2015.2.12開催 第18回福島県「県民健康調査」検討委員会資料について マキノさんの考察

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Jun Makino @jun_makino

検査対象者は 218,397 人、 そのうち 1 次検査受診者 106,068 人、結果確定者 75,311 人、 2 次検査対象者 611 人、結果確定数 262 人、悪性ないし悪性疑い 8 人

2015-02-12 20:53:47
Jun Makino @jun_makino

結果確定数を考慮した悪性率は 1/4036 。

2015-02-12 20:53:49
Jun Makino @jun_makino

12/26 の時の数字は 1/5119 。あまり変わってないので、定性的な 結論は「科学」 2 月号に書いたのと同じ。

2015-02-12 20:53:51
Jun Makino @jun_makino

本格調査のほうが平均年齢が低い、男性の割合が多い、被曝線量が多い、という傾向も変わらない。但し、統計がよくなっている。

2015-02-12 20:53:53
Jun Makino @jun_makino

男性の割合は 3:1 が 4:4 になったが相変わらず多い。まあ有意かどうかというと有意ではないんじゃないかな。

2015-02-12 20:53:55
Jun Makino @jun_makino

調査時点 18 歳未満の数字をだすと、結果確定者 67,659 人、 2 次検査対象者 428 人、結果確定数 不明、悪性ないし悪性疑い 6 人。

2015-02-12 20:53:57
Jun Makino @jun_makino

2 次検査対象者と結果確定者の比率を全年齢の数字と同じとすれば、悪性率は 1/4835 。これは、「科学」 2 月号に書いた推測から見ると倍程度高い数字になっている。

2015-02-12 20:53:59
Jun Makino @jun_makino

但し、原因は不明。単に検査の進み具合のせいかもしれない。

2015-02-12 20:54:01
Jun Makino @jun_makino

先行調査は 12 月からあまり数字変わっていない ( 新規にでた悪性または悪性疑いはいわき市での 1 名のみ )

2015-02-12 20:54:03

Jun Makino @jun_makino

甲状腺検査本格調査の話。

2015-02-14 18:46:15
Jun Makino @jun_makino

先行調査と発生率を比べるなら、検査時点での年齢を同じにして比べるのが多分よい。

2015-02-14 18:46:17
Jun Makino @jun_makino

例えば 17 歳以下だと、先行調査で 48 名、本格調査で 6 名。

2015-02-14 18:46:19
Jun Makino @jun_makino

本格調査は、確定率まで考慮すると全体の 1/10-1/8 程度しか結果がで てないので、控えめにみて 8 倍するとちょうど 48 名になり、大体同じくらい、 ということになる。

2015-02-14 18:46:21
Jun Makino @jun_makino

もちろん、 6 人での議論なので、ゆらぎはまだ大きくて、 48 人ではなくて 20 人かもしれないし 100 人かもしれないくらいの話。 (95% レベルで )

2015-02-14 18:46:23
Jun Makino @jun_makino

先行調査での年齢分布から推定すると、甲状腺がんが増えていないとし た時の期待値が 20 人くらい、というのは科学 2 月号に書いた数字に相当する。

2015-02-14 18:46:25
Jun Makino @jun_makino

なので、増えていないという可能性もまだ 5% レベルでは否定できない。

2015-02-14 18:46:27
まとめ 2巡目本格検査 玄妙1万分の1仮説 仮説を立てました。 5163 pv 93 1 user 3
Jun Makino @jun_makino

togetter.com/li/783069 玄妙氏の予想は、1次検査、2次検査のどちらでも確定率を考慮していない、という意味で二重に間違っている。

2015-02-14 21:54:35
Jun Makino @jun_makino

@drsteppenwolf 実際に検査を受ける人の年齢分布が予測出来ないので、総数を今推定するのは難しいと私は考えています。

2015-02-14 22:24:10

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