるの冒険 @ElementaryGard

北杜夫の『どくとるマンボウ』シリーズの初期のもので「精神科なんてやってられない。患者さんにひとりひとり全力でつきあって点数はなになに」「もう医者やめる。ガラス細工をやりたい」と愚痴ってるのを思い出した。マンボウ第一作の『航海記』が昭和35年でしたよね。

2015-02-11 23:36:46
くみかおるの冒険 @ElementaryGard

北先生、『航海記』が売れたのと『夜と霧の隅で』で芥川賞をもらったのをきっかけに、医者を辞めてフルタイムの物書きに転身。

2015-02-11 23:38:40
くみかおるの冒険 @ElementaryGard

医療制度の改革と、彼の転身は無関係ではなかったのかもしれない。

2015-02-11 23:39:20