MASTER TAPE「TM NETWORK“CAROL”の秘密を探る」ほんのこ(@shbttsy74 )さんの連続実況ツイートまとめ
#nhkbsp #tmnetwork 2015年1月、ロンドンを訪れた小室哲哉。中心部のピカデリー・サーカスは多くの人が訪れる繁華街。文化や流行の発信地でもある。その近くにあるビルの中に、かつてはジョージ・マーティンが作ったAIR Studioがあった。
2015-02-15 23:01:30#nhkbsp #tmnetwork そのスタジオで作られたアルバム『CAROL』。1988年発表、2001年にミリオン達成。なぜロンドンで、どのようにして作られたのか。
2015-02-15 23:02:39#nhkbsp #tmnetwork 『CAROL』のマスターテープ。32のトラックに別々の音を収録。1988年、小室は生活の拠点をロンドンに移しアルバムを制作。ミックスはJAPANのプロデューサー、スティーブ・ナイ。ミュージカル仕立てのコンサートや、木根尚登の小説も。
2015-02-15 23:05:17#nhkbsp #tmnetwork 丸山茂雄「(小室が)『TMを役割分担します。僕を1年間ロンドンに行かせてください。自分で次のアルバムを準備します。ウツはNYでダンスのレッスン、木根は東京において広報をやらせます』と」
2015-02-15 23:07:01#nhkbsp #tmnetwork 小室「ロンドンではダンスミュージックのブームがすごくて、カイリー・ミノーグがピークの頃だったと思う。アメリカかイギリスかというと、イギリスじゃないと僕らの作業はできないというか、合うのはこっちだなと」
2015-02-15 23:07:46#nhkbsp #tmnetwork 小室「(A Day〜の)最初の和音は、自宅の電子ピアノで1週間、いろんなことを考えてやってた。やっぱり、ここから何か始まるんだという気持ちがあった。『これだ!』という。あそこから作ったんです。はじめから最後まで」
2015-02-15 23:08:51#nhkbsp #tmnetwork 小室「トレバー・ホーン学校の生徒だよね、ほとんど」木根「それで不思議な響きになってるんだ」小室「変だよね、この2つの音は。真ん中にウツのボーカルが入る。いかに引き立たせるかという。ボーカルのラインがみんなに一番わかりやすくなってる」
2015-02-15 23:10:45#nhkbsp #tmnetwork 大竹健さん(A&R)「宇都宮さんは、日本語で歌を録るので、日本語がわかってるエンジニアの方にやってもらわないと、ということで伊東さんと一緒に」宇都宮「なにせ小室の曲は転調が多いので、しかもそこにハーモニーがあって、そこの苦労もあった」
2015-02-15 23:12:21#nhkbsp #tmnetwork 伊東俊郎「(宇都宮は)なにもトレーニングしてないのに、息が切れない。ブレスを吸うのがすごく上手。口開けてパクっとかむような。それを1回だけじゃなくて100回できるんですよ」
2015-02-15 23:13:18#nhkbsp #tmnetwork 小室「(ピアノは)今よりすごいよね。退化してるんじゃ(笑)」木根「ちゃんと弾いてたんだよ」小室「『ダメだよそんなんじゃ』と怒られた記憶はないけど」
2015-02-15 23:14:39#nhkbsp #tmnetwork 宇都宮「ちょっと音がこもってるよね」木根「ちょっとごめん、(アコギ)録り直していい?(笑)」
2015-02-15 23:15:49#nhkbsp #tmnetwork 大竹「エア・スタジオをずっと借り続けて、『なんであんな有名なスタジオを借りきって仕事してるミュージシャンがいるんだろう』って有名になってた」小室「全員、年齢上下関係なく、専門学校の先生みたいなもの。『まだリズムがタイトじゃない』とか」
2015-02-15 23:17:30#nhkbsp #tmnetwork 小室「それで何回も録り直して。“One More” “One More”が何回続いたかわからないですね」
2015-02-15 23:18:22#nhkbsp #tmnetwork 宇都宮「アマチュア時代から、木根は僕のハモリをしてくれていたので、そこに小室が加わって、なんとも言えない倍音が生まれていたと思う」伊東「マイク1本ずつ立てて歌わせたけど、ビートの刻み方とか日本語の発音が、3人ともぴったり一緒だったの」
2015-02-15 23:19:30#nhkbsp #tmnetwork 松本孝弘「一番大変だったのは、ダンスレッスンですよね。宇都宮さんはいいんですけど、僕と木根さんも演奏しながら踊りをしなきゃいけないのが、とても憂鬱で。でもツアーは楽しかった。毎日が遠足みたいな。CAROLツアー自体が革新的だった」
2015-02-15 23:20:54#nhkbsp #tmnetwork 木根「あの人(松本)、クリーンギターはね、ずっとひとつの音だよ」小室「かわいそうなことやらされてるよね」木根「地味なね」
2015-02-15 23:21:50#nhkbsp #tmnetwork 小室「松本君でさえ『明日行きたくない』と言うような。数秒ごとに録るような、過酷なレコーディング」松本「あんまり覚えてないんだけど、海外の人と録音するのも初めてだったので、何もかもが目新しくて楽しかったですね」
2015-02-15 23:23:03#nhkbsp #tmnetwork パーカッションのスティーブ・シドルニク「TM NETWORKはオリジナルを持っていたね。イギリスの音楽の影響を受けながらも、彼らなりのやり方と解釈で音楽を作っていたよ。小室は基本自由にやらせてくれたんだけど、時には手本を見せてくれた」
2015-02-15 23:26:28#nhkbsp #tmnetwork スティーブ・シドルニク「間に7拍子を入れたり、ひっくり返してちょっと違う感じにする。それが当時のイギリスの音楽ではほとんど使われていなかった。彼らから音楽のインスピレーションを受けたし、これまでにない新しい音楽を作ることができた」
2015-02-15 23:28:24#nhkbsp #tmnetwork 木根「(初めて会った宇都宮は)当時『巨人の星』の星飛雄馬の幼少時にそっくりでした。顔に線が入ってて」宇都宮「絶対ウソだと思いますよ。顔に線なんか入りませんよ。アニメじゃないんだから。イメージでしょうね」
2015-02-15 23:29:29#nhkbsp #tmnetwork 小室「自分の中では焦りを感じながら過ごしていた。ここからどれくらいの期間で上まであがっていけるのかを考えてた」宇都宮「危機感みたいなのは3人共持ってたと思う」木根「頼まれもしないのに有線を回って『ああ、そこ置いといて』って言われて」
2015-02-15 23:31:52#nhkbsp #tmnetwork 山口三平(担当ディレクター)「(音楽番組に出演時)そんなにシンセサイザー持ってく必要ないじゃん、みたいな。でも、それに出たあとの反響は、内輪からも実際のセールスからも明らかだった」
2015-02-15 23:33:17#nhkbsp #tmnetwork 丸山茂雄「アメリカで流行っているものを、誰が早く自分のエッセンスに入れるか、という競争をやるものだけど、小室の音はそれよりはるか先に出るであろうものを取り入れていたと思う」
2015-02-15 23:34:08