「痴漢犯罪がなくなれば痴漢冤罪もなくなる」ワケは？

クロ @kuromakudaikou

①「痴漢犯罪がなくなれば痴漢冤罪もなくなる」の解説 痴漢冤罪の３パターン １　本当の痴漢犯がいるが、間違って別の人が捕まってしまう ２　ちょっと当たっただけなのに、痴漢だと勘違いされる ３　故意に痴漢被害の狂言を行い、痴漢犯をでっち上げる （②に続く）

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②１は痴漢がいなければ確実になくなるタイプの冤罪。２は…「ちょっと触っただけなのに痴漢と間違われた」「何回も痴漢と間違われた」というTWや、逆に「痴漢が捕まったとこなんて見たことないから、女性が言うほど痴漢被害はそんなに多くない」というTWをたまに見かけます。 （③に続く）

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③このことから、「痴漢に遭っても、痴漢だと指摘する人は少ない」「痴漢だと指摘されなくても、痴漢に間違われたと思い込む人が多い」ことが想定されます。誰であっても、他人の鞄や傘や手が不意に体に当たれば振り返りますし、それが続くようなら避けようとします。（④に続く）

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④自分の鞄や傘や手が他人に当たり、振り返られたり避けられなら、普通は軽く謝るのではないでしょうか？　ところが自分が男性で相手が女性だった場合、「痴漢に間違われた、不愉快だ！」と思ってしまうのでは？　そして女性もまた「故意に触られた」と思ってしまうのでは？（⑤に続く）

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⑤振り返られたり避けられただけで「痴漢に間違われた」と勘違いしたり、鞄や傘や手が当たっただけで「故意に触られた」と勘違いしてしまうのは、つまりは実際に痴漢が存在しているからでしょう。痴漢が存在しない、あるいは稀なものであれば、そんな勘違い自体が起きない。（⑥に続く）

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⑥３の「故意に痴漢被害の狂言を行い、痴漢犯をでっち上げる」行為自体、証拠もなくリスクも高い。逆に笑いものにされる可能性もありますからね。自分の財布を相手の鞄やポケットに突っ込み「スリ」をでっち上げた方が確実でしょう。それなのに何故「痴漢」なのか？　（⑦に続く）

クロ @kuromakudaikou

⑦「故意に犯罪をでっち上げる」のに、何故、確実なスリではなく痴漢なのか？　それは、スリより痴漢の方がリアルだからでしょう。それに味方になってくれる人（特に痴漢被害経験者）が多い。スリの被害者は探す方が難しいのでは？　つまり、スリと同じくらい痴漢が珍しくなれば冤罪もなくなりますよ。

クロ @kuromakudaikou

「痴漢が存在するのは当たり前」「痴漢なんて大したことじゃない」といった社会と、「痴漢をするのははごく稀な異常な人」「痴漢は犯罪」といった社会では、どちらが誤認やでっち上げの「痴漢冤罪」が起きにくいか？　当然、後者でしょ…という話。

クロ @kuromakudaikou

持ち物がなくなった時、「盗られる奴が悪い」「欲しかったら盗めばいい」「盗みなんて大したことじゃない」という社会だったら、「盗まれた」と思うだろうけど、「盗る奴が悪い」「欲しくても盗んではいけない」「盗みは犯罪」という社会だったら、「もう一度探してみよう」って思うんじゃないの？

クロ @kuromakudaikou

警察・司法の問題、監視カメラは個人ではどうしようもないですが、「（被害者がどんな格好をしていても）痴漢したいと思う人は少ない」と世間に訴えていくことは個人でもできることなのに、どうして消極的なんでしょうか？　「痴漢が存在するのは当たり前」の社会で、「痴漢冤罪」をなくせるのですか？